
今日は時差ボケで12時半まで寝てた。。。(ヤバい)
たまの休みにいろいろしたいこと、すべきこと(特にクルマの整備とか)があるのだケド、流石に過労気味でゴロゴロと、インディ500観たり、娘とラピュタのDVD観たり。
2017.05.29~06.02 のドイツでのレンタカー、
オペル・ザフィーラ・CDTI のレビューを。
フランクフルト~ミュンヘン、ミュンヘン~フランクフルトをドライブしたので(他の都市にも寄りつつ)、なんだかんだで800km以上を共に過ごした。
■OPEL Zafira CDTI 2016

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オペル・ザフィーラ CDTI、2016年。
ディーゼル・ターボ。ATモデル。
Wikiなどで確認できる「
ザフィーラC(三代目、2011年~)」とは全然顔が異なるが、第四世代の「ザフィーラD」ではなく、どうもCのフェイスリフトらしい。
(四世代の「ザフィーラD」は2018年に登場らしい)
ちなみに、初代ザフィーラは、私が欲しかったスバル・トラヴィックのOEM元(※妻にイヤそうな顔をされたので307SWを買った)。
●エクステリア

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全体に退屈なデザインだケド、↑この「写真」はちょっとカッコイイかも。
今回レンタルしたザフィーラは、ザフィーラC(=三代目ザフィーラ)のフェイスリフト版らしい、と先述したが、フェイスリフト前のザフィーラCの顔は、2年前のドイツ出張時に撮影した以下。

フェイスリフト後の方が締まりがあって、洗練されているのだが、
ありきたりで退屈なデザインとなってしまっているので、私はフェイスリフト前の顔の方が好き。

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・・・なんというか、
サイドビューもリアビューも、トヨタ的。
トヨタは本気出せば優れたデザインのできる会社だケド、 「おまえら日本人にはこの程度の凡庸なデザイン、ダサいデザインの方が売れるから」 というアプローチも良く採る会社だと思っている(グローバルなモデルではあまり採らないが、日本ドメスティックなモデルでは多いと思う)。
で、このザフィーラのデザインは、そういうスタンスでトヨタがデザインしたクルマに近いモノを感じる。
●インテリア

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まとまってはいるのだが・・・
5日間も付き合ったクルマなのに、翌日には「どんなんだったっけ?」と忘れるぐらい、特徴のないインテリア。
↑インパネだケド、ドイツみたいに200km/hオーバーまで使うクルマは特に、
車速は針じゃなく、デジタルでの数値表示がベターだと思う。
今走っている速度が205km/hなのか、210km/hなのか・・・非常に見づらい(=危ない)。
↑シートはOK。長距離移動でも疲れない。
シートヒータあるし。
もう少し、着座位置下げたかったケド。
↑ペダル・レイアウトは好みじゃなかった。
3ペダルMTを前提としたレイアウトだからかもしれないが、結構ブレーキペダルがアクセルペダル寄りで、フットレストから遠いので、左足ブレーキに向いていない。
アクセルペダルは
昨日ブログアップしたJEEP レネゲードや、その他良くある欧州車と違って、0~100%がリニア(最後の10~20%がスイッチになっていない)に踏めるので良かった。
●エンジン+ドライブトレイン
↑この
「ECOTEC」(このクルマでは
「CDTI (Common Rail Diesel Turbo Intercooled) Ecotec」)も・・・
FIAT 500X や
JEEP Renegade
と同じく、FIATのMultijet。
FIAT設計のMultijetを、Adam Opel AGが量産しているようだ。

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※最近、いつもエンジンヘッドカバーを外して撮影するのだが、このエンジンは素直に外れてくれなかった。爪を折ったりしてもイヤなので(時間もなかったし)、やめておいた。
例によって、車検証的なモノを確認できていないので、どのモデルなのかは不明なのだが、
ドイツのオペルのサイトからダウンロードしたザフィーラのカタログ と、車体の「CDTI」エンブレムから整合すると、
2.0CDTI
っぽい。(あんましトルクないので、1.6Lぐらいだと思って乗っていたのだが・・・)
2.0CDTIにも、
96kW/134PS(350Nm)仕様
と
125kW/170PS(400Nm)仕様
があるようだケド、400Nmもトルクがあるようにはとても思えなかったので、前者かな。

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↑ギャレット(=ハネウェル)のターボチャージャー。
UKでレンタルするクルマと違って、「スタートダッシュがスゴい」とかそういうのは全然ナイ。
街中ではストレスは感じないケド、そんなに特徴がナイ(ややモッサリ)なのだが、160km/hぐらいがとても気持ち良い。
最高速は
緩い上り坂: 180km/h
平地: 190~200km/h
緩い下り坂: 210km/h (少し怖い)
下り坂: 220km/h (ケッコー怖い)
といった感じだが、気持ちが良いのは前述の160km/hあたりで、180km/hから上は、車速を増すごとに、風切り音やロードノイズが大きくなる。
以前レンタルした、
Vauxhall Insignia 2.0 CDTi Ecoflex
(あえてレビューしなかったケド、ドイツでも同じオペル・インシグニアを借りたことがある)の方が、
- ガラガラうるさい
- ターボラグが大きい
ケド、今回借りたザフィーラよりも、ターボが効いてからのトルク、パワーはあったと思うし、なんか運転していて楽しかった。
エミッション系のレギュレーション対応でデチューンされたのが、今回のCDTIなのか・・・
あるいは単に、インシグニアよりもザフィーラの方が車格下で、カタログとは整合が取れないケド、やっぱり2.0CDTIではなく、もっと排気量の小さいエンジンだったのか?
・・・それにしても、この、ややパワーがプアと思えるザフィーラでも平地で200km/h出せるのに・・・
下り坂ですら 190km/h で頭打ちする、2Lディーゼル・ターボの
Audi A6 C7/4G Avant TDI ultla140 S tronic
・・・は、本当に残念なクルマだったんだなぁ・・・と再認識。
ディーゼルにしてはメカニカルノイズも排気音も小さい印象なのは、
JEEP Renegade と同じ印象。
FIATのMultijet ってNV面で優秀なのかな??
↑なんかやたらとデカいバッテリーが。
↑ATが残念だった。
久しぶりに、
やたらとトルコン臭いトルコンATに乗った感じ。
トルコンの流体接続感も苦手だし、アクセルを踏み込んだときのキックダウンの制御も露骨で苦手な部類だった。
●足回りとか
カチッとシャープな感じではなく、ゴルフ3あたりまでの、昔ながらのドイツ車の良くも悪くもスタビリティ重視のモッサリテイスト。
今となっては好みが分かれるかもしれないケド、前述のように、160km/hぐらいで本当に気持ち良く走れるので、ドイツ仕様車としてはアリだと思う。
UKや日本だと、もっとキビキビしたクルマにして欲しいところだが、たぶん味付けを変えているのではないかと思う。たぶん・・・・。
あと、
ちょっとカックン・ブレーキなのがイヤだった。
(特に、ちょっと強めのブレーキングをすると、必ず過剰反応をする同乗者がいたので・・・)
●総評
なんか、エクステリア、走りを含めて、特徴のないクルマだった。
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Posted at
2017/06/04 22:58:03