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2008年07月10日 イイね!

「上がりのクルマ」 その19 Daihatsu Atray7 (S221G)

「上がりのクルマ」連載の続き。



■Daihatsu Atray7 (S221G)


2001年に、「上がりのクルマ」 その14 Daihatsu Atray SX Turbo (S82V)で紹介した、アトレーターボからクルマを買い換えた。

アトレーターボはそれはそれで気に入って乗ってたのだが、子どもが生まれたにも関わらず、エアコンは壊れており、チャイルドシートを買いに行ったら

「このクルマのシートには取り付けできません」

と言われたからだ。
なんか軽の1BOXのリアシートでも取り付けできるものとできないものとあるらしい(シートベルトの関係か?)。



・・・で、まあ、アトレーターボも走行距離16万kmぐらいだったし、ボチボチ限界だろう、と買い替えを決意。

当時、貧窮のドン底にあったのだが、祖母が孫全員に
「クルマを買いなさい」
と死ぬ前に200万円ずつ残していてくれた。

その200万円は、「どーせロクなことに使わんだろう」と親の管理下にあったのだが、流石に孫の誕生とあって、使わせてくれた。

貰い物の購入費だというのもあり、基本的に実用的な新車購入が前提であった(私自身も、この時期は特に実用性重視だった)。


で、そのときの検討を思い出すと

GF系インプレッサ・ワゴンは好きし欲しいなあ・・・。でも、もう中古だしな。新しいGG型のインプレッサは好きじゃないし・・・・(GG型インプ乗りの皆様、ゴメンナサイ)」

ゴルフ4、すごく好きなデザインなんだけどな・・・。中古でもまだ200万円以上するんだよなあ・・・・」

「やっぱ1BOXかなあ。実用性的に。」


・・・・で、最終選考に残ったのは、アトレー7と、当時の軽のアトレー(S220V)と、ホンダ・バモス。


ホンダ・バモスは、私がホンダ好きだったのと、鳥山明がデザインしたかのようなスタイリングが好きだった。
クルマというプロダクト・デザインとして、バモスがイケてるか否かはともかくとして、とにかく鳥山明チックなのがツボだった(で、その後、結局バモスもS-MX、ライフと同様に、ヤンキー層に支持されたねえ・・・)。


バモスは、いくつかホンダのディーラーを回ったが、試乗車がなかったのでやめた。
そもそも、CR-X時代に、ホンダ車のボディのヘロヘロ感をイヤというほど感じてたし、4WDという選択肢はあったが、基本的にFFであるバモスは、FF恐怖症の私にはムリかな・・・・・という偏見が強く、試乗できないバモスを買うわけにはいかないな、と。


で、軽のアトレーと、1300ccのアトレー7。
それまでの運転経験上、軽自動車はダントツでダイハツが信頼できた上、ダイハツの1BOXは基本的にFRなので、他のメーカは検討しなかった。


基本的に、軽自動車が大好きだった私は、軽のアトレー(S220V)のCLのデザインの良さもあって(CLは他のモデルと違ってジウジアーロのデザインを改悪していない。ジウジアーロのデザインなのは、最近知ったのだが・・・・)、棄てきれない選択肢であった。


が、試乗し較べてみて、アトレー7に即決した。
ディーラーが、強烈な急坂の麓にあったので、試乗コースが過激だったのだが、登坂性能を含め、乗り較べてみると、やっぱり1300ccは軽よりトルクフルでよかった。


で、新車で購入したアトレー7。

このデザインも、結構好きだった。
以前書いたように、S220Vハイゼットのジウジアーロのデザインを踏襲していて、結局、私の所有したダイハツ車、S80 ハイゼットS82V アトレーターボ、そして、このアトレー7は全てジウジアーロのデザインであったことが後々発覚した。
・・・ある程度、ダイハツに改悪されたデザインだったが・・・・。

後にOEMで「スパーキー」という名前でトヨタからも発売されたが、グリルやランプなど、無駄な装飾が更なる改悪でカッコ悪かった。




アトレー7のパッケージングは今考えてもなかなか魅力的だったと思う。

マンションの上層階などから見下ろすと、カローラと較べても小さく見える全長・全幅に、うまく3列シートを押しこんだミニバンだ。
7人乗れるけど、小さい。
スバル・トラヴィック、ホンダが発売したばかりのフリードなどがこれに相当するが、2001年当時、そういった選択肢はあまりなく、今思い返しても良い選択だったと思う。



アトレー7は、私の車歴の中で、唯一新車で購入したクルマでもあったが、唯一のオートマ車でもあった。
妻も運転するから・・・・とのことで、渋々ATにしたのだが、所有していた5年間、結局ほとんど妻は運転することがなかった。
そういう経緯があり、B4購入のときも妻にはATを主張されたが、MTで押し切った。


●不満点
・トルコンのフィーリング
・コラムシフトの使いにくさ
・内装が極めてダサい
・真ん中列のシートにチャイルドシートを取り付けると、3列目に座るにはかなりアクロバティックな動作が必要
・車重に対してプアなエンジンなので、数人乗るとツラい。
・高回転に伸びないエンジン
・タコメータのないところ

●満足点
・剛性感
・FRならではの自然な動き
・オーバーハングの短さ
・低回転域のトルク感
・全長・全幅が小さいこと
・にも関わらず車内が広いこと


といったところであろうか?

ボディ、足回りなどは結構シッカリしており、B4を買う前に、オデッセイ(現行)、MPV(現行)、トゥーラン(モデルチェンジ前)、ラフェスタなども試乗したが、試乗後、アトレー7を運転しては

「ああ、このクルマ、やっぱり良いクルマなんだな」

と思ったので、よくデキたクルマだったんだろう。
B4のサブとしてミニバンを持つならば、シトロエンC4ピカソを除けば、今でもこのアトレー7はアリだと思う(トルコンがツラいが)。

なんで絶版車になったんだろうか?
このクルマが売れないのは、個人的には少し納得がいかない。



また、このアトレー7を所有してた時期がもっともクルマに乗らなかった時期でもあるな。
電車通勤や徒歩通勤で、土日しかクルマに乗ることはなかった。
そんなのもあり、もっともクルマから興味を失ってた時期でもあった(湾岸ミッドナイトは購読してたけど)。




・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
VW Golf ?
Honda CR-X(EF系)(所有したので候補から除外)

「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
Nissan Skyline GT-R (R32)

「上がりというワケじゃないけど好きだなあ」
Subaru Impreza(GC・GF)



「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
Posted at 2008/07/10 21:04:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記
2008年07月09日 イイね!

「上がりのクルマ」 その18 脱線:Honda S-MX、Life

私の中学時代から現在に至る、クルマ好きとしての変遷と、クルマ歴を綴った「上がりのクルマ」連載

前回「上がりのクルマ」 その17 Subaru Impreza (GC・GF)から、既に2ヶ月が経過してしまった。

本当は、B4の修理中(2008.02.05~2008.03.22)に完結させる予定だったのだが・・・・


・・・で、チンタラ進んでるにも関わらず、ここで更に脱線。



■Honda S-MX (RH1/2)

本ブログを読んでくれている方々は、スポーツセダン・ワゴン(主にスバル)、スポーツカーなどのオーナーが大多数であるため、

 「え”????」

というリアクションを受けそうだが、ホンダのS-MXが登場した頃、実は結構ツボに入っていた。

スバリスト以前の私がイタ車とホンダ・ファンであったことは、
「上がりのクルマ」 その7 Honda
「上がりのクルマ」 その8 Honda2(脱線:KA7・KA8レジェンド)
「上がりのクルマ」 その12 Honda CR-X (EF6) 前編
「上がりのクルマ」 その13 Honda CR-X (EF6) 後編
などに書いた。

ホンダはメーカーとしてのデザイン・ポリシー、クルマ作りのポリシーが明確で、そのポリシーは不定期に変わっていくのだが、この時期(1996年頃)のホンダのそれはそれで好きだった。

自分が、本当にFF車が苦手なのは、長年乗ったCR-X(EF6)ですっかり自覚したし、「走るラブホテル」S-MX(ベンチシートを倒すとちょうどよい位置にティッシュBOXがある)のベンチシートやコラムシフトなどが自分好みの乗り味じゃないであろうことは、なんとなう想像がつく(運転したことのないクルマの評価はしたくないし、カーセックスが容易にできるのは重要なポイントだが)。

なので、スタイリングのみの話になるが、S-MXのスタイリングが好きだったのだ。


プアマンズ・アストロみたいな感じで、ヤンキー層に支持されていたS-MXだが、私にはあまりS-MXにアストロやアメ車を重ねてイメージすることはできず、S-MXには全く別のクルマをオーバーラップさせていた。

「上がりのクルマ」 その11として、本連載で取り上げた「Alfa Romeo SZ (ES30)」と重ねて見ていたのだ(全世界のザガート・ファン、カロッツェリア・ファンからブーイングを浴びそうだが)。


↑Alfa Romeo SZ (ES30)
↓Honda S-MX (RH1/2)


直線と面の関係、ハッチバックの分割線の使い方、腰高感など似てないだろうか?
S-MXのデザインの方向性でCR-Xをリメイクすると、まんまSZになると思うのだが・・・・。

SZと重ねて見れるデザイン、すなわち、自分の好きな方向性のデザインであるわけだが、白に赤のアクセントがよく似合うSM-Xは私の中では十分にホンダのアイデンティティを強く感じることのできるスタイリングであり、アストロとは遠くかけ離れた存在であった。

たとえば、アストロのワンメイク・レースなんて想像できないが、S-MXはトールボーイであるにも関わらず、なんかレーシーで、ワンメイクレースでサーキットを走ってる姿が想像できる(実際に攻めたら怖そうだけど)。


好きなスタイリングだったんだけど、ヤン車として定着してしまったからなのか、最近はすっかり飽きて冷めてしまった。

ところで、S-MXは人気車種だったハズなのに、ホンダは何故やめちゃったんだろ?
トヨタお得意の後出しジャンケンのbBは現存するのに。




■Honda Life (JA4~JB)


S-MXと同時期・同系統のスタイリングの復活したライフにも心魅かれた。

当時の私はアトレーに乗っていたので、雑誌「Kカースペシャル」を読んではライフに悶絶していた。
ウサちゃんみたいでカワイイ・・・と。

ライフは、車種世代を問わず、泉州(=南大阪)では結構な支持を得ているようで、よく見かける。
ヤンママ率が非常に高い。

私はヤンキー趣味なんだろか??


S-MXも、ライフも決して「上がりのクルマ」候補じゃないけど、一時期結構好きだったクルマとして、今回は脱線。



・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
VW Golf ?
Honda CR-X(EF系)(所有したので候補から除外)

「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
Nissan Skyline GT-R (R32)

「上がりというワケじゃないけど好きだなあ」
Subaru Impreza(GC・GF)



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Posted at 2008/07/09 06:10:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記
2008年05月10日 イイね!

「上がりのクルマ」 その17 Subaru Impreza (GC・GF)

もう間が空きすぎてしまって、最近「お友達」登録された方にはなんのこっちゃわからない「上がりのクルマ」連載の続き。



■Subaru Impreza (GC・GF)


ランチア・デルタ・インテグラーレは、WRCでの活躍を見て好きになったわけじゃなく、逆にデルタというクルマが好きでWRCに興味をもった。
対して、インプレッサというクルマは、デルタによって興味をもったWRCを見て認知したクルマ。

当時は特にスバリストというわけではなく、どちらかというと
「スバルってなんかダサい」
「燃費の悪いクルマを作ってるメーカというイメージ」
という、なんとも怒られそうなイメージしかもってなかった。

で、WRCにおけるインプレッサ。
インプがどうとか、WRCがどうとか言うよりも、とにかくコリン・マクレーの走りっぷりが好きだった。



抜きつ抜かれつとか存在しなくても、走ってる姿を見るだけで、なんて面白いんだWRC!!!
と興奮して見てたけど、走ってる姿を見るだけで面白かったのは、結局マクレーだけだった。

コーナー出口からコーナーに向けられたカメラで、他のドライバーが横滑りで浸入してくる映像が続くところを、マクレーだけはいつもカメラに最初に映るのはノーズではなくテールだった。

今も木曜23:00のWRC番組は一応見てるけど、80%以上の確率で途中で寝てしまっている。
マクレー不在もあるんだけど、ダイジェスト過ぎる番組の構成も悪いんだろうなあ。
迫力ある走行シーンを持続して映すことがないのだから。
もはやニュースのスポーツ・コーナーでしかない。


・・・脱線し過ぎた。


WRCなイメージが強いGC・GFインプレッサだけど、私はこのクルマ、基本デザイン、全体フォルムがとても好きである。
顔はE100、E110系のカローラとよく似た非常に退屈なディテールだけど、A~Cピラーの絶妙な角度、独特ながら無駄なく美しいベルトラインなど、非常に魅力的なプロポーションだと思う。

GDインプは、ワザとなのか?ブサイク(皆様ごめんなさい)路線で、迫力でゴリ押しするWRX仕様の武装した姿を美学としているように思えるが、GC・GFはWRXでなくとも素の状態でとても美しいクルマだと思う。
いや、美しさで言えばむしろ非WRXな個体の方が美しいと思う。特にスポーツワゴン(GF)のデザインが好きだ。

↑スポーツワゴンはこんなワインレッドとかが好き


このクルマのデザイナーは

 「フランス人デザイナーに外注したらしい」
 「二代目レガシィ(BD・BG)をデザインしたオリビエ・ブーレイがデザインしたのでは?」(ブーレイはフランス人だよ)

などの諸説がWEB上では見られるが、手島 彰というプロダクトデザイナーによるデザインらしい。
顔はBD・BGレガシィに通ずるので、当時のスバル車としてのアイデンティティを寺島氏が考慮したのかもしれないし、ブーレイが多少関与したのかもしれない。

いずれにしても、かなり美しいクルマだなあ・・・と思ってたら、1992年のグッドデザイン賞も受賞しているんだね、GC・GF(グッドデザイン賞に選出されたプロダクトが本当に良いデザインか?という議論はここではしない)。




1997年だったか1998年だったかに、友人がクルマを買うのに
「ラシーンを買おうと思ってるんだけど、試乗付き合って」
と言われた。

当時、とてもインプに興味があった私は
「インプレッサにせーへんか?」
と提案してみた。
その友人は冬は毎週末スキーに行くようなヤツだし、WRXは不要だけど4WDは必須だし。

で、予想外にも友人も結構ノッてきて、GOOでいろいろ見てたら、南港の中古車屋に良さそうなタマ(GC)があった。
色は黒。
二人で試乗しに行った。

最近の国産車はドイツ車並みもしくはドイツ車以上にドイツ風な味付けをされているクルマが結構多い(ランエボX、レクサス IS、アクセラ、SX4・・・etc)けど、当時の国産車はまだへなちょこだった。
そんな中、GCインプは、当時自分の中のベンチマークだったVW ゴルフ3と較べると頼りないものの、国産にしては随分としっかりした乗り味のクルマだなあ・・・と感心したもんだった。

私はスポーツワゴンのプロポーションの方が好みだったし、友人の用途にも合ってると思ったのだが、友人はその黒のGCをとても気に入って、即決した。

その後、何回か運転させてもらっては、「好きだなあ、このクルマ・・」と思ったのを覚えている。



私がはじめてマトモにスバルを意識した最初のクルマだろうな、GC・GDインプレッサ。

1999年に、ガソリンスタンドでバイトしているときに、2代目インプレッサのスポーツワゴン(GG)の来客があった。
今見ると丸目インプも結構良いのだが、このときは、初代の美しさが完全に失われた新型を見てかなり凹んだ記憶がある(GD乗りのお友達のみなさま、本当にゴメンなさい)。



B4を所有し、溺愛している現在、GC・GF系インプレッサは決して「上がりのクルマ」には成り得ないのだが、GC・GFは街で見かける度に、WRX、非WRXのグレードを問わずに、目と心を奪われるクルマである。



・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
VW Golf ?
Honda CR-X(EF系)(所有したので候補から除外)

「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
Nissan Skyline GT-R (R32)

「上がりというワケじゃないけど好きだなあ」
・Subaru Impreza(GC・GF)



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Posted at 2008/05/10 02:01:48 | コメント(1) | トラックバック(2) | 車遍歴 | 日記
2008年04月16日 イイね!

「上がりのクルマ」 その16 VW Golf

だいぶ間が空いてしまったけど、「上がりのクルマ」連載の続き。



■Volkswagen Golf

友人が乗っていたゴルフ3の3ドアは、ちょくちょく運転させてもらっていた。
「地味だけど、ガッチリしていて、シュアで良いクルマだな」ぐらいに思っていたような気がする。

そもそもドイツ車には興味がなかったし(25歳当時、依然として私はイタ車とホンダ好きのダイハツ乗りだった)。

1999年(mistbahn:25歳)の夏、

 大阪→東京→長野の山奥
  :
 合宿
  :
 長野の山奥→大阪

という旅を、ゴルフオーナーの友人及び、他2名の下僕後輩との4人で、ゴルフを使って移動した。
往路は友人と二人で交代で運転したが、帰路は私一人で7時間かけて長野の山奥→大阪間を運転した。

この片道7時間の移動で、全くといって良いほど、疲労しなかったことが、私のゴルフに対する評価を決定づけてしまった。

それからは、機会ある毎にゴルフを運転させてもらい、剛性感、ステアリングの心地よい重さ、フワつかない足などにイチイチ感心したものだ。
最近の国産車にはドイツ車ライクなものが増えてるし、逆にVWはソフトな方向へと移行しているが、当時の自分の知っていたクルマでは、ゴルフは日本車とはかけ離れた特別なクルマとなった。


1997年(mistbahn:23歳)、ゴルフ4が登場した。

ゴルフ4の現在の世間の評価は知らないが、登場当時は賛否が分かれる・・・というか、アンチな意見も多かった気がする(けど、モデルチェンジ時の新型なんてだいたいそんなもんよな)。
私がゴルフを強烈に意識し出したのは、上述の1999年なので、ゴルフ3でゴルフに目覚めたときにはゴルフ4は既に発売されていたことになる。

世間の評価がどうであれ、私にとっては、ゴルフ4のデザインはモロに私の好きなドイツ工業デザインだった。
ゴルフ4時期のVW・アウディは、Golf、POLO、初代TT、A4(B6)・・・どれも本当にロジックで無駄がなく(よく「バウハウス」を引き合いに出されますね)、かつポップで素敵だと思う。
ゴルフ4にはシルバーの車輌が多いのだが、私には青・赤・黄・黄緑などのモロに原色なカラーリングがとても似合っていると思え、ドイツ的ポップさが前面に出ていて本当に好きだった。


イタ車、ホンダ車のみを10年間ほど好みとしてきた私だが、ゴルフとの出会いにより、「欲しいクルマ=ゴルフ4」となっていた。
FFなのが、自分にとってはかなりのネガであったが・・・。


・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
・VW Golf ?
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「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
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Posted at 2008/04/16 23:35:40 | コメント(1) | トラックバック(3) | 車遍歴 | 日記
2008年04月07日 イイね!

「上がりのクルマ」 その15 Lancia Delta Integrale 前編

B4の復活と、年度末・年度頭の多忙により、すっかり停滞していた「上がりのクルマ」連載の続き。



■ランチア・デルタ・インテグラーレ



私のランチア・デルタ・インテグラーレ好きは、歴が長い(ブログのカテゴリに「デルタに恋して」なんてあるぐらい)ので、「上がりのクルマ」連載のどのタイミングで登場させるか、悩みどころだった。


インテグラーレ全盛期は、クルマ趣味から遠ざかっていたので、そんなに印象にない。
中学生の頃の私には、ランチアと言えばテーマ8.32というクラシカルでコンサバティブなデザインにも関わらずフェラーリ・エンジンを積んだクルマのイメージが強かった。


そんな私が、デルタに興味をもったのは、もうエボⅠも登場していた1993年だったと思う。
大学のキャンバス内に、おそらく教員のものと思われる、赤いインテグラーレ16Vがいつも停まっていた。フルノーマルな状態で、大事にキレイに乗られているようだった。
気になって気になって仕方なかった。
そこを通る度に、立ち止まって、ジロジロと観察したものだ。

その頃からインテグラーレは何かと意識の対象になっていたのだが、1997年にS82V アトレー SXターボ 購入をきっかけに、クルマ熱がぶり返すと同時に、既に絶版車となっていたデルタ、そしてランチアというメーカーへの憧れが爆発した。


私の車歴は
 軽1BOX→2ドアクーペ→軽1BOX→1.3Lミニバン→セダン
という、大変奇妙なものだが、現在B4というセダンに乗っているものの、そもそも
 ・人と荷物を運べる
 ・5ドアハッチバック
が好きである。クルマはそもそも道具としての機能が重要だと思っているのだ。
実はデルタが実用性に乏しいなどと当時は知らなかったのもあり、5ドアハッチバックにして、かつスーパーカーとしてのオーラを放つデルタこそが自分の理想像に思えた。

初代ゴルフ、初代マーチ(マイチェンされる前)、デルタ・・・とジウジアーロの5ドアハッチバックのデザインはワンパターンを極めているが、やはり好きなものは好きである。
インテグラーレのゴテゴテ感はジウジのデザインを改悪したものとも言えるが、やはりカッコイイものはカッコイイ。


1997年当時の中古相場は、16Vが150万円、EVOⅡになると350~400万円だったと記憶している。

10数万円で購入した軽バンに乗る貧乏ミュージシャンだった私に買えるハズもなく・・・・
マルティニ・レーシングの帽子を買ってみたり・・・
ツナギにマルティニのワッペンを着けてみたり・・・
デルタ・インテグラーレ及びランチア関係の書籍は随分と購入したり。
ランチア関係の書籍
※写真には、最近の書籍も含まれてます



大阪府箕面市にBOSCO MOTOというお店がある。
当時のBOSCO MOTOは、現在とは異なり、かなりランチアに傾倒していた。
店内一階には、マルティニ・カラーのインテグラーレのレースカー(Gr.A仕様?ラリーコンピュータなんかも搭載していたと思う)が飾ってあり、ドライバーズシートに座らせてもらえた。興奮した。
店内二階では、いろいろとランチアグッズが販売されており、今でも使用しているHFのキーホルダーを購入した。
HFのキーホルダー

ランチアがWRCを撤退して、ブランド・デザインも大きく方向転換してしまったからだと思うが、BOSCO MOTOもランチア・グッズの取扱はやめてしまったようだ。
一昨年に訪問したときは、店内にはランチア関連グッズはほぼ皆無であった。
店先には、例のマルティニ・カラーのデルタのレースカーと、ランチア・ブルーのデルタが、おそらく店主の足として停まっていたのだが、かなり雑な扱いをされており、なんだかとっても哀しくなったものだ。


デルタへの想いはここでは完結しない。
ここでは「上がりのクルマ」候補として登録し、いずれ「後編」を。


・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
・Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
Honda CR-X(EF系)(所有したので候補から除外)

「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
Nissan Skyline GT-R (R32)




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Posted at 2008/04/07 12:32:22 | コメント(1) | トラックバック(3) | 車遍歴 | 日記

プロフィール

「HAOC 鈴鹿ツイン。
ベストは1枠目の1分11秒141。

自己ベストはコンマ3秒更新できたケド、絶好のコンディションにも関わらず、目標の1分10秒を叩き出せず残念感炸裂😩

3枠目、4枠目と走りのアジャストは進むのにタイムは11秒5、11秒8とズルズル下がった😓」
何シテル?   11/24 17:43
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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