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2009年01月09日 イイね!

【東京オートサロン2009】SUPER GT車両

東京オートサロン2009に日帰り出張してきた。

これから数回に渡って、ちょっとずつ写真を公開しようと思う。

まず、SUPER GT選手権の車両。

SUPER GTはカテゴリ的に長年興味を持てなかった。
「ベース車」に何の意味も持たず、にも関わらずベース車の名を語ることに、個人的に好感が持てない。
また、TVで観たときに、映像的にすごくスピード感がなかったことも好きでなかった理由だ。


ただ、SUPER GTはとても人気があるので、ちょっとかじってみようと、年末にスカパーで2008年のダイジェストを観て、正月に、

■2008-2009 SUPER GT 総集編 公式ガイドブック


を買ってきて読んだ。

で、ちょっと予備知識ができたので、東京オートサロンでのSUPER GT車両も興味をもって見ることができた。



●XANAVI NISMO GT-R



2008年の覇者やね。



●同じくXANAVIのZ33



スーパーGT車両は、後ろからのアングルが面白いと個人的には思う。



●ZENT セルモ SC430



2008年のランキング2位車両だね。
SC430はスーパーGT車両よりも、素のLEXUS SC430の方がカッコイイと思う。
個人的にはGT500のSC430はなんかブサイクだと思う。



●TAKATA DOME NSX







●HANKOOK KTR Porsche 911GT3RS





やっぱGTウイングだよ。



●ORC 雨宮 Racing SGC-7



見た目的にはGT300車両の方がGT500より市販車に近くて個人的には好き。

2009年01月09日 イイね!

【ECU】MAF Sensor Scaling

エアクリを毒キノコに交換してからの実走ログを一行ずつ観察しながら燃調のセッティングをしていて、
ROMの「Primary Open Loop Fueling B」の燃調マップのA/F設定値に対し、A/F計測値が全般にリーン
であることがわかった(Closed Loopに入ってるとかそういうオチではない)。

私は「Throttle Tip-in Enrichment」(スロットルの+方向変化時に、燃調がリーンとならないよう燃料を余分目に噴くためのマップ)を、ノーマルよりもかなり増量しているので、純正交換型エアクリ時代は、基本的に実走ログのA/F値は、「Primary Open Loop Fueling B」設定値よりも基本的にリッチに計測されていた。

なるほど、やはり
HKSレーシングサクションに交換して、純正エアフロセンサにはキャリブレーションが必要
だったワケだ。
(実際の吸気流量よりも少ないMass Air Flow値として計測されているため、そこから実際よりも小さめのEngine Loadが算出され、燃調も点火時期もROMのマップの読むべき位置を間違えている症状)

Engine Loadは多くのマップの基本パラメータなので、これは非常に由々しき事態。

なるほど、「吊るし」のECUのほとんどが「エアクリーナーは純正交換型とする」と条件付けされているのが納得だ。



で、状況的には「Injector Flow Scaling」で燃料噴射量を校正するよりも、やはり「MAF Sensor Scaling」で校正すべきだろう。
あんましScaling関係のマップは触りたくないのだが、ここは積極的に補正する必要がある。



センサ-アンプ或いはアンプ-A/Dコンバータなどの校正は、おおよその計測器では下図のような概念で校正できるようになっている。



y = ax + b

ここで
 a:増幅率
 b:ゼロオフセット
 x:入力電圧(ここではエアフロセンサからの電圧)
 y:計測値(ここではMass Air Flow)


実際の吸気流量よりもMass Air Flowが低く計測されているということは、a(増幅率)かb(ゼロオフセット)のどちらか、あるいは両方が小さいことになる。
b(ゼロオフセット)が小さい場合は、「MAF Sensor Scaling」のマップ全てに定数を足してやればよい。
a(増幅率)が小さい場合は、「MAF Sensor Scaling」のマップ全てを何%が増量してやればよい。


エアフロセンサ~ECUの電気的な構成は変わっていないので、おそらくb(ゼロオフセット)の問題ではないと思う。
仮にbだとして、マップ全体に0.x[g/s]~1.x[g/s]を足したところで、2桁以上のMAF値[g/s]にはほとんど補正にならないし。


なので、a(増幅率)を補正する必要があるとみて、とりあえず、「MAF Sensor Scaling」のマップ全部の値をExcelで×1.02、つまり2%の増量をして様子を見ることにした。

↓それぞれのマスを102%とした「MAF Sensor Scaling」マップ





ちなみに、この「MAF Sensor Scaling」はかなりのマス目を持つマップで、これには感心させられた。

ほとんどの計測器のキャリブレーション用のパラメータは上述のa(増幅率。「スパン」「ゲイン」などと呼ばれることもある)とb(ゼロオフセット)の2項目しかない。
で、センサあるいは、アンプにリニアリティがなく、つまり電圧が比例(図での直線)せずに曲線を描く場合、aとbでキャリブレーションしても中間部分が合わない場合があり、これがよく問題となる。

「MAF Sensor Scaling」のように多数のマス目をもったキャリブレーション用パラメータであれば、当然センサ電圧のリニアリティが悪くても補正が効くワケで、この部分に関してはDENSOのECUを見直した。
(裏を返すとセンサのリニアリティが悪いから・・・とも取れるし、また、スバルやDENSOがセンサの個体差に応じて出荷前にこのキャリブレーションを行っているワケじゃないだろうからそもそも役に立ってないのだが・・・)



この試しに校正してみたROMはまだリプロしていないが、何回か修正→リプロする必要があるだろう。


2009.01.09 23:13 追記:
yukiguniさんの下記コメントが正解の可能性大です。





●レガシィB4(BL5A)のECUチューン関連目次はこちら
●レガシィB4(BL5A) 関連目次はこちら
Posted at 2009/01/09 19:57:18 | コメント(2) | トラックバック(2) | レガシィB4 OpenECU | 日記

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「HAOC 鈴鹿ツイン。
ベストは1枠目の1分11秒141。

自己ベストはコンマ3秒更新できたケド、絶好のコンディションにも関わらず、目標の1分10秒を叩き出せず残念感炸裂😩

3枠目、4枠目と走りのアジャストは進むのにタイムは11秒5、11秒8とズルズル下がった😓」
何シテル?   11/24 17:43
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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