
周囲にご迷惑をかけてしまうほどメタメタな精神状態をリフレッシュするために、久々に残業放棄しての一人夜カート@
舞洲インフィニティーサーキット、21時~22時。
「閉回路」=「Closed Loop」。
エンジンECUではO2センサフィードバックによりストイキに保とうとする領域・・・のことだが、最近はECUだけでなく、油圧回路とか温調回路とか、いろんな「回路」でのClosed Loopに縁がある。
「心の閉回路」をなんとか小マシな状態にもっていくのに、「サーキット」=「回路」=「閉回路」に救いを求めるのもなんとも皮肉な話だなあ・・・・とかネガティブに考えながら舞洲到着。
前回から2ヶ月半ぶりなので、
「今回は感覚を取り戻すだけだろうなあ・・・」
「タイム悪かったら逆にフラストレーション増えたりするのかな?」
とか思ったりも。
●1本目
137号車。
Lap1: 49.40(タイヤ温め中)
Lap2: 41.03(スピン)
Lap3: 42.95(スピン)
Lap4: 38.93
Lap5: 38.76
Lap6: 38.43
Lap7: 38.29
Lap8: 38.35
Lap9: 37.30
Lap10: 38.62
酷いタイム。
前回は3本とも37秒台コンスタントだったので。
マシンのフィーリングは悪くないのだが・・・・。
前回までと、かなりライン取りは替えてみているのもあるとは思うが・・・。
・・・でも、気持ちイイ!
タイム悪くても久しぶりなので、フラストレーションよりもリフレッシュが勝ってるな・・・と。
●2本目
137号車。(←タイムは悪かったケド、フィーリングは悪くなかったので同一車両で)
Lap1: 39.59
Lap2: 39.75
Lap3: 40.33(スピン)
Lap4: 37.83
Lap5: 42.63(スピン)
Lap6: 38.46
Lap7: 43.27(スピン)
Lap8: 38.40
Lap9: 38.09
Lap10: 38.10
やっぱり遅い。。。
速い人(34秒台)と一緒に走ったので、後ろについて引っ張ってもらおうと思ったが、全くついていけなかった。
ただ、後ろについて、「ああ、そういえば目線のこと忘れてたわ」と、途中から目線を意識した走りに戻せたが、それでも遅い。
●3本目
136号車。
137号車のフィーリングは悪くないのだが、タイムが出ないのでクルマ換えて頂いた。
今晩の「速い人たち」に評判の良い136号車。
「エンジンが良いケド、気まぐれで一旦気分を害すると言うことを効かない」車両らしい。
Lap1: 46.60(タイヤ温め中+スピン)
Lap2: 42.22(まだタイヤが温まらずスピン)
Lap3: 38.10
Lap4: 37.61
Lap5: 37.30
Lap6: 37.00
Lap7: 37.75
Lap8: 37.47
Lap9: 36.48 (自己ベスト更新!)
Lap10: 37.15
ガツンとタイムアップした!
平均タイムも2ヶ月半前の37秒台に戻った。
で、Lap.9は自己ベストタイム!!!
これまでの自己ベスト 36.69 から 36.48 に!!!
136号車は、1~2LAP目などは「あれ?なんかパンチがない?」という印象だったが、「パンチがある」=「パワーがある」ワケじゃないのがエンジンの難しいところだな。
舞洲スタッフの方に「どうでした?」と訊かれて、
「線は細いケド、上までキレイに回る感じ。ホンダのNAみたいな・・・・・・。
・・・って、実際ホンダエンジンなんだケド(笑)」
と。
●今回のまとめ
1) ライン取り総合
前回、スタッフの方からは「全てのコーナーの進入が速すぎる」とアドバイスを頂いたので、1本目と2本目では、もっと大きく円弧を描くよう、務めたがキマらなかった。
3本目は、ライン取りを
前回(8月)までの自分のラインに近い鋭角的なものに戻した。
2) セナ足
ただし、
前回(8月)までとの違いとして、この3本目から「セナ足」を使ってみた。
3本目のLap4で「セナ足」を試してみて、「おっ?こりゃイイ感じだ!」と思ってからは終始セナ足で好タイムを刻めた。
これまで、一瞬のアクセルオフでノーズの向きを換えてコーナーに進入し始めたら、後はアクセルベタ踏みしていたが、アクセルオフ~クリッピングポイント~脱出にかけて、「セナ足」でリアのトラクションをコントロールしてみたら、とてもキレイに走ることができ、また、タイムを落とすこともなかった。
「セナ足」なんて、セナしか使えない神技だと思ってたんだケド、少なくとも自分のレベルでのカートではとても有効だとわかった。
3) 各コーナー攻略
1コーナー:
1、2、3本目とも、前回までよりも、「アウト・イン」を心がけた。(前回まではかなり鋭角的に進入してた)
1、2本目は、脱出で膨らんだり、リアを滑らせたりしてロスしていたが、3本目で「セナ足」を始めてから、キレイに攻略できるようになった。
2コーナー:
インベタも大外からのアウト・インも、あんましタイムは変わらないが、ここでも「セナ足」は有効だった。
2コーナーはタイヤ痕でレコードラインがわかりやすいので、ライン的にはこれをトレースするのが良いようにも思えるが、レコードラインを凝視するよりは、やっぱり目線をコーナー出口にした方がベター。
3コーナー:
1本目、2本目は前回良い感じだった、「4コーナー重視で、3コーナーはアウト→イン」で走ってたが、3本目では膨らまずに鋭角的な進入でいっきに4コーナーに飛び込むスタイルに戻した。
4コーナー:
1、2本目は、いつになく失敗しまくった。
3本目は鋭角的な進入からのガツンとしたブレーキングから「セナ足」(笑)。
良い攻略かわからないが、失敗しなくなった。
5~6~7コーナー:
1、2本目では相変わらず7コーナーがダメだった。脱出時にフロントはアンダーで、リアはオーバーみたいなとっちらかった状態で、毎ラップ、7コーナー脱出直後にちょっとカウンターを当ててる状態。こじり過ぎ。
・・・が、3本目では7コーナーも良い感触だった。
結局、7コーナーをなるべくアウト側からスピーディーに脱出しようと思うと、4コーナーまで遡る必要がある。
7コーナーの脱出も「セナ足」が有効だった。
10コーナー:
今回はスピンしまくった。特に1~2LAP。路面温度が低いので夏場よりもグリップレベルはかなり落ちてる。
1コーナー同様、前回までの鋭角的な進入をやめて、もう少しアウト→インを心がけた。
1本目、2本目は進入よりも、そこからのアクセルオンでロスしていたが、ここのコーナーこそ「セナ足」がモロに有効だった。
4) 総合
またひとつ、ベスト更新は大きなタイム差ではないが、走り方としてはネクストステージに突入できた感じ。
ここんところ、体力的にも厳しいし、寝不足なので、来るの結構迷ったが、来てよかった。
とても良いリフレッシュになった。
明日は、気持ちを入れ換えて休日出勤、バリバリ残務を片付けれそうな気持ちに戻れた。
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Posted at 2012/11/03 00:36:37 | |
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