週末のセリカは塗装ブースの中。
まだ塗装工程へはたどり着かず、下地調整のためにサーフェイサーを吹いたところでした。
このあと再び研ぎ出され、より平滑な下地が作られる予定。
こうして塗装ブースに入った姿を見ると、「いよいよ来たな!」と思わせるものがあります。
今回のセリカのボディリフレッシュでは、錆が出た箇所の修復も含まれます。
特にリヤフェンダーアーチに出来ていた錆は完全に除去され、穴には新たに鉄板を追加して修復。その箇所はパテでキレイに復元されていました。
ただ、その修正箇所が少々キレイ過ぎるのが逆に気になっていました。
途中の打ち合わせのときに、この箇所の話になり、「変な話だけど、キレイすぎるのでスポット溶接の凹みを再現できないだろうか?」と申し入れ。
すると「いいですよ!やっておきます」と快諾。
今回見に行くと、その箇所にそれっぽくスポット溶接の凹みが再現されていました。
これはもう、嬉しいの何の!違和感がありません。
フェンダーアーチの角も含め、このあともう少し研いで形を整えるそうです。
それ以外に、フロントフェンダーのプレスラインの再現も頼んでありますが、その形状を再現するために、反対側のフェンダーからこうして型を取り、数箇所にわたって比較しながら形を整えるそうです。
サフまで進んだとはいっても、まだまだ細かな作業は続いていく様子。
最初に設定した希望納期には仕上がらないことが確定しましたが、そこは仕上がり重視で。
こんな注文の細かい客ですが、納期遅れを許容する気持ちと、出来上がりを人一倍喜ぶ準備は出来ています。
秋の東北セリカデーでお披露目することは出来ませんが、来年の春には仕上がっているはずです。
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Posted at
2013/10/29 00:07:52