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2013年07月31日

【307SW】DUNLOP LE MANS4 (LM704) レビュー Part.2

【307SW】DUNLOP LE MANS4 (LM704) レビュー Part.2 先日、投入したダンロップ LE MANS4(LM704)

・静粛性
・サイドウォール剛性感
・ブロック剛性感

については、先日のブログエントリで細かく書いたので、ここでは割愛する。


追加レビューとして・・・



●転がり抵抗?

まず、ステアリングがやたらと軽くなった。

「転がり抵抗が低い」とこうなるのか?(←不勉強)


タイヤひとつ換えただけで、まるで、パワステの性質が変わったかのようにステアリングが軽くなったので、クルマの試乗と評価って難しいなあ・・・とつくづく思う。
いわゆるディーラー等の試乗車は一応、「オイルもタイヤも新しいコンディションで、カタログスペックに近い」ことを前提にしないと評価できないし、コンディションが悪ければそれはディーラー責任(と、指導不足のメーカ責任)だと思うが、吸気温度とかによっても露骨にフィーリングの変わるエンジンもあるので・・・。

中古車や、知人等のクルマの評価はコンディションについての「前提条件」の定義が難しいので、評価には気をつけないとイケないなあ・・・と再認識。




「転がり抵抗」については本当に不勉強で、最高速トライの際には重要なパラメータになること、燃費にはモロに影響すること・・・ぐらいの認識しかないのだが、

「転がり抵抗の低減って、グリップとトレードオフとならないのか?」

という素朴な疑問をもっていたが、そういえば勉強していなかった。



Wikiには

"タイヤの転がり抵抗は、タイヤを構成しているゴムが繰り返し変形する際に起きるエネルギー損失が、(ヒステリシス・ロス)が、転がり抵抗の9割程度を占める" (ソース: JATMA (2009年1月26日), “タイヤが自動車燃費に与える影響について”, 低燃費タイヤ等普及促進協議会 第一回 配付資料)

と書かれているな。

他のWEBソースもいくつか見てみたが、

 ゴムの変形 → エネルギーロスが発生
 タイヤの周方向・断面内の変形×エネルギーロス → 転がり抵抗

というメカニズムらしい。

なるほど。だとすると、

 サイドウォール剛性が高い→変形しにくい→転がり抵抗が低い

となるワケか。


ちなみに、現状の307SW+LM704の転がり抵抗が低いのは、タイヤ交換直後で少し高めのエア圧設定としているから、というのもあるんだろう。



「転がり抵抗」とはあんまし関係ないが、前回のビートの岡山国際サーキットでの走行会で、あまりにタイヤコンディションがタイムに関して支配的なのを痛感したのもあり、近いうちに家にあるMotor Fan illustratedのタイヤ特集号などを読み返そう。





●タイトなヘアピン攻略

埋立地の行き止まりで、制限時速の50km/hからギュッと(あるいはガツンと)減速して、Uターンに近い形で対向車線に入る・・・ということをよくやっている。
普通にブレーキングで前荷重をかけて攻略することもあるし、サイドターンをすることもある。

307SW×LM704でコレをやってみると、REGNO GR-8000と較べて、ブレーキング時の前荷重でフロントタイヤが潰れないので「フロント荷重状態」を感じにくいし、ロード・インフォメーションが希薄なのでグリップを感じ取りにくいのだが、GR-8000と較べるとアンダーステアを誘発せず、シャープでキレイにターンできる。
それでも若干はフロントが逃げている感じ。




●ワインディング走行

307SWではスポーツ走行をしないのだが、せっかくなので、昨夜は仕事帰りに「裏山」でワインディング走行をしてみた。
2011年11月以来。1年半以上ぶり。

先日のブログエントリで書いたように、ロードインフォメーションが極めて希薄なので、グリップしているかしていないか・・・が掴みにくい。

比較的ベーシック走り方でワインディング走行している分には、きちんとラインはトレースできてる感じ。
REGNO GR-8000のときはモッサリした感じだったが、もう少しシャープな印象。

・・・・ではあるものの、ロードインフォメーションが希薄なことに加えて、あんましピッチングやロールが派手な印象もないので、ちゃんとグリップしているのか・・・がイマイチわからない。

神経をタイヤに集中させてみると、フロントタイヤは少しスライドして弱アンダーが出ているようだ。問題になるほどではないが。

あえて、カートのように、ガツンと前荷重をかけた状態でグイッとターンインしてやると、露骨にフロントタイヤがグリップせずにアンダーが出るのはわかる。



タイヤと関係ナイようなアルような・・・だが、H&Rのスプリング投入時のワインディングレビューと同じで、H&R投入後に「結構ワインディングも気持よく走れるようになった」状態は現在も同様だが、フィーリングは結構変わって軽快でシャープな感じになった。

まあ、そもそも307SWはミニバンにしては案外軽いクルマだしな(1430kg)。

で、H&Rのスプリング投入時のワインディングレビューと同じで、とにかくエンジンが非力過ぎるのが目立った。
低回転域はそれなりだが、上に伸びないし、パワー無さ過ぎ。




●まとめ

・とにかく静か

・たわみが少ない(好み)

・ドイツ足じゃなくなってしなやかな足になった。タイヤのたわみは少ないにも関わらず乗り心地が向上した。

・ロード・インフォメーションが希薄過ぎるので、グリップレベルを感じ取りにくいが、アンダーステアが減ったところからはGR-8000よりグリップしている感じ。

・(おそらく転がり抵抗が低いために)ステアリングが軽くなった。




●プジョー307SW関連目次はこちら
ブログ一覧 | 307SW | クルマ
Posted at 2013/07/31 12:42:41

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