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2010年09月01日 イイね!

「上がりのクルマ」 その24 Alfa Romeo 159 後編

私の中学時代から現在に至る、クルマ好きとしての変遷と、クルマ歴を語った「上がりのクルマ」連載

「上がりのクルマ」 その23 Alfa Romeo 159 前編の続き。





■Alfa Romeo 159 続編

Alfa Romeo 159 サイド

↑カッコイイ!!(冴え渡るポストプロダクションby mistbahn)

Alfa 159を間近で見て、触れて、試乗してから、私はすっかり159の虜になってしまった。

何冊もAlfa Romeo系の書籍、雑誌を買い漁った。
自分には高すぎる買い物だけど、マジメにローンも計画した。


先に書いたように、FFなのが多少の懸念事項で、その検証のため、4WDモデルの試乗をさせて頂くことになった。

159のV6 4WDモデルは試乗車がなかったため、兄弟車のブレラの3.2L V6 4WDモデルを試乗させて頂いた。


■Alfa Romeo Brera 3.2 JTS Q4 (V6 / 6MT / 4WD)



試乗車はツーリング グレー。ダークなシルバー。この色、かなりクルマに合っていて相当カッコ良かった。


ブレラって、エンジン・駆動方式・価格設定とか、モロにAudi TTクーペのコンペチだと思うんだけど、なんでTTはやたらと売れて、ブレラは全然売れないんだろう?

そりゃTTは工業製品としてはブレラより良く出来てるけど、この手の「スペシャリティーカー」って、そういう基準で選ぶ人は少ないと思うんだけど。
やっぱり日本人は「目立ち過ぎるブレラじゃ・・・」という保守派(「おくゆかしい」と言うべき?)が多いんだろうか?

そういうウチの実家もTTなんだけども(笑)




↑ブレラはケツのデザインが魅力的だとされているが、私はブレラの重そうなお尻が嫌い。
全体的なシルエットや顔のデザインとの相性を含め、私はブレラよりも159の方が好き。



↑個人的には、ピニンの手が入ったアルファ・スパイダーの方がスマートな感じで、ブレラよりイカしてると思う。
どうせ伊達車なんだから、オープンで!



↑Brera Concept。
良く、ブレラは「コンセプトモデルとほぼ同じデザインで製品化された」と言われるけど、個人的には「ほぼ」に含まれなかった要素が残念ながらスゴくスゴく重要な要素に思える。
ブレラ・コンセプト、カッコ良すぎ。



・・・脱線しすぎた。

●Brera 試乗

さて、ブレラの試乗。
2006年8月20日。159を試乗して魅了されてから1ヶ月後。
試乗車はやはり左ハンドルの6MT。

エンジンは3.2L V6だけに、低い音でトルク重視な感じ。雑味はない。
高回転までスムースに吹け上がるタイプじゃないけど、これはこれでアリだと思う。
ただ、ちょうどこの時期、ポルシェ ケイマンSやMINI Cooper S、ホンダ S2000などに乗った後なので、スポーツカーのエンジンとしてはちょっと大人し過ぎて退屈にも思えた。いいんだけど。


試乗は、モロにオーバルコースのような一般道(空港外周)。
割と高速なコーナリングテストが行える。

4WDは配分が可変式だけど、通常は前40:後60ぐらいだとのこと。
実際に運転した感じ、4:6以上にFRっぽい感じがして、とても好み。
「うぉぉぉ、トラクション!」って感じでは決してないけど、ナチュラルでイイ感じである。

ただ、全体におとなしい感じだった。
スポーツカーっぽくはない。まったり。
デートカー、伊達グルマとしては最高だと思うけど。



で、ブレラの後で、再度以前試乗させて頂いた159の4気筒 FFモデルを運転。


■Alfa Romeo 159 2.2 JTS (FF/6MT)

●試乗再び

3.2L V6 4WDのブレラと比較すると、159の方が大きいにも関わらず、ライトウェイトスポーツのようだった。エンジンも足も。

エンジン音は軽く、トルク感も線が細い。
ほとんど2速で事足りる3.2L V6と違い、ギンギンに回して3速までフル活用しないと走ってくれない2.2L 4気筒の方がある意味楽しい。
ちょっとかつてのホンダエンジンっぽい。

ただ、車格・車重(1570[kg]・・・重い)に対しては、非力。プアな感じ。
ちょっと頑張り過ぎというか余裕なさ過ぎる気がする。
限界が低いと、面白いのは最初だけで、すぐに頭打ち感がある=飽きるんだろうなあ・・・・と思った。


4WDモデルと較べると足回りやステアリング特性も、ライトウェイトっぽい。
とにかく軽い感じがするのだ。
駆動系もエンジンも軽いから当たり前か。
ブレラとのタイヤの違いもあると思う。
一ヶ月前に運転したときはそんな風には思わなかったんだけど。

オーバルコースのコーナーをブレラと乗り較べてみたのだが、FR寄りの4WDを体験した後では、やっぱりFFのフィーリングは苦手だなあ・・・・と強く感じてしまった。


●[2.2直4 + FF] VS [3.2V6 + 4WD]

エンジンは、

・元気だけど線が細くて非力な2.2L直4。
・トルクフルだけど、スポーティーでない3.2L V6

・・・と、両方体験すると、どっちもイマイチに思えた。


駆動系は圧倒的に4WDが好み。
でも、3.2L V6 4WDは、2.2L 直4 FFよりも120万円も高い。かなりムリ。特に妻には理解不能な価格差。
2.2L 直4 4WD設定があっても良いのに。



●問題?

そんなことよりも、実はこの「2回目の試乗」で問題が。

前回乗ったときと、2.2L 直4 FFモデルの159のフィーリングが激変したのだ。たった一ヶ月間で。

なんか剛性感がガタ落ちした。
エンジンも悪い意味で雑な感じになった。

クルマが傷んだのか、その一ヶ月間でいろんなスポーツカーに乗ったからなのか、或いはV6 4WDのブレラの直後だからなのか?

クルマのフィーリングなんて、タイヤの空気圧、潤滑油の古さ、吸気温度なんかでも露骨に変わるので、今考えると、そういったパラメータが原因だったようにも思える。(でも、エンジンはともかく、剛性感ガタ落ちはなあ・・・・)
「試乗」に備え、ベストな状態を保つのもディーラーの使命なんだろうなあ・・・。


当時の私にはそういった「コンディション」という概念は希薄で、クルマが短期間で劣化したようにしか思えず、

「なんだ、『ドイツ車以上の剛性』とか書かれてたけど、やっぱりイタリア製品のクオリティってこんなもんなんだ」

なんて思って、一気に159が色褪せてしまった。

そうこうしているうちに、159のMT設定はあっという間に廃止され、セレスピード設定、トルコンAT設定へと移行してしまった。


159は私の購入候補から外れた。




●現在の視点

購入候補から外れた159だけど、やっぱりルックスは最高にカッコ良いと今でも思う。

B4を購入した当初は、性能とフィーリングは圧倒的にB4が好みだけど、スタイリングの側面から159にはちょっぴりコンプレックスが残っていたもんだ。
現在の私のB4は、自分の好みの見た目にゴテゴテと武装され、私自身の159へのコンプレックスは皆無となっている。むしろ積極的に横に並べたいぐらい(笑)



どの道、今考えると方向性が違い過ぎた。
159で内装やカーぺットを剥がしたり、トランクリッドに穴を開けてGTウイング取り付けたり・・・とか、ちょっと想像できない。(レガシィもBL型では普通しないみたいだけど)

もっとも、この数年間で方向性がすっかり変わってしまったのは私自身なのだが・・・



・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
VW Golf ?
Honda CR-X(EF系)(所有したので候補から除外)

「上がりかどうかペンディング。でも所有したい」
・Subaru Legacy B4 2.0GT Spec.B

「上がりというワケじゃないけど所有したい」
Honda Beat

「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
Nissan Skyline GT-R (R32)

「上がりというワケじゃないけど好きだなあ」
Subaru Impreza(GC・GF)




「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
Posted at 2010/09/01 00:15:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記
2010年08月31日 イイね!

「上がりのクルマ」 その23 Alfa Romeo 159 前編

2008年にコツコツと続けていた、私の中学時代から現在に至る、クルマ好きとしての変遷と、クルマ歴を語った「上がりのクルマ」連載

予定よりも連載が長くなり過ぎたり、価値観が変遷したり・・・・で、長らくサボってしまってたけど、haji.くんからもリクエストがあり、また、「みんカラ」の住人でない何人かの方からも以前に続きをリクエストがあったので、続きを書いてみることに。


「上がりのクルマ」 その22 Subaru Legacy B4 (BL) 前編の続き。
B4試乗以来、Golf5 GTI、Audi A3、VW トゥアレグ、BMW 320iなどいろいろ乗ってみたけど、決め手に欠けていた。





■Alfa Romeo 159

以前にも書いたように、若い頃はずっとイタリア車が好きだった。
乗ったわけじゃなく、単にイメージで。
ところが、アルファロメオには、不思議とあんましグッとくることが少なかった(一時期、やたらとSZ、RZには魅かれたけど)。

156や147の世代以降、やたらと元気なアルファで、注目はしていたけど、2006年3月に妹の旦那の147を運転して、「こりゃ好みじゃねーわ!」と思った。

セレスピードの不自然な挙動。
クイックレスポンス過ぎる味付けのステアリング。
個人的には「楽しい軽快」とは思えなかった。
こういうのが好きな層もいるんだろうけど、私には怖いばっかりだった。



2006年7月15日、家族でのお出かけの帰り道に、ふらりとAlfaのディーラーに寄ってみた。

147の件があり、全くアルファロメオには期待してなかったけど、まあ、じっくり見てみるか・・・と。


Alfa Romeo 159 フロント

間近で見た159はやっぱり、かなりイカしてた!(店内展示は赤)
レガシィやVWパサートヴァリアントなどが一気に色褪せてしまった。

Alfa Romeo 159 リア


内装のデザイン、クオリティにもヤラれた。


試乗車があったので、お願いした。
試乗車は2.2Lの4気筒、FFのモデル。
色は黒。
左ハンドルの6速MT。



乗り味は、想像していたものと全く違った。

ギュッと締まった足と、しっかりと重心を感じることのできるセッティング。
147とは全く違う方向を向いている!

ステアリングは、147同様に回頭性はかなりクイックなのであるが、シビアな感じはなく、ハンドル自体は無駄に軽すぎず、かなり好感がもてた。


エンジンは2.2仕様でもそんなにパワー不足を感じることはなく、硬く締まって上にのびる、4気筒のNAらしい、気持ちのよいフィーリングだった。


私は、すっかり159が気に入ってしまった。完全に予想を裏切られたのである。
従来のアルファロメオの乗り味が好きな人には好ましくないテイストなのかもしれないけど、私にはドンピシャだった。
営業さんの話では、159とブレラで、従来のアルファとはガラリと乗り味が変わったとのこと。


試乗を終えて、妻も159を気に入っていた。
「後ろも思ったより広かったよ」「シートの硬さとかもすごく快適で、乗っててすごく気持ちいい」「デザインもキレイだし」
と、かなりの高評価。
そりゃもう、見た目から女性にはグッとくるんだろう。

どっちかというとクルマ嫌いの妻なんだけど、159にはかなり乗り気で、ローン計画まで検討してた。


気になる点としては駆動方式がFFである点。私はとにかくFFが苦手なので。
ところが、159の4WDモデルは、3.2LのV6となり、130万円も高くなってしまう。

159の3.2モデルの試乗車はないらしいが、ブレラの3.2+4WDはあるそうなので(やはり左ハンドルの6MT)、次回はブレラで4WDとFFの違いを評価させて頂けることになった。



・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
VW Golf ?
Honda CR-X(EF系)(所有したので候補から除外)

「上がりかどうかペンディング。でも所有したい」
・Subaru Legacy B4 2.0GT Spec.B
・Alfa Romeo 159

「上がりというワケじゃないけど所有したい」
Honda Beat

「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
Nissan Skyline GT-R (R32)

「上がりというワケじゃないけど好きだなあ」
Subaru Impreza(GC・GF)




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Posted at 2010/08/31 00:05:36 | コメント(3) | トラックバック(1) | 車遍歴 | 日記
2008年10月15日 イイね!

「上がりのクルマ」 その22 Subaru Legacy B4 (BL) 前編

私の中学時代から現在に至る、クルマ好きとしての変遷と、クルマ歴を語った「上がりのクルマ」連載
「「上がりのクルマ」 その21 Lancia Delta Integrale 後編」の続き。


以下、2006.05.26のこと。



■Subaru Legacy B4 (BL)



「「上がりのクルマ」 その21 Lancia Delta Integrale 後編」でブリ返してしまったクルマ熱。

デルタは泣く泣く諦めたが、クルマ熱そのものはクールダウンできそうになかった。

とりあえず「すぐに」というワケではないが、ダイハツ・アトレー7 (S221G)からの乗り換え候補をいろいろと検討してみることに。



クルマ好きだけど、実用性重視でマイホームパパな私にとっては、やはり、7人乗れるミニバンという選択肢が最適解に思えた。

三代目オデッセイ(RB1/2型)などは、デビュー当時から好きだったが、七人乗りのクルマをいろいろ探していたら、B9トライベッカというスバルの北米向けのSUVを発見した。
水平対向6気筒のSUVで、5人乗り仕様と7人乗り仕様が存在する。





カッコイイ!!
個人的には、マイチェンでフォード顔になる前のB9トライベッカのデザインはとても好きである。

スバルがR1、GD・GFインプレッサと「ファミリーフェイス」としてのザパ顔(実はこの顔デザインはザパティナスじゃないらしいけど)を強烈に推進していた時期で、賛否はあったが、私はかなり賛成派だった。
まあ、アルファから移籍したザパティナスの影響か、アルファロメオ色は強く、B9に関しては本当にアルファ製SUVのようなデザインだ。



内装なんかもスバルとは思えないカッコ良さだ。



私にデルタ熱、クルマ熱をブリ返させた悪友が、
「新婚旅行でレンタルしたレガシィが凄く良かった」
と言っていたこともあり、2006年5月当時、相変わらずのホンダ派だった私であるが、スバルに行ってみた。

最近のスバル車を体感するためと、B9の発売予定のヒアリングに。


訪問したスバルのディーラーには、ビッグ・マイナーチェンジ後、まだ数日のD型のレガシィとアウトバックが展示してあった。
この時期、完全にクルマ音痴だった私は、ビッグマイナーしたことも知らずにディーラーに行ったので、特に何も感じることもなく・・・。


ヒアリングの結果、2006.05当時は、B9トライベッカは「早くて来年秋日本デビュー」という話だった(残念ながら、この話は途中まで国内仕様車の開発を進めておきながら頓挫してしまった)。


で、B9は乗れないが、とりあえず友人が絶賛するレガシィに乗ってみようかな・・・、と。


正直、レガシィなんて
「ああ、あれだろ?あの燃費のクソ悪いクルマ」
ぐらいにしか思ってなかった。
昔、友人の父親がBGに乗っていて、燃費がいかに悪いかだけを語られていたからだ。


D型はまだ試乗できなかった(ここでD型を試乗できなかったことは、自分に重要な影響を及ぼすこととなった)。
試乗車として用意されていたのはC型。


「ターボにしますか?NAにしますか?」
営業さんに聞かれて、ちょっと迷ったけど
「じゃ、ターボで・・・」

ターボの試乗車はBL5C。B4のSpec.B、ATだった。



以下、当時の日記からの抜粋。


クルマが動き出して3メートルほどで、
「コレはイイな!!!」
とすぐに思った。
足、ステアリング、ペダルのフィーリングが想像よりも遥かに自分の理想に近い!

運転した感じは完璧だった。
6年以上前に乗ったインプレッサは「国産の中では・・・」という感じだったが、今回乗ったレガシーはドイツ車以上にドイツな感じというべきだろうか?
緻密なんだけど、しっかり硬い。硬くてダイレクト感があるけど、ゴツゴツしてるわけじゃない。
う~ん、素晴らしい・・・。

大きなクルマなんだけど、イヤな重さやダルな感じは全くなかったなあ。

で、信号を右折したストレートで、ほとんど停止状態から、同乗している営業さんが、
「ここなら思い切り踏んで頂いて大丈夫ですよ。暴力的な加速を体験してみてください」
というので、踏んでみた。
「うぉぉぉぉぉ!!なんだこりゃぁぁぁぁ!」
加速というよりは、飛ぶような・・・停止状態から瞬時に高速域に!
有り得ない・・・。

ATのマニュアルモードはすっかり試すのを忘れてしまってたけど、マニュアルモードじゃなくてATモードもかなりよかった。
マニュアルモードを試すのを忘れてしまうほど、素直なフィーリングだった。

レガシィなんて燃費の悪いだけのクルマなイメージがあったんだけど、完全にヤラれたなあ・・・。
友人が夢中になる気持ちが本当によくわかった。




・・・と、まあ・・・絶賛したワケで・・・・
ミニバンのリサーチに出向いたスバルにて、レガシィにガツンとやられてしまい、「欲しいクルマ」になってしまったワケだ。



今にして思うと、偶然によって試乗車がBPでなくBL、D型でなくC型、GTでなくSpec.B・・・という条件であったことが、極めて重要だったが、これについてはまた「後編」で書こうと思う。


この後、B4購入に至るまでに多くのクルマ(MPV、オデッセイ、Audi A3、VW トゥアレグ、VW トゥーラン、VW ゴルフGTI、VW パサート、マツダ アクセラ、日産ラフェスタ、BMW E90 320i、シトロエンC4、Alfa 159、Alfa Brela、Alfa GT、レクサス SC430、BMW MINI CooperS、ポルシェ ケイマンS、ホンダ S2000・・・・など)に試乗することになるのだが、この試乗ラッシュの最初がレガシィだったことが、2006.05から現在に至る私のクルマ観に大きな影響を及ぼしたことは間違いない。


書きたいことはたくさんあるが、このエントリではBL5C型レガシィB4との出会いに留めて置こう。



・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
VW Golf ?
Honda CR-X(EF系)(所有したので候補から除外)

「上がりかどうかペンディング。でも所有したい」
・Subaru Legacy B4 2.0GT Spec.B

「上がりというワケじゃないけど所有したい」
Honda Beat

「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
Nissan Skyline GT-R (R32)

「上がりというワケじゃないけど好きだなあ」
Subaru Impreza(GC・GF)




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Posted at 2008/10/15 00:36:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記
2008年09月28日 イイね!

「上がりのクルマ」 その21 Lancia Delta Integrale 後編

忘れた頃の「上がりのクルマ」連載
私の中学時代から現在に至る、クルマ好きとしての変遷と、クルマ歴の続き。




■ランチア・デルタ・インテグラーレ



「上がりのクルマ」 その15 Lancia Delta Integrale 前編」でも熱弁したし、ブログのジャンルのひとつに「デルタに恋して」を設けているぐらい、ランチア・デルタ・インテグラーレが好きだ。


2001~2006はダイハツの小さいFRのミニバン、「アトレー7」に乗ってたワケだが、2005年末ぐらいから、旧い友人とクルマ談義で盛り上がっているうちに、デルタ熱がぶり返してしまった。



2006年になると、インテグラーレ16Vの相場は70~80万円。程度の良いものでも100万円ぐらいとなっていた。

かつて、強くデルタを欲していた頃は、貧乏ミュージシャンだった上に、16Vが180万円ぐらいしていたので、9年間ぐらいの間に随分と現実的なプライスに落ちてきたことに興奮してしまった(9年間でそんだけしか価格変動してないのも凄いことなんだけど)。

ちなみに2006年の相場でEvoltioneⅠが150万円、EvoltioneⅡが250万円。



現在の私はランチア・ブルー(濃紺)のEVOや、レーシーな白のEVOあたりに強く魅かれるが、2006年当時の私は、エヴォルツィオーネよりも16V派だった。
どこか抑えた感じが上品というか・・・
旧車っぽいバンパーとかも好きだった。
(ちなみに上記写真は16Vではなく、EVOLTIONE)


以下、当時のmixi日記を編集したもの




●2006.04.30

で、本気でデルタへの乗り換えを妄想してしまい、デルタ取扱店としては大阪で最も有名で信頼がおける・・・と評判の門真のYAMASHOさんを訪問した(家族連れで)。

WEBで見た状態の良さそうな16Vの中古車は、訪問時は売れた直後で、お店になかった。

店内に展示してある、上玉のエボⅡの運転席に座ってみたりした。
店の建物の中の展示車なので、残念ながら運転はできなかった。

噂には聞いてたが、とてもよいショップで、インテグラーレ16Vという車を維持する上でのリスクをかなり丁寧に話してくれた。

とにかくパーツが減ってきていて高くなってるらしい。直せないなんてことはないけど、代用品の加工になるから工賃が10倍以上かかったりする場合も出てくる・・・と。

で、エボⅡについては、16Vとほとんど設計は変わってないんだけど、走行距離が少ないだけでなくタマ的にも随分よいものが多いらしい。要は素性の知れているマシンが多いそうな。
16VとエボⅡの180万円程度の売値の差は、購入してからのランニングコストで相殺されてしまうらしい。

どちらにしても250万円(エボⅡ)なんて金は捻出できないし、やっぱしエボよりも16Vが好き。
速い車に乗りたいわけじゃないし、ファミリーカー寄りのデルタに乗りたい。

で、リスキーな高額維持費について当然・・・というか残念ながら妻の同意は得られなかったので、結構凹んだ一日となってしまった。トホホ。






●2006.05.04

ヤマショウさんの直後も、帰省時に愛知県尾張旭市の某中古会社屋(「UnHappy」に近い名前のショップ)に何台か在庫のあるインテグラーレを見に行った。

店は閉まっていたのだが、店の裏の大きい駐車場にズラリと在庫はあった・・・が、目当ての赤い16Vはなかった。

デルタも、テーマもマセラティも圧巻といえる在庫数なのだが、どの車両もなんだかすごく程度が悪く、また扱いもズサンな感じで、なんだかクルマが気の毒になって悲しくなった。
妻も「ここの店は絶対にイヤ」と言ってた。

なるほど、大阪のYAMASHOさんは本当によい店なんだな、と納得できた。






ヤフオクでも、割と近所からの出品が格安であったので、「現車を見せてください」と約束していたのだが、約束の日までに即決価格で落札されてしまったので、ポシャった。






結局、通勤用だし、通勤も片道55[km]の往復110[km]以上だったので、定期メンテ(タイミングベルト交換)でクルマを預けるのにもムリがあり、諦める形となってしまった。



元から、かなりのインテグラーレ・ファンだったのだが、スーパーカーなんかと違い、
「本気で購入を検討し、結局、諦めた」
という過程が、私のデルタ・コンプレックスをかなり根深いものとしてしまった。


・・・・もっとも、私は基本的に「運転した経験のないクルマは評価しない」主義で、運転してみて、それまで全く興味なかったクルマを好きになったり、それまで興味あったクルマが嫌いになったりするので、実際のところ、運転したことがないクルマであるデルタが自分好みかは全く解らない。


なので、幾度かコメント欄等にも書いてきたように、一度運転してみたいと思う。
その結果、より強いコンプレックスを抱く羽目になるかもしれないし、逆にデルタ・コンプレックスにお葬式を挙げてやることができるかもしれない。



改めて、だが、ランチア・デルタ・インテグラーレは私の「上がりのクルマ」の最重要候補だ。


・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
VW Golf ?
Honda CR-X(EF系)(所有したので候補から除外)

「上がりというワケじゃないけど所有したい」
Honda Beat

「永遠の憧れ」
Alfa Romeo SZ・RZ(ES30)

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
Nissan Skyline GT-R (R32)

「上がりというワケじゃないけど好きだなあ」
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Posted at 2008/09/28 01:30:05 | コメント(2) | トラックバック(1) | 車遍歴 | 日記
2008年08月17日 イイね!

「上がりのクルマ」 その20 Honda Beat (PP1)

私の中学時代から現在に至る、クルマ好きとしての変遷と、クルマ歴を綴った「上がりのクルマ」連載
久々の続編。



■Honda Beat (PP1)


ビートは、発売当初から好きだった。

運転したことはなかったけど、

・スタイリングの抜群のセンス(特大寺は「ピニンの手が入っているに違いない」と主張し続けてたね)

・ホンダ!

・軽自動車

というあたりがかなりツボに入っていた。


だからと言って、楽器、音楽機材を運んだりすることの多かった20代の私には選択肢にはできないクルマであったが・・・・・。

大学時代の友人が当時ビートを所有していたのだが、結局乗せてもらわず仕舞だった。




ビート登場から15年も経って、2006.03.24、当時の会社の同僚のビートを運転させてもらうことができた(サンキュ!)。
以下、表現力に乏しいが、そのときの拙いmixi日記。



以前から、運転させてほしいと頼んでいたBEAT、運転させてもらった。

5年ぶりのマニュアル車の運転で、ドキドキしたけど、案外普通に運転できた。体が覚えてるもんだな。

で、箕面の峠を上って下りたのだが・・・・・

心の底から本当に感動してしまった。

なんて素晴らしい車なんだ、コレわ!!!

エンジン、路面を直に手で触るような感触。ゴーカート感?

車体はギシギシと軋みまくるのだが、私が乗っていたCR-Xのボディや足回りのヤレかたとは違う。軋むけど、うわつかない。ガチっとしてる。

エンジンもよい。よい固さで、タイムラグなく応えてくれる。私が乗っていたCR-Xのエンジンよりも、低回転もそれなりにトルクがあるように感じる。ホンダ特有のモーターっぽさはあるが、意外とトルクを感じることのできるモーターぽさ。軽だしホンダだし、5000回転以下は全く使えないかと思ってたけど、イケる!

とにかくダイレクトなフィーリングに感激しまくった。この機械感!これぞクルマなのだ!!

足回りとか、全部ノーマルのままだと聞いて、更にビックリ。ノーマルでこんなに硬い足なんだ。

いざヤバめのコーナーで、FRのように滑らせて曲げることができないのは、FRフェチの私にはちょっと不安材料なんだけど、FF車のあのなんとも言えない不安な感じは、MRのビートには存在しなかった。クルマと一体になる感覚が、妙に安心できる。

最後の方は、それなりにヒール・アンド・トウも思い出せた。

今まで、随分いろんな車を運転したことがあるけど、全てが色褪せてしまうほど、ビートにはヤラれてしまった。






それまでもビートは大好きだったが、この試走以来、すっかり欲しいクルマの一台となってしまった。

特に、それまでは黄色などに魅力を感じていたのだが、運転させてもらったビートの銀色(写真のビートは友人のものではないが)が、ビートの機械としてのフィーリングにすごくマッチしてるように思え、それ以降は特に銀のビートがお気に入り。



ちなみに、このビートのちょっと後に試乗したS2000(AP2)は、「大きいビート」って感じで、駆動方式は違えど、方向性、テイストはかなり近かったなあ・・・・。

でも、やっぱりミッドシップの「背中にエンジンがある」フィーリングは、それだけで高揚する。ステキだ。




そういえば、昨夏には酷道R480でB4を置いてけぼりにした激速のビートが溝にハマっているのを救出したこともあったなあ。





子どもが3人もいる私には、ファーストカーとしてB4をやめてミニバンでも買わない限り、セカンドカー(通勤用)としてのビートはあり得ない選択肢で、B4は絶対に手放す気がないので、ビートとはこの先も縁がなさそうなのだが、ビートを見かける度に垂涎する(泉州には多いんだ、ビート)。



・・・続く。



ここまでの「上がりのクルマ候補」
Lancia Delta Integrale
Ferrari F40
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Posted at 2008/08/17 07:25:35 | コメント(5) | トラックバック(0) | 車遍歴 | 日記

プロフィール

「HAOC 鈴鹿ツイン。
ベストは1枠目の1分11秒141。

自己ベストはコンマ3秒更新できたケド、絶好のコンディションにも関わらず、目標の1分10秒を叩き出せず残念感炸裂😩

3枠目、4枠目と走りのアジャストは進むのにタイムは11秒5、11秒8とズルズル下がった😓」
何シテル?   11/24 17:43
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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2017.03.07 こさとうさんに非常にリーズナブルな価格で譲って頂いた!   発売当 ...
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