岡山国際サーキットに行ってきた。
近藤エンジニアリングさんの走行会に参加。
人生2度目のサーキット走行。
この一週間、クラッチのことが心配で心配で、岡山に向かう道中も、なるべく変速せずに大事に走った。
サーキットに到着し、前回の走行会と同様にATSさんが試乗車(今回はGRB→試乗させて頂いた。ありがとうございます!)を持って来られてるのを見て、俄然ヤル気が沸いた。
「ATSさんは岡山のクラッチメーカだし、今回の走行会でクラッチがダメになっても、岡山で交換して大阪に帰れるかも・・・・」
・・・という随分と勝手で甘い思惑(笑)
今回は、助手席も後部座席も外し、
動画キャプチャ用のPCはフロアにマウント。
(復旧がかなりメンドクサかった)
11:10~11:40 1本目フリー走行
13:10~13:05 2本目フリー走行(兼予選)
16:00~16:30 模擬レース形式
・・・というタイムスケジュールで行われた。
初心者向けのドライバーズミーティングで、
「スターティンググリッドからのスタートは、それでしか得られない貴重な体験となるから、フリー走行のタイムは悪くても良いから、レースまで出れるように・・・」
という話があり、なるほど、そういうものなのか・・・・と妙に納得して、クルマを壊さないよう「大事に」走るよう、キモチの切り替えができた。
せっかく準備した
新規カメラステー位置からの撮影は、ピントが車内に合ってしまい、外の風景があんましまともに撮れてない、情けないものとなってしまった。
ズームとかできないし。。。
おまけに、WinSSMでのキャプチャ自体は問題ないものの、1回目のフリー走行も2回目のフリー走行も、SSMによるステータス表示が途中で止まってしまった。
これは、RomRaiderでのロギング時にも起こる症状で、全開走行時にときどき止まる(振動など?)問題。
アプリの再起動では直らないが、OpenPortケーブルをUSB端子から抜き差しすると直るトラブル。
で、↓がそんな残念な動画。
今回投入したADVAN NEOVA AD08。
最初はかなりのグリップなのだが、数ラップでどんどんと熱ダレし、7ラップ目あたりから結構ズルズルだった。
私のタイヤ・マネージメントがイケてないのだが、こんなに熱ダレするものなのか・・・と想定外で驚いた。
前回の走行会の反省から、ブレーキは様子を見ながら、最初のウチはあまりハードブレーキングをしないように。
で、2Lapぐらい走ったらクーリングラップを入れたり、クリアラップじゃないと判断したらクーリングに切り替えたりした。
結果、クーリング走行が多すぎて、周囲の方々にはご迷惑をお掛けしたんじゃないかと思う。スミマセン;
1本目フリー走行では9Lap目に
1'59''726 を記録できた。
2分切りは、岡山国際での初心者の最初の壁と言われていて、私も当面の目標としていたので、目標達成でき、1本目フリー走行後はかなりテンションが上がった。
1本目フリー走行で目標達成できたので、2本目フリー走行は、1本目よりも落ち着いた気持ちで望むことができた(それでも1コーナーでヒヤリとする場面があったけど)。
ただ、2本目フリー走行時はかなり温かかったのと、1本目の後、十分に冷えなかったからか、最初からタイヤがタレ気味だった。
2本目フリー走行は、給油のためにピットインしたり、とバタバタしてたが、
「このLapは1本目より良かったな」
と思えるラップもあったが、タイムを見ると 2'03''503 と、1本目ベストの4秒落ちというイマイチなタイムだった。
う~ん・・・・
SSMのやたらと止まる問題が、ひょっとしてDC12V→AC100Vコンバータのせいかもしれない・・・・と疑ってみた。
コンバータが悪いのか、シガーソケットが悪いのか、接触不良気味で、PCがときどき AC電源←→バッテリー 間で切り替わっていたからだ。
で、模擬レース形式では電源コンバータを外し、バッテリー電源のみでキャプチャしてみたところ、40分間ぐらい問題なくステータス表示ができた↓。
模擬レースも無事、完走できた。
最後2ラップぐらいはかなりブレーキがフカフカになってしまったが・・・・。
【ミッション】
クラッチは予想に反して問題なかったが、ミッションが調子悪かった。
ストレートで3→4速シフトアップ時、やたらと渋く、ジャリっと言う。
はじめのうちは、タイヤもグリップするようになったし、ミッションマウントやエンジンマウントの緩さがGに負けてるのかな?・・・・と思ったりもしたのだが、一緒に走行されている方から
「ミッションオイルが上がってきてるかもしれないね」
と言われ、それもそうか・・・・と。
確かに、レースでは周回を重ねるウチに、どんどん渋さが増していった。
ギアオイル自体、ちょっとヘタり気味だったが、近藤さんと相談した結果、次回は高価でももちょっと高熱にも耐えるオイルにしてみようということに。
帰宅してから動画を見たら、シフトレバーが結構振動しているのを確認できたので、Gとマウントの問題も無関係じゃないのかも。
【ブレーキ】
クーリングラップをマメに入れてるときは問題なかったが、クーリング無しの模擬レースでは6ラップ目ぐらいからかなりフカフカになってしまった。
岐路もフカフカが十分に直らず、ちょっとヤな感じ。
ブレーキシステム及びブレーキングについては、じっくり考え直そう。
【水温】
気温が低かったのもあると思うが、模擬レースでも安定しており、83~87[℃]ぐらいを保てた。
フロントバンパーに施工して頂いたダクトも効いてるんだろう。
エンジンは帰路もやたらめったら調子が良かった。
【運転】
前回よりもラインのこととか考えれたし、ボードとか旗とかいろいろ冷静に見ることができた。
前回コースアウトした裏ストレートエンドのヘアピンは、過剰に慎重になりすぎて、毎回減速が早すぎた。反省。
【総合】
今回は3本とも、完走することができ、2分切りも達成できたので、かなり充実した走行会となった。
しかし、上述のハードウェアの課題のほか、自分のタイムは今回参加台数30台のうち23~25番目ぐらいなので、まだまだだなあ・・・・と考えさせられた。
前回の走行会から今回までの半年間は、それ以前の時間とは異なり、「走行会と走行会のつなぎの時間」であり、「前回の反省と、次回の準備」の時間だった。
目標のある毎日とは良いものやね。
次回の目標はタイムを縮めることではなく、安定して2分切りを刻むことができるようになること。
ガンバロウ。
近藤エンジニアリングさん及び関係者の方々、スタッフとしてヘルプに来て頂いた方々、今回の走行会に参加された皆様、お疲れ様でした+ありがとうございました。
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