Gotoのせいにしてごまかしていたザル検疫が露見しましたが思った以上にザルで致命傷ですね…。恐らく一月以上前に入ってますから、止まらない第三波にもう紛れてます。慌てて緩和を止めようとしていますが…。そもそもこんな緩和は、菅政権が目玉として実行したものですが、結果としてはタイミングは最悪のものとなりました。急にGoto、それもトラベルだけを叩いていたのは…。検疫に目を向けさせないため、と考えるのが自然です。Gotoトラベルは安倍政権の遺産です。菅さんは意外と安倍さんの権力を削ぎに動いていた、面も少し見えますね。それはタコの足を食べるがごとく…。当初から懸念はありましたが、第三波に紛れたため、イギリスの変異種は追えていないものと思われます。さて、致命傷というのは、今のタイミングだと、2~3月にパンデミックの前倒しが起きる可能性が高いのです。元々11月から入国制限が緩和されて懸念はありました。が、四月の場合も、ヨーロッパ型の介在がありましたししばしば計算のずれには、海外産の変異ウイルスが関わることは多いのです。しかし、イギリスの変異種が既に紛れている、と仮定すれば我慢の三週間が機能しなかったのにひとつの理由がつきます。そして危険も増すのです。ここで過去のエントリーを振り返ると元々コロナは冬は流行ると書いています。冬の外国人以前に、ザル検疫は元々緩められてました。そこに変異種が入ってきていますのでとはいえ、今は実効再生産数はある程度抑えが効いてます。とはいえ、まだ高い時期には当たります。少し乖離が出ているのは、イギリスの変異種が、ある程度既に侵入している、と仮定すれば嬉しくはありませんが誤差はある程度説明がつくとも言えます。ただ、説明がつかない方が安心はできるのですが。一月後半くらいから、急激にイギリス変異種に日本の流行は軸足を移していくと思われます。今回のウイルスの、実際の感染しやすさが本当に1.5倍あるなら、公共交通も全く感染しないレベルではなくなる可能性が高いです。ウイルスは一般的に感染性を高めた上で弱毒化しますが、コロナの面倒なところは、弱毒化しているので感染がわからずに、うつしてしまうことです。コロナが風邪ですらなくなったときに 因子を持った人だけをサイトカインストームが突然襲うキラーウェポン化してしまう可能性があります。どうもその傾向が見えかくれしてますね。今は基本行動を変える必要はありませんが、二月頃は行動を控える下準備は必要かもしれません。データが足りないのでなんとも言えませんが、キラーウェポン化に備えて、オリンピックは無観客開催で調整した方がいいのかな?なんて思うのでした。どちらにしろ、今までのGotoは楽しんでおいて正解と言うことですが今後は様子を見てから、にしてもいいのかなと思います。という訳で、リアルパンデミックが少し早まったよ?と言う話でした。