■環境中のセシウムが、ある程度循環しだした今日この頃
つまり環境が外部に戻さずにストックできる量を超えたということだ。
「再飛散ならやばい」と言う話が急速に現実化しつつある。
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■久々モンテカルロさんを覗くと、興味深い話が続いていた。
2012年1月21日土曜日
LB2045の結果を考察する
ベクミルで各地の土を比較したと言う興味深い話
から、土地による汚染及びセシウム3兄弟^^;の汚染分布を
探っていった話
赤色:市原市、緑色:船橋市、水色:佐久平
横軸はエネルギーのチャンネル番号、縦軸はCPS。
2012年1月19日木曜日
ベクミル上野店へいく:佐久平の土壌を測る
■山さんは多分、土地の個性、水の個性、地質の個性を
こういったことの相関から行っていく事になると思う。
(違ってたらごめんなさい)
またそのデータと作物の汚染を比較すれば、
土地毎の移行条件が絞り込みできる
出来れば地質学の手を借りたいと言う分野である。
それは地域の栄養塩モデルの作成にもつながり
全国でそういった研究が進めば、
非常に有意義なものになると想像される
(人以外の土地の排出、吸収率など)
出来れば人から出てくるセシウム=(下水)は
安全に大量のセシウムを回収できるいい設備なので
再循環は出来るだけやめて欲しいです・・・
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■もう一つ
2012年1月17日火曜日
海のセシウム汚染:NHKの報道から
さらに驚いたのは、陸上の放射能物質が流され、川を通じて、海に集まってくる仕組み。とりわけ、東京湾のセシウム汚染がひどい。
真水と塩水は混じり難いが、泥が真水に混じると、一定の時間がたったところでコロイド状(糊状)に状態変化して、海水中に沈殿してくる。放射能物質だけが、重くなって汽水域に沈殿してしまうということだ。当然、河口の水棲生物はひどく汚染されてしまう。江戸前のハゼも、ウナギも、穴子も、あさりも、みんな駄目になってしまう。京都大学のシミュレーションでは、汚染が東京湾全域に広がるまで、あと2年とちょっとだとか。江戸前の最後の味を楽しむなら今しかないかもしれない。
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■泥の沈殿で、逆用しようと思う自分は本当に意地が悪い。
下流の堰一つで、セシウムの大半が沈砂する。
汽水が関係するのがいかにも面白い。
ちなみに東京湾はもうきついと思う・・・
豊かな干潟と、すり鉢上の形状、
今回は栄養塩汚染だから、何気に豊かな海こそ、もっとも深く汚されてしまう。
希望は地層は次々上に来ると言う事、だから時間がたてば泥封される。
私は悪い事とは思わなくって、
崩れかけた自然を再生するいいチャンスになる可能性も十分あるからだ。
(そう思ってないとやってられない?)
Posted at 2012/01/23 13:23:07 | |
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循環係数に向けて | 日記