この記事は、
【紹介記事】フリーアナウンサー鈴木史郎さん「南京大虐殺」は真実ではないと思う理由について書いています。
■ここまでこのカテゴリーでは、
一般に喧伝されている『ホロコースト』は嘘であるが
しかし一方で、より現実的な『ホロコースト』が
行われてきたという事をお話しました。
■何せ、容疑者も生存者も、死体も、痕跡すらない
そんな奇妙な収容所が
ホロコーストの大半を占めたと言うのですから
それについては不自然を感じざるを得ません。
■一方でアウシュビッツやベルケナウは今もポーランドに現存します。
大事なのは、
労働力の為だろうが何だろうが
食料と衛生環境が不足していて、
そこには壮絶なサバイバルがあった、と言う事です。
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■
アウシュビッツにおいては
ナチスに協力的でない、ユダヤ人達は
いち早く殺されるように仕向けられた
(命のリストラ)と言う事で
「アウシュビッツとTPPの奇妙な共通点」
にも言及しました。
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■そして
アンネフランク、オットーフランクを取上げたのは
『勲章やビザ』の有無が、『扱いを分けた』という事実に
今回つなげるためです。
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■ホロコーストの難しいのは、
現実…アウシュビッツ系(強制労働所における劣悪な環境)
…ユダヤ人囚人自治による『間引き』環境
誇張…ラインハルト作戦系…虐殺イメージ(プロパガンダ)
と言う二つの面をもつからであり、
これは一度現実のアウシュビッツ系を見てみなければ
何とも言えないのかもしれません。
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■そして私の様におまけで付いていく物は少なく(笑)
大抵は『誇張』を信じ込んでアウシュビッツを見ますので
プロパガンダを拡大して帰ってきます。
■私はたまたま、『先入観』なく、一応の断片知識で眺めた為に
逆にアウシュビッツ系の精緻な自治や、選り分けのシステム
そしてプロパガンダに気付く事が出来たに過ぎません。
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■一般には、『どこかしらエージェントの匂い漂う』杉原千畝よりも
軍人である、樋口季一郎を賛美する声は多いように思います。
もちろんマスコミや、サヨク系は、
私含めて杉原千畝ヨイショです。
ですのでここはリンクを張っておきますので
どのような人だったかをよそのサイトで見て頂ければと思います。
正義の人(杉原千畝と樋口季一郎) その2
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■違いは、『杉原千畝の命のビザ』のタイミングです。
1940年6月、独ソ戦を前に、ドイツは既にそのタイミングを測り
貴重な労働力としてユダヤの『劣等民族』と言う名の元に
召集に励んでいました。
同時に、それらはポーランドにおける
反ドイツの動きにも直結していた訳です。
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■さて、オットーフランクでも明らかなように、
命のビザは、通行における命のビザであるとともに
『収容所における命のビザ』にもなり得ました。
(実際になったかどうかはまた別問題です)
この頃には、日独は『運命共同体』と思われていましたから
この中で日本外務省が、
単独で「命のビザ」を発行する
という重みは、同盟国によるお墨付きの為に
その重みは、他とは比較になりませんでした。
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■同時に
「終戦後」杉原千畝が長く不遇を囲ったことからも
(これは皮肉にもアメリカの差し金とも言える)
また、当時の日独政府の対応を見ても
非常に『非合理的なもの』でありました。
ですから、私は今回も杉原千畝をやはり取り上げたい
と思うのです。
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■そこで杉原千畝の以前のリンクを再掲します。
2013年02月17日
【売国奴から日本のシンドラーの名誉を取り戻せ】ワルシャワ蜂起と日本のシンドラー
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■
大事なのは信じたい人は信じればいいし
疑う人は、自分で調べればいい、と言う事です。
自分はそれを『強制する』つもりはありません。
それでも愛する鳩ポッポに準じて売国すると言うなら
それはそれで、勝手にやってくれればいい事です。
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■大事なのは今認めらている『現実は何か』と言う事を
認識する事です。
その上で、『非合理』をいいと思うなら
『合理的に』それを「人に説いていく必要」があるんです。
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■残念ながら私は無条件に杉原千畝を
もちあげる気にはなりません。
そんな人道だけの美しい話ではないからです。
(軍の河豚計画の様に、『当初は』
お金目当ても皆無だったとは言い切れない可能性もある)
但し、『彼が救った命が
いなくならない今のうちに』
日本は反ホロコーストであり、『人道の見地』から
政権内部が行動し、
『彼らは戦争が終結するまで
処分を受けなかった』と言う事は知ってほしいなと思います。
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■そしてそれは皮肉にも、「
ホロコーストが無条件に
ユダヤ人を「せん滅」していた訳ではない」
と言う物証になりかねないと言う、現実も知るべきですし
その上で
『ホロコーストを否定せず』
『ホロコースト自体からも救った命がある』
それは果たして個人のスタンドプレー「だけ」だったのか?
と言う事にも思いをはせるべきです。
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■つまりは、昭和天皇が戦争回避をお望みになった
御前会議は1941年9月とされていますが、
どうもそれ以前から、私達の国の「上層部」は
(もちろん一枚岩ではありませんが…)戦争を避けるべく、
様々な努力を続けていました。
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■もう一つ・・・ドイツ軍が
、「ユダヤせん滅」を試みた地域は
ポーランド以上に、杉原千畝のいた『カウナス』だったと言う事です。
皮肉なことに『ホロコースト』の物語の一部は
『カウナス』で、その10%以上を杉原千畝が救った事で
『逃げ損なった人は殺された』重みを持ちました。
(逆に言えば杉原千畝のビザは、
まさしく命のビザでした。)
そしてホロコーストには、反ユダヤの現地の若者が参加し
た面もあります。
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■偶然の面も強いのですが
、『ホロコースト』は
多くは独ソ戦で発生し、「独ソそれぞれ」が
実施した面が強くもあります。
それらは「まんま」日本の悪行、
とされる行動に
証拠はないのに表現が『そっくり』です。
別にだからなんだとは言いませんが、
そういった事を含めて『素晴らしい日本人』の
「個人主義やスタンドプレー」である
という考えにごまかされず、
同じ敗戦国でありながら、
日本には一定の配慮がなされたかについて
『地政学』だけではなく、理由を考えて
後は理由を「補強する事」も必要かと存じます。
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■少なくとも「独ソ戦」は日本の南進を引き起こし
その経済制裁は、戦争の「決定的な要因」となりました。
杉原千畝の行動は
独ソ戦を遅らせる間に、一定の和睦ができる様に、
当時の日本は、同盟国を欺いても様々な情報収集と
ルート作りに励んでいた一つの証拠ではあります。
その一方でヨーロッパの状況を見て
独ソ戦は、アメリカにとって
待ち望む物でもありました。
何度も言う様にユダヤも日本もアメリカもドイツも
一枚岩ではないのです。
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■日米開戦を、誰しもが望んでいなかった事は自明であり
日本が戦争を起こした風景を
『愚かだ愚かだ』と言う人がいなくなる事はありませんが
裏返せば、『愚かであった日本は』
『ドイツ』にならずに済んだのです。
■虎狛さんのコメントを借りれば
>惹かれても、ドイツにならなかった日本。
いや、なれなかった。
第3帝国と大東亜共栄圏。
万世一系の国は違います。
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ヒトラー自らが差別主義者だったドイツと違い
陛下は平和を願って、主戦派の東条を首相に取り込んで
和平を命じた位です。
同時に彼ら(東條や松岡)の弁明を聞くと、『内部統制』に
破綻をきたしていた事も分かります。
故にそのヒトラーの「役」を
東条は背負って死んでいく事となりましたが、
それに関しては私は
「東京裁判を覆そう」とは思いません。
日本はやはり敗戦した訳ですから、人の意見を変えろとは申し上げませんが
私はそこにはある程度の節度を持つべきと考えています。
ただ、その事実は知っておいて損はない話だとは思いますけどね。