予告していたセシウムの毒性についての目次です
■挑発に挑発を重ね・・・^^;
セシウムをはじめとする物質について
少しは生化学的毒性について注目されていればいいと思います。
こいつ如きが言うのは正しいのか?
別の機序があるのではないのか?
大いに結構です。
■かと言って、チェルノブイリと完全に比較するのもどうかなんですよ。
原子炉飛び散っちゃったんですから、あっちは
■自分に出来るのは福島から飛び散った物を
出来る限り明らかとし、その作用を
今分かっている論文や、拙い知識とつなげて
不完全でも危険性を明らかにすることだけです
**************
【目次】
■
2011年11月27日
【どうしても知って欲しい可能性】セシウムの本当の害・前編【2011年だから分かる事】
<あらすじ>
・人の体には、8000bqもの放射性物質が体内にあります。
・なのに、チェルノブイリでは害が出ています。
・そこから浮かび上がってきたセシウムの害は?
■
2011年11月27日
【どうしても知って欲しい可能性】セシウムの本当の害・中編1【2011年だから分かる事】
<あらすじ>
・セシウムはどのようにして、どのような形態で吸収されるのか
・腸での吸収の体系は如何なる物か?
・セシウム自体の毒性は?
・体内におけるバックグラウンドは?
■
2011年11月27日
【どうしても知って欲しい可能性】セシウムの本当の害・中編2【2011年だから分かる事】
<あらすじ>
・セシウムは吸収時はほぼ無害、そして体内のたくさんの放射性物質。
・カリウムは全身にはなく、偏在している
・カリウム40の大半を引き受ける、心臓や筋肉は放射線に強い?
・東北大の野良牛研究から明らかになった「セシウム」の偏在箇所
・鉛の害の否定・・・的可能性
■
2011年11月27日
【どうしても知って欲しい可能性】セシウムの本当の害・後編1【2011年だから分かる事】
<あらすじ>
・東北大の野良牛研究のおさらいと「セシウム」の濃縮箇所
・代謝から明らかになった、細胞のイオンチャネルの「セシウム」と「カリウム」の区別
・細胞外2%のカリウムに対して溜まり始める「セシウム」
・細胞外疲労物質としてのカリウムイオンの存在と、誤認によるブラブラ病の可能性
■
2011年11月27日
【どうしても知って欲しい可能性】セシウムの本当の害・後編2【2011年だから分かる事】
・カリウムチャネルのおさらい(セシウムは25%程度しかカリウムチャネル系を突破できない)
・ブラブラ病の機序可能性のおさらい
・パッチクランプ法と、セシウムが及ぼす、遅延整流カリウム電流の阻害効果
・心電図と内向きカリウム電流(≒凝縮箇所の類似)
(・内向きカリウム電流もセシウムによるパッチクランプ法の電流阻害を受ける?)
■
2011年11月27日
【どうしても知って欲しい可能性】セシウムの本当の害・後編3【2011年だから分かる事】
<あらすじ>
・遅延整流カリウム電流=IKR(心電図)との関わり
・薬害QT延長とが及ぼす、IKR=遅延整流カリウム電流チャネル抑制(類似機序)
・QT延長病態(参考)
・明らかになったセシウムの害の可能性
1)細胞外のセシウム蓄積が、
遅延性カリウム電流を阻害することは、
パッチクランプ法として確立されており
2)セシウムはカリウムチャネルという選択透過性により細胞外に蓄積する。
3)薬害によって、遅延性カリウム電流が延長することにより
QT延長症という病気がある。
・平成18年頃に指摘された研究(最近分かってきた機序)
■
2011年11月27日
【どうしても知って欲しい可能性】セシウムの本当の害・まとめ【2011年だから分かる事】
・生化学的毒性の指摘
・物質の害の可能性
・まとめと本当の害
・セシウムの確保としてのフレコンバック除染のお願い。
■
2011年11月29日
【セシウムの毒性】QT延長を麻酔学から学ぶ【チャネル研究】
<あらすじ>
・事後整理
・内向きカリウムチャネル・・・セシウムの凝縮部位とほぼ一致
・カリウムチャネル・・・セシウムの進入をブロック
・遅延性カリウム電流を阻害(パッククランプ法)
意味合:IKRに作用し、QT延長
・QT延長パターンはIKR に対するLQT-2型に近い物
■
今現在、セシウムについて分かっている、
危険性は以下のものと推測しています。
弘(2型)さんが書いて下さったまとめ(一部加筆)
①経口摂取したセシウムは、
必須元素であるカリウムと
同じような挙動で体に取り込まれ、
血流によって全身を巡ります。
②心臓を動かす心筋、骨格筋(横紋筋)、
神経などを構成する細胞は
カリウムを多く必要とするので、
カリウムと共にセシウムも
これらの細胞のところに運ばれて行きます。
③これらの細胞には「カリウムチャネル」
というフィルターのような機能があり、
カリウムだけを選択的に取り込みます。
セシウムは必要ではないので取り込みません。
(15%~25%しか入れない)
④行き場を無くしたセシウムは
これらの細胞の外に溜まりはじめます。
⑤溜まったセシウムによって、
細胞へ伝わる信号(脳からの指令)や
細胞自身が組織として強調するための電気信号が
遮断されてしまいます。
⑥その結果、心臓麻痺や脳の機能障害などの
健康被害が生じる可能性が高くなる。
つまり、セシウムは放射性物質としての恐怖よりも、
化学物質として恐怖が強い。
そして子供の方が
セシウムの濃縮スピードが速くなる
(体が小さい、筋肉量が少ない)
これがセシウムから浮かび上がってきた
「どうしても知って欲しい」
「本当の害」の可能性です。
********************
Posted at 2011/12/05 00:23:25 | |
トラックバック(0) |
セシウムの毒性の盲点 | 日記