エントリのお題の通り…
「感じの悪い」エントリーです。
一言で言うと…連休のGOTOは「予約したもの勝ち」でした。
それは何故でしょう?
よほど乱れた関係で無ければ
簡単なことで旅行者同士が
触れ合う機会なんかないと言う事です。
連休は今までの週末より2割アップ。
って少ないですよね?(普段だと80-100%アップです)。
つまりマスコミが騒いでくださったお陰で、
日帰り族が大量に減ったと言う事です。
つまりはこの連休を境に一度GOTOは
ブレーキかけましょうというのが、
集団における調和だったと言う事が肝です。
あとはGOTOで旅行者が増えたからコロナが増えたと
記憶と記録を修正すれば
一つの予定調和が出現するわけです。
こういうのを「思考の誘導」と言います。
統計的基準をあらかじめデータで持っていれば
「いまさらキャンセルできなかったので対策して楽しみます」。
と模範解答をすることができます。
という訳で、実は楽しみたい側と
自粛警察とはウィンウィンの関係が築かれていた
という面白い話とも言えますが…
とにかく待ち時間は少ないし、予約も利用できたので
普段だと不可能な全部乗せが、容易に実現できた
というのは皮肉だと思いながら、ずらしながら回っていました。
さて、旅行者の一部が媒介したウイルスは
今度は接客業の人そのものを襲います。
つまり2週間後には…接客業の無症状者から
クラスターが発生するであろう…
というのが、此度のGOTO規制の肝になります。
えっとお思いかもしれませんが、
旅先の接触者がウイルスを放散した状態に
遭遇しないとGOTOはウイルス接触の機会にはなりません。
そして、そこのクラスターから、
情報をたどってクラスターを潰すというのが
今までも「セオリー」だったわけです。
リスクの間にこそ
多大なメリットがあると言う事もできます。
世のギャンブルには手を染めませんが
こういったギャンブルは結構成功確率が高いです。
つまりは…メリハリ、なんですよね。
さて、実行再生産数が瞬間的に最も上がるのは
他からウイルスが持ち込まれて、しばらくして
そして家族間などの周囲で
増える時です。
なお、ここからは自粛警察の絶叫ターンです。
これもまた、ある程度利用しがいがあります。
彼らが叫べば叫ぶほど、接客関連業者が
苦しい立場に陥ります。
そしてまた、促進策が施されるわけです。
攻める時は攻め、引くときは引く。
今自粛ブームが巻き起こっているのは…
年末をにらんでになります。
経済を考えると、そこそこ年末の規制はやりたいところです。
そこの生贄としてGOTOを潰して
自由度を保とうというのが今回の
GOTO悪の予定調和のポイントですので
逆を言えばそれくらい落ち着いた状況でもある
というのは皮肉な事かなと思います。
Posted at 2020/11/25 12:40:56 | |
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