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ちょこば(旧chocovanilla)のブログ一覧

2019年10月27日 イイね!

水害再びの話

今回の19号台風にやや似ていた
1990年19号台風についてだけど




確かこの時三週連続台風なんてのがありました。
それも全て和歌山県に上陸。

なんかなんでこんなに台風が
みたいな流れになってますが
そういうものなんですよ。

自分だけの経験に照らして
異常なの人生初めてとか言ってますが、
100年に一度の災害に、そう何度も合うのは普通おかしいわけです。

それなりに自分は遭遇しますけど。

で、今回の台風がどうのこうの
亜熱帯低気圧とか意味不明ですが(笑)


台風の子供みたいな低気圧で、
台風が温帯低気圧になる時に
吸収してます。





もう一つは、偏西風が弱く高気圧に至っては
南下してますが、
その原因には、アリューシャンの寒冷渦の影響があります。

即ち、台風19号の残滓とも言えるものです。
(そのものとは言い難い。)


つまりは気象学的には、おかしいとも言えないわけで、
ただし偏西風の軸が、東西ではなく、南西北東に
なっているというのが、
おかしいになります。

そのままの傾向が続けば、暖かくなりますし、
蛇行が逆向きになると
冬にとんでもない寒波が来ますが、

1990頃は暖冬、冷害傾向でしたので、
(今年もやませ傾向でしたから)
取り敢えずは暖冬ベースで進みそうです。

ところで、電柱は地中に埋めれば
全て解決でしたっけ。

個人的にはなぜか大地震の匂いがするのが気になりますけどね。
(何もないといいんだけど)
Posted at 2019/10/27 15:39:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 気象を科学しよう | 日記
2019年10月19日 イイね!

次は阿武隈の件

実は今回被害が最も大きかったのは
福島県(中通り)です。


正直被害の全体像が見えてない…。
郡山の市街地も浸かったりしていますが…。
盆地の合流点や出口は
危険とも言えます…。

原因の一つは、流域です。


阿武隈高地と、奥羽山脈両方の
雨が集まってしまった、という
不運な要素があります。

流域にまんべんなく、
200ミリ以上が降って
時間差で盆地に集まってきた、
という偶然も関与しています。



歯切れが悪いのは、
ここの地域は、台風の雲的に
大丈夫だろうと
自分もノーマークにしていた事もあります。


一方で震災等の影響や、
民主系の知事が続くと、
どうしてもダムを軽視しがちになる。
ということはあるかもしれません。

例えば安倍がーさんそのいちは、


ダムを避けて河川改修と言うのは
逆に時間がかかると論破されてます(苦笑)


橋下さんの祖先のお住まいを考えれば
わかりそうなものですが。

実際浜通りとかでも
例えば、相馬とかはボロンボロンだったんですよね。
除染は、金は落ちますが、
インフラ整備や維持について
なんかいいことがあるわけではありません。
復興予算も必要ですし…。

公共工事を減らすと、確率的に発生する
災害にやや脆弱になる傾向は
今後も続く可能性があります。

とは言え、千曲や阿武隈は
なぜかそもそもの雨量の想定が
関東よりもやや低い気がします。

今後の対策は、阿武隈高地に
もっとダムを作るのが一番有効だと思いますが、
震災やその風評被害もあり、
収益性に欠ける傾向は否めないんですよね。

実は今までも同様の盆地の水害は
かなりあって、
京都の由良川(福知山水害)等は
典型的なパターンです。

岡山の真備も合流がらみですが
パターンは似ています。

山地を避けて盆地をぬって走る大型河川は、
高低差が少なくて、盆地の出口は
大抵河川が狭小化して、下手するとカーブするので
堤防が危険水位を長時間越えると
排水障害を起こしがちなんですよね。

実は川崎の武蔵小杉も同パターンですが、
ここは下水が合流型だったので
その影響が大きかった(雨水混じりの下水溢れ)
という事で、ファイナルアンサーのようですが。


要するに堤防が壊れなくても、
高低差を乗り越えて排水するのは
バイパス&ポンプアップがないと
不可能なんです。

そんな訳で、随分とお得な
タワマンが売りに出されているようなので、
下水が分流式になれば、買い叩けばお買い得…
かもしれません。かも。


福島の場合は台風の通過が
丁度24時前だったので、
寝たあとで冠水した例をいくつか聞いています。

つまり浸水して気づいた
=停電&真っ暗&ドア開かない。
そういう例が、死者数の増加に繋がっていそうですが
土砂崩れや土石流、小河川の氾濫が
同時多発した、と思われます。

そうなると、もういくつもの偶然が
同時発生になります。

結局その時にはインフラの防災能力が
全てですが、
何よりすべてに優先されるのは、高低差です。
つまり氾濫警戒水位が、生活する地面の
GLよりどれくらい上になるか、或いは
下になるかが肝心です。

また、一度溢れると、
堤防は逆にプールになってしまいます。
輪中の中みたいなもんです。

そして、こんな災害は生まれてはじめて
と口を揃えますが、
百年位しか生きられない人間が
百年に一度に会う可能性は
当たり前ですが、一度はあるわけで。

確率の当たり前の話なんですが、
こんなことは初めて、こそが
必然的でもあるという、パラドックスがあります。

日本は過疎が進みますから
地方河川はある程度の遊水システムの
検討も必要かもしれません。

ただ、そうなると冠水地域の
人達が焼け太りを試みるので
河川行政はなかなか難しく、
その枠で治水を進めるために
ダムが作られているのは、自然の流れです。

そう考えると今回の台風で、
民主党が悪呼ばわりした、
八ッ場ダムが機能したことは
ひとつの救いと言えるのかもしれません。

コンクリートは人を救う、と
示せたわけですから。

災害が起きて学ぶのは
切ないものですが、
一方で起きなければ
人は学べないのかもしれません。

災害は偶然が複数要素重なって
起きるものです。
昔の家が石垣を作りたがったり
トイレが屋外だったり、
家相を気にしたのも
それなりの理由があったりもします。

上下水に慣れることで
そこの点は曖昧になっていると思います。
ただ、特殊な条件下では
前時代的になることは
発生確率的には当然あるもので、

情報網が充実したから、
そこらじゅうの百年に一度が目にできるようになった
だけというのが、実情ではないかと思います。
Posted at 2019/10/19 16:10:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 気象を科学しよう | 日記
2019年10月19日 イイね!

盆地(湖)河川とハザードマップ(欠陥河川)

千曲については、北に
盆地出口があり、
そこが流量のボトルネックです。


そもそも中野の辺りは古代は湖だったと思われます。
と言うか、明らかに氾濫ポイントでもあるんですよね。


つまり、まさかではなく
やっぱりなポイントで、

最近は堤防の拡幅もされているので、

前のエントリーでは、破堤場所と
城跡の奇妙な相関を指摘しましたけど






言いたいのは、何でも異常ではなく、
洪水の危険のある堤防の場所や
その水位等についての危険性
この辺りの研究はすでに
以前からなされているんです。

むしろ理があるということが言えるでしょう。


水害の範囲が全国的に騒いでいますが、
それもまたナンセンスです。
阿武隈、千曲、那珂、等は
水源が那須、福島、群馬と、多岐にわたる
基幹河川です。


水源地帯での雨があり、
盆地や下流域の氾濫が目立ちましたが
それらは、ボトルネックつまり水流が弱まるエリアに
集中しました。
そして、こういう河川は盆地地帯を通っていきがちなので、
中流域が滞留しがちでもあります。

また、盆地河川の欠点は
ダムが作りにくいことです。
山間部にはダムが作れます。
しかし、山間部のダムが制御しづらいときに
中間部で雨が降れば、そこに
畜水のシステムがないんですよね。

荒川なんかは遊水池で逃げれましたけど
遊水池(武蔵小杉とかね)を開発したところは
軒並み被害を受けてしまいました。

そういう意味では、構造的な欠陥河川が
大きな台風で治水でごまかせず
明らかになった。

と言うのは過去の水害でも見受けられることです。
そして、その場合の被害を
ハザードマップに記載しているわけです。

そして、その川の治水計画を
国が、地方自治ではなく
管理しているわけです。

これを、民主党残党が主張する
脱ダム&地方自治に移管すれば
いったい何が起きるでしょうか?

せいぜい堤防に太陽光パネルを
大量にばらまくことくらいでしょう?

長野も脱ダムの流れがありましたよね?
個人的なおすすめは、今こそ民主党政権で
如何でしょうか?

ダムの破却と、水防予算の削減で、
太陽光パネルでも河川敷に並べれば
きっと災害は防げますよね?

え、何かあれば、
関西生コンの生コンでも流し込んで
韓国に謝罪すれば
まぁるく収まりますよ。

そして、日本が悪いから
二酸化炭素を減らそうと叫べばまぁるく収まります。
え、異常気象が止まらない?
それはお布施が足りないのですよ。
(無限refrain)

謝罪と賠償を、自然の神様が満足するまで
続ければ言いにですニダ。

そういう詐欺に引っ掛からないように
気を付けましょう。

台風は大昔から来ていますし、
縄文時代は今より温暖でした。(事実)
つまり縄文時代は実は
エコではなかったんですよ?(嘘)
Posted at 2019/10/19 09:03:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 気象を科学しよう | 日記
2019年10月18日 イイね!

千曲川の破堤した場所は「城跡」だった

水没した新幹線基地は氾濫原だったことが分かってきました。
というか、遊水池ですね…。


ダムを上流に作って…と思ったら本流が破堤したという
笑えない話だったわけですが…。
逆流型遊水地で作用している場所だったようで
どうも今回の水害の遠因にもなったようです。



また下水処理場も水没したようですね。


水害によって、逆に意味合いが分かるという場合もあるのが、
災害自体は全く笑えませんが…
(ある意味では)面白いです。


遊水池を失ったことで、より多くの圧力が
本流に堤防にかかってしまったことが分かります。
************
さて、気になったのは破堤場所。


遊水池を失ったにしろ、がっつりいかれています。
構造的に何らかの遠因は…ありました。

*********


この場所、お寺に挟まれた場所ですが…
(妙笑寺と貞心寺)
何と城跡そのものなんです


そしてこの妙笑寺には
江戸時代の非常な洪水の跡が残されているそうです。


*************
ちなみに城ができた(整備された)のは武田信玄の時代です。
浅川は、武田流治水では遊水を果たしたでしょう。

そしてそこには、水城があったわけです。
そしてその真上に堤防はあったわけです。

可能性としては、城跡を削った後で盛り土しているはずです。
ここだけは二段作りになっていた可能性があります。

もちろん越水していますので


何とも言えないのですが、
城跡を生かして、堤防を曲げていたというのは
城跡の案内図上も明らかです。

ただ堀に囲まれた城ですから
地盤は軟弱で地下水も残っていたのではないか?
という推測が成り立ちます。

******************
勿論、反乱危険水位は越えている中なので
城跡だから、という訳ではないのですが




*******************
堤防の不自然な曲がりには
実は歴史ミステリーが隠れていた可能性がありそうです。


形と城跡がピタリと符合しますし、
破堤個所はお堀の位置にはまっているのは
偶然ではない、と考えたほうがいいのかもしれませんね。



Posted at 2019/10/18 20:53:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 気象を科学しよう | 日記
2019年10月18日 イイね!

【下水方式と資産価値】武蔵小杉騒動の裏

個人的にはタワーマンションに
勝ち組さんが住んで勝ち誇るのは素晴らしい事だと思っています。
むしろ(経済学的に)推奨してます。
お金を使っていただくことが大事なのですからね。

**************
さて、その武蔵小杉のタワマンのう●こ騒ぎ
どうしたのでしょう?

と思ったら川崎の下水状況に関係がありそうです。


細かく見てはいませんが中原区の
合流地域と思われます。


**********
合流方式は何ぞやと言えば
雨水と合流するので、
大雨の時にはオーバーフローしやすい
と言う事で、実は昔はこちらが主流だったりしますが
最近は分流が普通になりつつあります。



***********
川崎は人口構成上
半島の方々に非常に優しく
その為という訳でもありませんが
あんまし財政は芳しくもありません。



原発大騒ぎの時も
川崎の焼却施設の全時代ぶりは目についた記憶があります。
高度経済長期に発展した都市の
問題点が出ていたりもするんですよね。

***********
そんなイメージを覆す
「川崎小杉」ならぬ武蔵小杉
これまで以上に、

新勝ち組様には、
住み着いてもらいたいと思います。

ああいう湿地帯に人が住み着いて
高級化すればそこに生まれる付加価値と
消費効果は莫大なものになります。
(いわば勝ち組様の還流効果)

************
というかここまで書けば気付いていると思いますが

こういうのは住み着く人が本来調べて
当たり前に理解すべきものです。

デベロッパーのせいにしていますが
洪水補償とか
脱う●こ特典 とかそういう保証はあったんでしょうか?

************
また地下にあるポンプ設備を批判する声もありますが
ポンプアップ(水頭圧)と
引き上げ、どちらの方が効率的かは自明の理だと思います。

タワマンを否定するのではなく、
より多くの勝ち組に優越感を持って
タワマンにお住い頂けるよう
私たちは尽力すべきです。

いや本当に経済学的にはそうなので。

**********
もっとも今回の汚水騒ぎは
分流合流と区域の違い(武蔵小杉は恐らく混在)
及び下水の流し方の方式との
かかわりが大きいと思います。

それがタワマンの否定論になるのは愚かなことで
タワマン居住ブームはより進んでほしいものです。

住むつもりはありませんけど。(ボソッ)
Posted at 2019/10/18 12:59:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 気象を科学しよう | 日記

プロフィール

「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
chocovanilla改め「ちょこば」です。(短くしただけ) チョコラ+バニラの二匹が発祥だが彼らは登場しません。ドライブブログかなと思っていたのですが、原...
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