■阿武隈水系、南東北を代表する河川だが、誰も触れやしない。
いや触れている人はいるはずですけど。
水源、水系汚染が明らかとなりつつある今、
調査しない方がおかしいだろう・・・
■そんなわけで
阿武隈水系の解説(PDF)より
阿武隈水系は、阿武隈山地と奥羽山脈にはさまれた狭い範囲を流れる川である。
いわゆる福島の盆地地帯を抜け、そして岩沼から南仙台方面へと注ぐ。
まさしくお盆のような中通地方を象徴する河だ。
それは地形図からも明らかで、東西を山地に囲まれているのがその特徴と言える。
一方地質は、阿武隈山地に花崗岩(水色)を含むが、
全体としては様々な岩石によって成り立っていることが分かる。
いわゆるカリウム40の割合はそんなに高くなく、
一般的な日本の川的な水質がベースであったと想像される。
問題は周囲の汚染
注意すべきは、福島はもちろん宮城南部だろう・・・
宮城は意外な苦境に立たされつつある。
北上水系(一関汚染)
阿武隈水系(福島汚染)
他県の汚染に両側を囲まれているのだ。
【追記】但し、流路変更によって北上河口は今直接
太平洋に注ぎます。
これはこれで三陸が・・・【追記終】
■どうやら、岩手最南部~宮城~福島中通が汚染のメインルートとなりそうです。
申し訳ないですが・・・
松島の「下記」を食べることは二度とないでしょう。
(でもカキに当たってから食べてませんから許してください)
まさか仙台湾の豊かな恵みが・・・ベクレル湾になるなんてね><
【追記】但し、流路変更によって北上河口は今直接
太平洋に注ぎます。
これはこれで三陸が・・・困りました【追記終】
残念ながら海洋汚染は仙台湾全域に及ぶと思われるし
阿武隈川水系で、鮎などが高度に汚染される理由は
流路によって明らかである。
「福島県産の桃」よりも「宮城県産」の
野菜の方が危険な場合も出てくるだろう・・・
特に・・・伊達の下流、○森と□田辺りは花崗岩質
その直下に当たる、岩沼方面が、
一番高い放射線量(カリウム+セシウム他)となる。
(伊達そのものも高い地域ですので伊達は別格です)
偏在物質も総ベクレルも、単体では問題なくとも
長期継続摂取をすれば、極めて危険になると想像される・・・
その場合もやはり水が鍵となるので
被害が出る出ないは、
自治体の対応次第だと付け加えて起きます。
Posted at 2011/10/29 13:58:00 | |
トラックバック(0) |
阿武隈水系 | 日記