1990年の(平成2年かな)台風19号が、
勢力的には最も近いかと思います。
詳細は
デジタル台風をご覧下さい。
この台風は890ミリバールまで発達した猛烈な台風で
和歌山県の白浜に945で上陸、
結構な被害を出した台風です。
翌年の1991年19号が「りんご台風」です。
このあたりは19号が当たり年でした。
今の進路、勢力が近似しています。
(若干東よりですが)
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一方伊勢湾台風は、925ミリバールで尾鷲に上陸、
そして伊勢湾に高潮を起こし猛烈な被害を出します。
台風195915号 (VERA)
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一方
今回の15号
(貼付の絵)
どうも発達の仕方が異常なのです。
日本近海で急激に発達しています。
普通これが起こるのは、迷走している時
即ち沖縄近海、より少し南くらいな時です。
つまり日本近海の水温が高い
今年に関しては日本近海の太平洋の熱帯化が進んでいると
認めざるをえません。
(秋刀魚でも騒いでましたね)
実は気温よりも水温の方が、はるかに環境影響は大きいのです。
何せ、水温の上昇は最上部でもっとも顕著になるのですから。
まだまだいかがわしい温暖化ガスなどよりも、
よほど危ない印象があるのです。
しかも
暖かい薄めの塩水こそが、表層をもっとも覆うのです。
中国の産業活動が活発になり、排水温度が上がり
黄河、長江の水の流入量が減る。
中国に巨大台風が行くのは仕方ないことなのですが、
それが結果的に黒潮海温の上昇を招き、
日本に巨大台風を招くのは勘弁して欲しいものです。
熱量的なレベルでどういった温度変化が出ているのかは、
今後の研究が待たれますので、そんな単一の事象だけで
断言できるような、小さい熱量変化ではないはずです。
現在の所は影響は「殆どない」可能性もあります。
ちなみに日本の原発はCO2ではなく、
温海水(二次冷却水)を放出するのでした。
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原発は悪だ云々言わなくても、
「色々な穴」はありそうだと思っています。
その一つは水温上昇ではないかと推察しています。
世界的に雨量が増える、可能性もありますけどね。
(日本には余りいい事は無いかもしれない)
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ちなみに水温上昇、気温低下は、
低気圧をもっとも凶暴化させるので、
今後要注意です。
Posted at 2011/09/21 11:01:33 | |
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ニセワン台風 | 日記