■ヘキサメチレンテトラミンって結局何なんでしょ?
その前に
日本の化学薬品はPRTR法と言う法律で
薬剤の出入り関係を届けなくてはいけません。
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■その中で浮かび上がってきたのが同和さんだったという訳ですね。
当然…委託契約を結び、当然免許の確認をしている訳で
まずは役所は責任を逃れるためにDOWAさんのせいにしよう
と言うのが今日の状況
書類不備があれば責任は
全部テメーなんだよ分かってんなオラー
と言う事でリーク的な発表したんでしょうねえ…。
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■で、
PRTR法に当然
ヘキサメチレンテトラミンも入る訳で、いわゆるCASナンバーって言う物が普通についてます。
これを手繰れば調べられるから自分で調べろよと言う意味もあり
調べたい人には便利でしょう?と言う意味合いもあります。
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■じゃあ、逆引きしてみましょ。
で、これが
ヘキサメチレンテトラミンの有害性評価書
と言う訳で有害性を読み解いていきましょう^^
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■まず用途、砥石、タイヤ、樹脂…車関連ですよ。
これはマスコミ様は「ぜひにも潰さなくっちゃビバヒュンダイ!!」
と思ったかどうかは知りませんけど
結構なじみのある物ですよね。
■何気にマスコミの悪癖は総量をはっきり言わない
放射性物質でもそう、今回でもそう、何がどうなって60トンなのかの情報がない
仮に60トンも原因物質を流せば、馬鹿でも危ないのは分かる訳ですが、
廃液なのか何なのか、なぜ出たのかどうして一度に出したのか
この辺りはその内DOWAハイテックさんが語るかと思います。
(理由に興味はない)
日本で廃液として年間300トン強の所に
何でそんな大量の廃液が登場したのかが謎です。
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■
で、有害性はあるんでしょうか?
結論から言えば「あるようだ」、
これがまた面白い様な面白くない様な
放射性物質に影響がそっくりなんですよ^^;
がんに、リンパ腫に、白血病
期待値は大幅にがん等の罹患率が上がる
でも1万人当たりとかで見ると数人レベル。
悪い言い方をするとですね、
放射能を怖がるけど
もっと怖い化学物質は沢山あるし、
そう言う物を売りさばいて日本は生きている訳で
じゃあ、タイヤ工場を作っちゃったから付近住民は避難しよう
とか馬鹿でしょ??
それともヘキサメチレンテトラミンの影響も
皆放射能って言いきる気かなあ??
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■
要はよく分かんないから
規制なんかしてない訳(笑)
塩素のせいじゃないみたいだし…
加水分解じゃん…
産廃業者がドバっと水に流したという話
あれれ、産廃業者を庇いまくってる???
気のせいだと思いますけどね^^
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■ちなみにマウスやラットではまず影響は出ません。
これ常識、塩化セシウムの毒性の高さがうかがい知れますね^^;
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横道にそれてしまいますけど
■結局量的考察で否定されたんだけど(ベクレルだと原子量が少なすぎる)
塩化セシウム(安定体)は凄い毒性があるんですよね。
2011年12月07日
【衝撃的実験結果】セシウムは心臓に、全身に悪いです【ラット実験考察編】
塩化セシウムのラットを用いる90日間反復経口投与毒性試験
Ninety-day Repeat Dose Oral Toxicity Test of Cesium chloride in Rats
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■ついでだから言っておきますけど
放射能の害で人類が滅ぶなんて事は全然ありません
特定のがんになる人が1万人当たり2人が8人になるとかそういうレベル。
そんな物ではマウスの寿命では影響が出ようがない。
こんな話↓は全く意味がない
MIT から低線量被曝影響の研究論文〜自然放射線の400倍でもDNAへの過剰影響なし
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■
そんなこんなでこの物質、
加水分解でホルムアルデヒドにもなるし
かなり体に悪いし、
昔のタイヤ工場では人がバタバタちょっと多めに
白血病とかになったけど
、害はまあ良く分かんない。
■
但し短期摂取では全く問題はない。
何だか内部被ばく系の話になってしまいましたけど
放射能の被害と重ね合わせると何となく実感がわくと思います。
アメリカのタイヤ工場=福島県みたいなもんじゃないかと。
害はないかもしれないけど、大きな目で見ればちょっとはいます。
でも、騒ぎたてたり、避難だ住めないとか言うのは
極一部を除いておかしい話ですよね?
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■で、結局よく分からない説明で、
悩んだ産廃業者が
大丈夫だろうって流しちゃったんだと思います
でもPRTR法対象なんですから産廃業者も
確認すべきだったと思うんですよね…・
当然排出業者もね。
何より2003年の問題があったのに国は無策だった。
これが本当は一番の大問題点です。
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■その辺りの事を追求せずに
過去の前例があるにもかかわらず。
指導もない、規定もない、
法律もないでも排出業者が悪い?
この責任の押し付け合いが今の国の現状です。
マスコミと一緒に愚かしい工作を行ってます。
DOWAハイテックはどうやら2003年の当事者でもあるようですが
その時に今後は「中和する業者に念の為確認をとってください」
この指導履歴はなかったのでしょうか??
放射能は関係ないからという事でホルムアルデヒドネタは
潮が引くように話が無くなりましたけど
結局放射性物質についても、指導もなければ、法律「運用」もない
この辺りは全く一緒の問題が発生しています。
「排出元に罪がない」とは思いませんが
県や国の対応があまりにずさんであったという事が
データの上からはうかがい知れます。
対応が安全保安院と全く一緒であり、
官僚が現場に触れず、形式主義に陥った弊害が
出ていると言えると思います。
Posted at 2012/05/28 00:56:02 | |
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利根川水系ホルマリン騒動 | 日記