2011年12月11日
■今は放射能パニックがまだ続いているといっていいと思います。
その一方で日本政府側の無知かしらばっくれか、利権か、訳のわからない動きも多い。
そして無意味な隠蔽、(裏はありそうなのだが)
■一方で反原発の一部は、関東が滅びる、福島が滅びると
これもまた、ずれたことばかりを言っている。
あまつさえ、微量の方が放射線の害があるとか、トチ狂ったようなことを言い出す始末だ。
*************
■でも、もう、放射性物質の大体の害はもう割れた、と思っている。
1)物質としての生化学の害
2)強度放射線における
水分解の活性酸素やラジカルの害
3)有害物質除去過程における、
体内ホットスポットの発生。
(結果的に一箇所が重度の放射線障害を受ける)
この3つに過ぎない。
「微量放射線被害」など存在しない。
「体内ホットスポット」か「物質の害」
いずれかにすべて分類される。
子供の「菌が触れた」とか「デン」のように
振舞う人達が支持を集めると言うことは、悲しいことです。
■自称「理系」の方が、問題を直視せず
十分な検証もせずに、被害も機序も否定する
そんな科学技術力の低下が
今の事態を招いたのだと
そのことも強く申し上げたい。
■治療法も、今回の日本人の患者研究を通じて
きっと発見され、発表されると思う。
論文レベルで足りないのは
その「治療実験」だから
だからこそ、今回の被害に対し、患者になるのは避けたいし
かといって、生活をすべて捨てて
逃げれる人など皆無に等しい。
************
■今、避難して下さいといっている人達は
万が一、避難をある一定の人々が始めたら
きっと、こういうはずだ。
「内部被曝している人達を
受け入れるわけには行かない」
「そんなたくさん来るとは思わなかった」
「残って死ね」
■子供の頃一度はだまされたはず。
「困ったことがあれば遠慮せずにいうのよ」
しかし、困ったことを相談すると
「そんなつもりで言ったんじゃない」と迷惑な表情を浮かべる。
■結局は覚悟もなく、己の利のために、
カッコをつけているだけなのだと思う。
自分はそんな覚悟がないので、
カッコはつけられません^^;
せめて仕組を明らかにして
「覚悟」と戦い方を固めることがその目的です。
なのでたまに動転します。^^;
**************
さて、放射性物質の害については
■米ソ、仏位までは恐らくその機序をつかんでいる。
そしてその「機序を知っている」こそ、多分核保有国の財産なのだと思う。
つまり、相手が核を使ってきた時、どのように首脳陣の健康を守り
生き延びるのかと言うことです
チェルノブイリの時、ソ連は決死隊に、
血液のキレート系、輸液、輸血の治療を主に施しました。
当時は何故と思っていましたが、今ならよくわかります。
血液バランスの維持が肝要であるということを
知っていた証左となります。
それは放射能対策ではなく、
ラジカルや電解質補正の対策でした
■今、残念ながら医療界自体が、週刊誌などの御用学者は嘘をついています。
「カリウムは全身に分布する」
しかし、知り合いはかつてにべもなく言っています。
「カリウムは神経と筋肉に分布する、
心臓は血中のカリウム濃度でコントロールする、これ常識の初歩」
■塩カリ安楽死事件が示すとおり、カリウムコントロールが
生死を握ることを、生死に関わる医者は良く知っています。
生死に関わる医者は、努力しつつ、
医療だけではどうしようもなくなってきたときに、
患者さんと家族双方が納得するような形で「軟着陸」の目安を
告げるのもその仕事です。
ご家族には「分からないけど、今日明日でもおかしくない」と告げますが
人によっては2週間、3週間と永らえますし
人によっては、本当に1,2日で亡くなったり、色々だそうです。
(もちろん治療が有効化しなくなるという意味です)
ホスピスならずとも、そういったフォローを日本の医療は
出来る範囲で行っています
そして、不思議と、患者さんの方から仰るそうです。
「ありがとう」と
患者さんは体の中で、
助からないことを、そして近日中に命が亡くなる事を、
やはり、なぜか知ることが出来るそうです。
***************
■山さんのように、道を切り開き
叫ぶことによって、いい方向に持っていくと言うのは
一つの方法ですばらしいと思います。
自分は多分違います。自省と内省の中から
何かを見出すタイプ、
それでいいのだと思います。
■正直、探求の中で
最初に思っていたのと違ってきたり、
いわゆる「パラダイム」が代わる、
様な出来事にいくつも触れることが出来たのは
喜びでもあり、その一方で、
多数の人の不幸というデータがあるから出来ることで
複雑な気分は否めません。
しかし、少しずついい方向にしていく力を日本は有しています。
手遅れが続いているとは言え・・・
でも今回は手遅れでしょう。
推進反対、いずれも無知蒙昧に過ぎます。
仕方ない。
せめて身近の存在が守れればそれでいいです。
**********************
■最後に余談ではありますが
意外にも、このままいくと、放射線論議は
「知」と「無知」との争いになると思います。
「知」が何も役をなさなかったから解体しよう、
日本に「知」は不必要である。
そういう論調が高まるかもしれません。
そんな、階級闘争、みたいな、
生まれる前の亡霊のようなものを
甦らせてはいけないと思っています。
■私はどちらかと言えば「無知」ではありますが、
「知」の方法論だけはしっていますし
その方法を積み上げれば、ある程度の「事実」を掴む事は
出来たと思います。
実証するには「知」が足りませんが
これはもう、資質の問題です。
非才を羞じるしかないです。
■日本の宝は「知」であり、
「知」が特権階級に安住するのもまた間違いです。
「原発と被害問題が」
誠意ない対応によって
まったく別の次元の、
より良くない話に代わる事を
何より恐れたいと思います
「知」と「実践」は両輪であり
何れかを欠いても、
物事は決して進まないのですから・・・
。
Posted at 2011/12/11 13:45:05 | |
トラックバック(0) |
過去の汚染から学ぶ | 日記
2011年12月10日
■HNKアーガイブスの地球核汚染(1995)をやっていた。
■ハンフォードで、ヨウ素131放出実験を行ったり
アメリカはなかなか凄い・・・^^;
データの蓄積が素晴しいと言うか恐ろしいと言うか
デススクエアが怖かった。
でも、因果関係はないそうだ。(苦笑)
■「塩化セシウム」の話を知り合いに投げかけてみた。
機序的には当たり前だね。との事
腎臓の調子やカリウムとか見て輸液決めるから
間違いではないし、当たり前ではあるとの事
そして一言「放射能がとか言う患者が来たら迷惑」
ちょっと笑った。
病態はうちらが判断するし、放射能でとかどうたらこうたら言われたって、
そんなもん、お化けと一緒で分かる訳がないし、
不満があればよそに行くしかないんじゃないの?
■と言う訳で、骨は折れますが
まじめに
機序を引き続き追い求めてみたいと思います。
結局は「放射能学」はトンデモに過ぎません。
トンデモ患者に見られたら信頼関係も、治療も終了です。
どうせ直らないとか、
放射能を否定されたとか言われると思えば
にっこり笑って、経過を見ましょうか、
異常は特にありませんよ
としか言いようがないからです。
以前「仮に放射能でどうしろと?」と言っていたのも笑えます。
「「放射能」に使う治療法とお薬」なんてものはないからです。
「学会発表と、製薬会社の薬が揃ったら何とかできるのか知れないけど」
そりゃそうだ。放射能で調子の悪くなった車を直してくれ
ってディーラーにやってきたら、非常に困る(笑)
■チェルノブイリでは実際に健康被害が続出しました。
そこにはまじめな濃縮過程と、毒の働きがあるからです。
放射線の害(ガン)なんて確率の害ですから、
がん治療を施す、しかできないのは当たり前のことです。
■すべては機序です。そこに沿って、症状を素直に告げる
大人は別に放っておけばいいのですが
子供はそうは行きません。
そのためにある程度詳しくなって
気になる症状のときに、すばやく安心したり、
万が一の手を打ってもらえる治療を、
詐術なく、相手の顔を立てれるよう、勉強が必要だと思います。
■まあ、相手も人なんです。
普通に考えて
「うちの子は放射能でこんなことに、何とかしてください」
は禁句です。
「訳分からない親が来た、説明しても聞き分けなさそう。」
相手に少しでもそんな感情が芽生えた瞬間
この時点で治療は半ば失敗と言うことです。・・・
何故なら、子供ではなく厄介な親に
ピントが合ったからであり、
それでも一生懸命だとは思いますが、
「モンペから身を守る」治療をされた時点で、
子供はベストの医療が受けれません。
Posted at 2011/12/10 19:07:12 | |
トラックバック(0) |
過去の汚染から学ぶ | 日記