■あれ、空間線量が上がるってえらいこっちゃじゃないの?と
思った方もいらっしゃるかもしれません。
あるんです。
その鍵は花崗岩です。御影石の方がメジャーですね。
ちなみに大理石とは違いますので悪しからず・・・
放射能持つ花崗岩使った国会議事堂“ホットスポット”だった
2011.10.28 16:00
■アルカリイオンを勧めて、某美味しい水を推奨していない理由
それは花崗岩です。
六甲山なんかは花崗岩でできた山ですから。
とは言っても火山岩はラジウムとかを微量に含む場合が多いので
アルカリイオンもそれなりのバックグラウンドはあってしかるべきです。
まあ、なんでもがぶ飲みはよくありません・・・
■面白い記事があって、国会議事堂はホットスポットと言う話です。
要するに壁、+地面という情況だと
2方向ですので、単純に倍になる訳です。
議事堂の中は石が裸じゃないので、そうでもないようですけどね。
花崗岩で多いのは、やはりカリウム40ですが
ベータ線源ですので、そんな遠くには飛びません。
それに石の中にいる限りは、体内には入りません。
■繰り返しかもしれませんがそんなカリウム40は
体内に約4000ベクレルあるそうです。
1秒間に体内に4000個が弾けています。
■花崗岩が多い地形は、関西地区、そして中国地方に及びます。
有馬、三朝とラジウム泉も多いですし、あのあたりはラドンの冷泉がゴロゴロしています。
関東北部も多いそうです。
■言いづらいんですが、
そういうところは
カリウム40のバックグラウンドが高い、と言えるんですよね。
別に通常の暮らしの中では日本人はもちろん対応して生きている、と言えます。
「通常運転」なんだし。
ステップ1:良質のカリウム
■そう、ポイントは良質のカリウムです。
その関連の
当ブログ検索結果を載せて起きます。
怪しいセシウムがまあ殆どなんですけど、
どこにウランやプルトニウムやストロンチウムが落ちているか分からない今
天然とは言え、ラジウムやカリウムだって減らしたいものです。
その近道は良質のカリウム=カリウム40が少なめのカリウムを取ることです。
ステップ2:総ベクレル管理
■いわゆる
「総ベクレル管理」をする必要が有ります。
その代表として、青森、秋田のりんごを代表にし、
また西日本のみかん類も候補に上げました。
カリウム40が少なめな「良質なカリウム」を補給することで、
体内の4000ベクレルが3600ベクレルにできれば、
遺伝子損傷確率を大幅に下げることができます。
北海道の大地も少なめ(by山さん)なので、
野菜など大いにお勧めです
■そういう事をいうと、
じゃあ総ベクレルが変わらなければ安心では、とか、
或いは、総ベクレルが2,3割変わらなければいいんじゃないとかいう意見が出るでしょう。
ステップ3:偏在物質取入減少
■ですが、どうも、ウランやプルトニウムやセシウムやストロンチウム、
あと天然のラジウムには
「偏って住み着く」概念があるようです。
放射性物質には原子量が重いものが多く、
それは重金属であると言えるからです。また溜め込みすぎると分解過程で
膵肝腎等に影響を及ぼします
証明済:ラジウム(天然かつ中皮腫のケース)
証明済:ストロンチウム89(骨転移のガン付近に集まる)
ちなみに特定のガンや病気に対しては
特定の放射性物質は非常に有効です。
偏って病変の細胞に集まりますので
ラジウム健康法も、経験則から生まれた
同様の体内ホットスポットガン撲滅法でしょう
但し、「健康な重要臓器」が
体内ホットスポットを作ってしまえば、
(中皮腫ラジウムがまさにその代表例)
総ベクレル管理は何の意味もなしません。
そしてその場合排出も困難となりますので、
ガンだけでなく臓器障害=重要臓器の場合は
多臓器不全が起きやすくなると言う訳です。
■当然そういったベクレル管理の基本は、水になるのは当たり前です。
(総ベクレル管理と言えますし、
今はセシウムなどの偏在ベクレル摂取制限効果もあります)
ステップ4
■放射線のエネルギーを考えよう。
α核種はエネルギーもさることながら、
往々にして密閉しておくと、半減期の短い核種に変化して
崩壊祭りが起きやすいという事で
非常に厄介な訳です。(例:世田谷ラジウム)
様は一粒で2度美味しくない訳です。
このあたりの判断は、今後も掘下げて生きたいと思います。
とりあえずは、そういった性質を強く持つのは
ウラン238ですが(放射平衡210日後3倍)
重たいので、被災地周辺に特化するかと思います。
ちなみに半減期が長すぎて、そうそう検出されないかと。
ちなみに今騒いでいる核生成物は、使用済みの場合で約3%のまた一部です
(弘2型)さんが計算されていましたね・・・
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■但し、これらは子供を持つ親御さんに必要な注意事項であって
いわゆる、ジジババが真似しても、
却って寿命が縮む時もあります。
また、そういう注意を払っていても、死ぬ時は死にますし、
死なない人はいくら放射線を内部被曝してもピンピンしているでしょう
■ちなみに統計的有意差とは、左の場合は、有意差無です。
同じ集団内から抽出したと思われるからです。
右の場合は例えば、
95%以上の確率で、別の母集団に属する、と統計的に考えられる=有意差あり
90%以下の確率で、別の母集団に属する、と統計的に考えられる=傾向差あり
どんなに悪い結果が出たとしても、
(といっても映画みたいにバタバタは死なない、)
こんな「あからさま」な統計的な差が出るかどうか、
考えるまでもないことでしょうね。
しかも同じ集団内で条件分けをするだけで、
別々の集団が混ざっていることが分かるのかどうか
私の経験上では無理だと思います。
(出たら、出たで一大事です)
ただ・・・等価線量200ミリシーベルトで出ますからね。
この場合は危険サイドからの統計有意で行くんでしょうけどね。
確率的影響は、あくまで母数が大きいから出てくるものなんですし、
今回はそういう意味では、医学的に、
貴重な「サンプル」が得られるでしょう。
■なので、健康被害は絶対に出した物負けです。
とは言え、もうじき遊んで暮らせる、ブラブラ病もどき生活保護が
湧いても困ります^^;
これらは難しいようで簡単です。
幸いにして「物を買う買わない」は
私たちに権利があるからです。
エコな配給制の国ではなく、
食料捨て放題な国である事を
皮肉ではなく心の底から喜んでいます
そして工場の位置や水源の問題があるので、
ベクレルが高い製品=低品質
とは言えない事に注意をして、
さりげなく避けましょう。
間違えても「買っちゃいけない」
なんていってはいけません。
それはあまりにひどい行為です。
できれば老人に飲んでもらいたい・・・^^;
とかいうと騒ぎになるんでしょうね。
ただ、ごく一部の死にたくない御老人は
子供のものを奪ってでも、ベクレルを減らそうと、
長蛇の列を作りますので
(孫の為はしょうがないけど・・・)
情報拡散しないよう注意しましょう。
放射能持つ花崗岩使った国会議事堂“ホットスポット”だった
2011.10.28 16:00
花崗岩が大量に使われている建物として日本で最も有名なのは国会議事堂だろう。あの白亜の外壁は、総花崗岩造りである。
建物から約120m離れた正門前の地上1mで、0.18マイクロシーベルト/時だった(以下、ことわりがない場合、すべて単位は同じ)。
さらに建物に近づき、
花崗岩の外壁付近の位置だと、0.29にハネ上がった。これが
議事堂内部に入ると0.1に下がる。内装や構造材に使われているコンクリートなどが放射線を遮るからだろう。
東京近辺で各行政機関が公表している空間線量は、地上1mでおよそ0.05~0.06程度である。これが地上5cmだと0.1程度に上がるというデータもあるが、議事堂の例でもわかるように、地面に近いと岩盤や地中の物質の影響を受けやすく、場所によって大きなバラつきがある。
いずれにせよ、一般的な線量の3~5倍で、“高放射線土壌”の周辺並みだから、国会議事堂は立派な“ホットスポット”ということになる。福島県いわき市の市庁舎前が地上1mで0.17程度だから、それより高いわけである。
続いて花崗岩の敷石が美しい銀座のメーンストリート「並木通り」を訪れた。地上1mで0.2前後の場所がいくつもあり、周辺より明らかに高い。近くにある赤御影石のビル壁の前では0.25を検出した。
墓地も調べた。都内最大級の青山霊園では、通
路の地上1mで0.1、墓石の近くでは0.13だった。さらに、
赤御影石の手洗い場付近では0.2を記録。予想通り、ここも“ホットスポット”だった。
念のためにもう1か所、雑司ヶ谷霊園を調べた。文豪・夏目漱石の墓石近くで0.17と、青山霊園と大きな差はなかった。
やはり花崗岩の影響は大きいようだ。東京での計測結果が花崗岩の影響であることを確認するため、日本有数の御影石産地である愛知県岡崎市に向かった。
採石場に入ることはできなかったが、採石場に面した場所(地上1m)で0.12を計測した。場内はかなり高いことが予想される。比較するため、そこから約2km離れた公園で測ると0.1とわずかに下がった。さらに2kmほど離れた岡崎インターチェンジ近くの駐車場では0.09だった。
この記事の目的は「あちこちが危ない」と訴えることではない。この程度の場所は日本中にあることを示したいだけである。もちろん、岡崎市に住むことや銀座に遊びに行くことが危険なわけでもない。
ただし、今回の計測結果から推測すれば、御影石の採石場で働く従業員は、仕事による被曝が年間1ミリシーベルトを大きく超える可能性が十分あるので、今後、健康調査や防護対策を検討すべきかもしれない。
※週刊ポスト2011年11月4日号
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