ことしは季節がやはり早いです。
今回の台風は秋の要素を備えていて、
とはいっても、熱帯気団なので
厄介なことになりました。
というのも、日本海の海水温が高く
にもかかわらず寒気が入っているのです。
なので温帯低気圧化で
逆に発達します。
これは日本海の特徴で
かつては洞爺丸台風などの悲劇を起こしているんです。
特徴は時速が40~60と早く
温帯低気圧化すると減速しますが
その過程で線状降水帯的な閉塞前線と
疑似目を出現させることです。
疑似目とは、台風進路右上に
ポッカリと台風の目のような
大きな穏やかエリアを出現させることですが
台風の本体や、温帯低気圧化に伴う
寒冷前線があとに控えているため
洞爺丸台風のような事件が起きるわけです。
つまり台風は今回の場合で言えば
西日本の上で発達する
(台風としては衰えるが、
温帯低気圧としての発達が
衰えを上回る)
ということが起こります。
更にその段階で図体が大きくなるため
台風が来た!と勘違いするのですが、
それはただの巨大化のため
長いこと天気が荒れてしまいます。
そして寒冷前線が進まないため、
荒れる場所はずっと荒れます(苦笑)
ちなみにうちも一時間少しほど停電がありました。
一時間で気温は30度を室内は越えてしまったので、
空調服(ツーリング用)を着ましたが
丁度買い足したところでしたので
バッテリーは大体15万ミリah位は
ありましたが、(携帯なら…50回以上)
数日避難ならちょっと焦りますね。
あとはコンロと、水を一応お風呂にためて、
みたいな感じで、良く考えるとアウトドアよりも
(焚き火やテントはダメ)
バイク道具の方が快適性とは
相性いいんだなと感じます。
でも、オリンピックが終わるまでもってよかったです。
但し、夏にこのタイプの低気圧や台風が来ると
気団が乱れてグダグタになります。
でもまぁ自粛にはいいのかもしれませんね。
Posted at 2021/08/09 12:00:30 | |
トラックバック(0) |
気象を科学しよう | 日記