ドゥテルテさんは、中国のエージェント扱いで
問題ないと思う。
だが、彼は深入りしすぎた。
何に??
習キンペーである。
そう、権力闘争に手を貸してしまったのだ。
変な話、共青団は理論的で手強い。
対日プロパガンダにも長けている。
習様はその辺てきとーだ。有能が故に
とにかく国内権力と政敵の排除には
手を抜かないが、それが通じるのは勿論
国内だけだ。
つまり権力基盤は危うい。
危ういからこそ、
意地でも核心を入れたがった。
対共青団、対江沢民。
彼は危うい、この辺りをどうも
安倍総理はにこにこ話したらしい。
つまり日本にとって習キンペーは
動きが読みやすく、そして、
李克強より組みやすい。
あくまで丁寧に、慇懃無礼にもてなした。
今の勢いだと習キンペーが勝つが
その方が日本には悪くない。
そうなった時、ドゥテルテさんの価値は
アメリカに逆らうルーピーである。
如何に強かだろうが、アメリカは放置しない。
そんなに甘くはない。
この手のマフィアは圧倒的武力で潰す、のは
アメリカの18番である。
(要するに都合がいい)
フセインもかつては、アメリカ支援があり
アフガニスタンも勿論支援していた。
アメリカは純敵対国には攻め入らない。
力無き表裏比興者は、アメリカのターゲットである。
中国はその時に、南シナを支配下におけばいい。
と言うわけで、中国では暫く
権力闘争が続く。
失脚間際からのウッチャリを成功させた
習様はそれなりにやはり有能だ。
そして、何故か習様にはアメリカの息が
あまりかかっていないのだ。
米中にはそういう手の打ち方もある。
(アメリカがドゥテルテさんを潰し、その間に中国が
スカボローの統治権を確立する。)
これなら中国の面子もたつし
アメリカの面子もたつ。
と言うわけで、ドゥテルテさんの選択肢は
あまりない(苦笑)
アメリカと軍事同盟を持ち、相談できる
命綱(日本)をドゥテルテさんは袖にできなかった。
富国強兵は今も昔も国を支える力であり
その単純なことをドゥテルテさんの
外交から学ぶと色んな事が見えてくるかもよ?
Posted at 2016/10/28 23:57:36 | |
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