このお正月は文系的なたとえ話で、被曝関係について
話をしていきます。
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■コロンブスと共に全世界を席巻した性病「梅毒」
アメリカから持ち帰られて世界に広まったとか。
清正公も、結城秀康も、浅野長政なんかも梅毒だったそうです。
鼻がもげて頭がおかしくなって死ぬ、原因不明の病。
今はペニシリンが効きますので、早期治療でずいぶんと問題がなくなったとか?
バラ疹が出て、ゴム腫が出て、やがて精神疾患を起こして死ぬ。
仁でも有名になりましたね^^
吉原は、鼻散る里、遊女がせっせとかかる性病です。
■そんな病気の判明はスピロヘータと言う原虫に原因があり
その発見には、あの野口英世も、紆余曲折はありますが絡んでいます。
作曲家もシューベルトやモーツワルトは怪しいといわれていますし
シューマン夫妻とワーグナーとのどろどろドラマなんざ、
小説よりグロテスクです。
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■言いたいのは、今の放射性物質への恐れは
「梅毒」みたいなものに見えるということです。
未来の人(南方仁)から見れば、治療法はあるかもしれません。
「いいや放射能には誰も勝てない、究極の病なのだー」
そんな意見も聞きますが、
■エイズでさえ、治療不能な人類滅亡の為に遣わされたとか、
CIA=アメリカの陰謀とか言われていましたが、
いまやカクテル療法で大分長生きします。
「処女を犯せばエイズが治る」の南アフリカなど、
素敵(皮肉)な習慣の国もある・・とか、
(そんなデマの存在自体、半信半疑なんですが)
自由の裏側には危険があると言うことで、
人の悪い自分は・・・自分の行動で頂かない様に平和に暮らそう
そう、思うんですよね。
(決してベクレル野菜やベクレルお肉が、
梅毒にかかった遊女みたいなものに
見えるという意味ではありません。
誤解しないでください^^
梅毒と違って一発でかかるものじゃなくて、
ベクレル=セシウム族は積み重ねですからね)
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■私たちが生きている間かどうかは知りませんが、
内部被曝にしろ放射線にしろ、
いずれ分かるようになるということです。
「仁」の世界では、江戸時代にコロリに出くわした仁が
輸液と経口補液で、自らも死に瀕しながら、治療していきます
(自分は漫画のほうしか読んでいませんが
杏林の先生が詳しく監修された・・・とか
分からない(対応できない)病への対処としては
非常に理にかなっています。)
電解質異常への対処は今も昔も大きくは変わらないということです。
■何も病気や原因そのものを、解明して
論文を書いて、実証しなくても、とりあえずコントロールができて
組織細胞が死ななければ人は死にません。
ちなみにコレラの補液での対処は
明治時代にようやくその萌芽を認めます。
要するに、
人が死なないようにすれば、勝ち、な訳です。
「36計逃げるにしかず」もその通りですが、
全員が逃げればただの難民です(笑)
子供だけの隔離避難は、大抵思想系の影響が入りますし
親子を引き離すのもどうなんでしょう?
事故直後なら分かりますけどね。
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■極端に言えば、
無知に対する人間の対応力は
今も昔も変わりはありません。
江戸時代では蘭学医が水銀で治療を試みるように
今の段階では、根本治療には医者も所詮は無力でしょう、
ですが、昔と違って、人が死なない為の治療は、
昔とは比べ物になりません
■特効薬は無理ですが、
経口補液的な事は今や日本で薬局でも簡単に手に入ります。
相手が「未病」であるなら、未病との戦いは私たちにもできるはずです。
医者じゃなくてもね。
■増してや、ベクレルがあるからないから安全危険とか
そういう問題ではありません。
もちろん取らないに越した事はありませんけど、
神経質になれば解決するわけでもないでしょう
予防に徹して、異常が出た場合には
医療のフィールドに渡せるよう努力する。
■放射線や内部被曝に関しては、
そういったシンプルな方策こそ重要でしょう。
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と、いうわけで、知らず知らずのうちに
「仁」に影響を受けていたようです(笑)
Posted at 2012/01/04 19:59:30 | |
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病気と放射性物質 | 日記