■一つ謎があります。
皆さん、瓦礫を燃やすって言うとギャーギャー騒ぎます。
■でも、除染って言うと、無駄だから・・・と言って反対されます。
■何で?
何でましに出来る所を放置するくせに、
瓦礫を燃やすのだと、大騒ぎをするのですか?
本当は人のことなんてどうでもいいんでしょう(笑)
俺だけ無事ならどうでもいい!
そう思っていませんか?
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■
言いたいのは、瓦礫処分も、
除染(をしない)も
実は同じ意味を持っているということです。
ルートが違うだけなんです。
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■瓦礫処分に関しては、結論的には受入数に比例して
放射性の粒子が出るのは、当たり前の事。
その前の破砕工程で既に出ると思いますが。
2011年11月22日
【どっちが有害?】主灰と飛灰【常識的に考えよう】
2011年11月07日
【盲点】アスベストを熱分解・・・と、今回の「瓦礫処分の大問題点」【破砕、民間業者】
これは騒がれている通りで、濃度はたいした事ありませんが、
受け入れが10万トン単位だと、99.99%の捕集効率で
10トンの汚染粉が撒き散らされます。
ルートはフィルター&スクラバーを潜り抜ける、
恐らくはオイルミスト(霧)成分
脂溶性成分となるでしょう。
アスベストと、喫煙でリスクが
飛躍的に跳ね上がります。
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■一方の水を通した汚染は
栄養塩となって、食べ物となって
■一言で言えば、粒子にして、循環サイクルに解き放つと、
私達の体は取り込んでしまいます。
生物からの栄養として
全国の食べ物として流通します。
その汚染はお米を考えれば一目瞭然です。
このまま行くと汚染は来年増えます。
なぜなら山から下りてくるからです。
私達の体、それも筋肉、神経細胞を中心に
電気的な害をなします。
水源汚染カテゴリー
その影響は、長崎原爆における西山地区の通り
30年などの長きに渡って、体内のセシウムの値が高くなりました。
西山地区では癌の罹患割合が増えていますが、
それが、「いつ」の内部被曝による物かはまだ分かっていないそうで
研究は打ち切られてしまっているそうです。
セシウムの毒性の盲点カテゴリー
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■つまりゴミの焼却防止では片手落ちです。
とは言え、放射線をちょっと受けただけで癌になるなら人間は皆癌です。
大体放射線を出すと言う事は、崩壊したと言う事であって
一部の核種を除いては(代表ラジウム)、放射性物質としては無害化します。
正直、他人事にしていたって、多くの人は難を逃れるでしょう。
ただ、日本でもう一度同じような事故が起きたり、
例えば、中国・韓国で事故が起きた時、放射性物質に対する耐性の
何割かは使い果たした状態です。
■なんだかんだで、吉田所長を皆して叩いていますが、
外国で事故が起きれば、間違いなくチェルノブイリパターンで来ると思います。
風に乗って、それこそ日本中を汚すのです。
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■お金を過度にかけろ、とは言いませんが、
不幸に浸ったり、破滅願望をかなえる前に
少しでも放射性物質の循環を抑える。
ホットスポットだって、大地による除染なんです。
線量が出るということは放射性物質を集めた、と言う事です。
一度セシウムの循環経路が出来てしまえば、
容易に環境中のセシウムが減らないことは、長崎でも
チェルノブイリでも実証されています。
■対岸の火事、人事、
例えば北朝鮮が
韓国の原爆を破壊するだけで、
そんな幻想はすぐに崩れます。
それとも、それは想定外??
「きっと大丈夫」と思った人には
吉田所長を批判する権利は一切ないと思います。
除染を利権にせずに、「毒物循環社会」を阻止する。
閉じ込めておけば勝手に崩壊する物ですので
せめて、ノウハウとコストパフォーマンスを得なければ
この不安定な極東の中で生き残っていくなんて、笑い事です。
Posted at 2011/11/29 20:34:09 | |
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フレコンバッグ除染 | 日記