■原子力工学と原子力の意味合いは一部変わります。
しかし原子力工学と原子力は、より一層力を持たなければなりません。
好む、好まないに関らず。
ただ原子力工学は「分解工学」を兼ねる必要があったり
その「除染工学」「除染部隊」(自衛隊)等も必要になるでしょう。
逆に、頭の柔らかい、安全の為の原子力知識を求めると言うことです。
(安全保障上も必要かと存じます)
■元々、私の「原発容認」は、「技術の保持」が目的です。
原発は「プラント」ですからね。
原爆みたいにシュミレートできないっしょ?
■そもそも原発の問題点は、武田教授も指摘しているように
震度6で、一部が破壊される、事です。
建築基準法的には何の問題もないのですが、
原発の場合は、変なものが漏れるだけで大変な事になりますので
もっと上の震度でも破壊されない堅固さとしなやかさを要求します。
でもそれをやったら、採算が取れないんじゃないの的な、
ジレンマを抱えています。
そもそも採算どころか破綻してますけどね^^;
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■ウラン資源が余りないので、何ともいえませんが
ウラン炉については先が長いかどうかは微妙です。
しかし、資源問題が絡むと、核分裂エネルギーは
やはり見直される可能性が強いと思います。
そうなると、少なくとも、次世代核技術とやらは
重宝される可能性が強いと言えるでしょう。
アメリカが手がけ、中国が力を入れようとしている
トリウム炉やら(実現する、しないは別として)
除染、廃炉、
安全性を確保した小型炉
廃棄物処理
とやる事は山ほどあるわけです。
そして、核技術者を間違っても、半島、大陸の国に渡してはいけません。
(安全保障上大問題です)
あとは使用済燃料ですが
保管安全性が保てるなら、ダーティーボム弾を国防に用意してもいいかもしれません。
反原発の人が忌み嫌う「有害性」こそがそもそも軍事的には価値あることなのですから。
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■ここまで踏み込むのには訳があります。
イランが原子力発電所を持ちましたね、
あの国はお隣での劣化ウラン弾の威力を知っています。
色々な意味で。
そしてアメリカは劣化ウラン弾の被害を認めていません。
つまり使っても非難できない。
つまり、悪い意味での軍事革命が起きる恐れがあるのです。
「ダーティーボム」革命です。
「イエローケーキ弾」「メルト弾」
なんてものをもし、実現すれば、
世界の戦争は除染能力を問われる事になります。
致命傷を与えなくても、相手の国土が荒廃する訳です。
敵国土に攻め込んで相手軍を引き込み、
相手軍にウラン他を思いっきり浴びせてやればいいのです。
焦土は敵国土。
(戦略的には豊臣秀吉の朝鮮侵攻ににかよります)
非難には「アメリカだって劣化ウラン弾を使用している」
と言えば大丈夫です。
更にこの事によって北朝鮮が取れる行動が変化します。
「
いざとなったら先制攻撃をして、敵地にて迎撃の上でウラン汚染を図る」
つまり戦争と核汚染の危険が格段に高まるのです。
「ダーティーボム」に抑止力が生まれると言うことになります。
世界は核爆弾と言う幻想によって成り立つ、
バランスの取れた平和を失う可能性があるのです。
そしてもっとも不利になる国はどこか?
それは専守防衛の国=日本です。
私は元来は9条論者的なニュアンスを持ちますが
(軍事プレゼンスを経済に回した方が得)
もし「ダーティーボム革命」が起きれば、
日本は「普通の国」にならないと国土を守れない可能性が非常に強い。
要は敵地で戦える国になる。
この事が抑止力を持つ嫌な時代がやってくる。
(戦うか戦わないかは全く別問題)。
小出助教が3月11日を境に世界が変わったとおっしゃっていますが
私は3月14日にこの世界は変わってしまったと思ってます><
それは軍事的に「汚れた核」の時代になったと言う意味合いです。
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ガンダーセン教授の論はそれほどの意味を持つものです。
きのこ雲=核爆発?は原子炉以外で発生した!!
これは「核と言うパラダイム」をも揺るがす恐ろしい瞬間だったと
思っています。
2011年05月07日
3号機の爆発について【ガンダーソン博士の話】
Posted at 2011/09/06 18:11:20 | |
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ダーティーボム革命? | 日記