走行10kで納入されていましたが、
500k強走りました。
印象を書いていきます。
NV150AD(エキスパートGX)になって、
「製造コストは一切金かけずに、
乗り心地を改善する」と言う妙なチューン?
が行われていました。
先代の気持ち悪いくらいのアイドリングの静けさは
継続していますので、エクストレイル/ムラーノよりも
何故かアイドリングは静かです。
NV150ADエキスパートのなんちゃって高級車感には
完全に失笑なのですが、
「自分のニーズ」については満たしています。
開発陣の(行き場のない)情熱を感じます
1、前輪が少し柔らかくなった。(強アンダーではない) △
低速だと快適で気持ち悪いw
長い事乗ると
オーバーステアになるんじゃないかと不安です。
慣れれば問題ないと思いますが、
2、空力特性が改善 ◎
バンパーを変えたのは
高速走行でのトラックなどの風による蛇行を減らすためみたい。
バンパーの突起は
タンカーの舳先みたいな役割をしている。
ハンドル微修正が不要で、ちょっとつまらないですがw
3、インジケータがさらにチャチに、 △
軽自動車っぽくなった。
日よけにはカードホルダーすらない。
もっともそんなのを望む車ではありませんw
ドライブインジケータが相変わらずありませんが
ATのおもちゃみたいなセレクタより、
マシな気もします。
4、CVTは癖があるけど悪くない。 ○
副段変速時のぎくしゃく(30k程度)が気になるけど
瞬間燃費系は出さずに、積極的にアクセルを踏むと
いい協調を見せる。
速度は遅いけど、機微でカバーするから、速い
(置いて行かれない)
5、ブレーキの初動の甘さが
回生ブレーキで改善 ○
これは大きいです。プリウス系程
ガッツリではないので、自然に減速が出来ます。
リアドラムの欠点を補ってます。
6 ハンドルが固くなりました。 ○
電動パワステ指一本感が無くなった。
個人的には(乗り換えなので)違和感、ですが
まともな硬さ(自然です)
空力改善とVDC装備で、硬くできたんだと思います。
7、ドリンクホルダーが増えました。 ◎
ペットボトルが複数置ける。なんて嬉しい(笑)
8、リアヘッドレスト ◎
もう見た目ツーリングワゴンです。
どうせリアシートは非常用。
しかもシートベルトが肩からかかるなんて。
9、アイドリングストップがない ◎
あの意味のない交差点や
信号ダッシュのトロさがありません。
郊外に出ると燃費が上がります。(17-20k程度)
自分の使い方にはいいのかもしれません。
10、自動ブレーキ、車線逸脱 ○
車線逸脱は、割と正確です。
薄れた黄色線だとなりません、
そっちの方が危ないんだけど。
居眠りする気はありませんが、
悪くはない装備です。
前車発進お知らせはありませんけど
実際乗ると不要ですね。
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総合的には車体剛性は、
相変わらず半端ないので、
開発チームは
「あらゆる」コストアップが許されない中
NV150AD「エキスパート」については
CVT、VCD(が作動しまくらないように)、
相当欠点を消す事に注力したように思います。
と言うか、荷物の乗るツーリングワゴン
としては物凄くよくできていますが
装備が(一般受けには)あまりにチープです。
バンとしては
お仕事に特化していないので
対プロボックスは…駄目ですよね(笑)
快適性に振るなんてセールス上あり得ません。
(個人的にはとてもありがたい)
燃費が良くて、ちょっと高速域と
カッコが悪く、内装がチープな
大当たりした時のレガシーツーリングワゴン
(1995位の)になっているので、
いいと思います。
しかし、こんなニッチな車
間違っても大売れする事は無いでしょう。
(エキスパート自体、先細ってますので
5年後くらいに廃止になりそうです)
国内生産100万台の為だけに日本で
作ってくれているようなものなので、
もう少しリース車が増えるか、
イーパワーで生き延びてほしいですね。
Posted at 2017/07/20 20:57:15 | |
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