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イイね!
2008年02月27日

「上がりのクルマ」 その6 Nissan2

「上がりのクルマ」 その5 Nissan1(脱線)では実家のC33ローレルネタで脱線してしまい、メルセデス C200試乗記シトロエンC4ピカソ試乗記・・・と脱線したが、今回は再び1987~1990年、私の中学時代に戻り、当時のニッサンのお話を。。。


「上がりのクルマ」 その5 Nissan1(脱線)で触れたとおり、当時はS13シルビアなどニッサンがもっとも勢いのあった時代で次々と名車をリリースしていた。

個人的にはレパードベースにザガートのボディを載せたステルビオなんかは、当時はドン引きしたクルマながら、今となっては、その無駄感、バカっぽさ、伊達感などにちょっとグッときてみたり・・・・。日陰車だったなあ。




Nissan Skyline GT-R (BNR32)

ニッサン党ではなかった私だが、やはり当時、とにかくセンセーショナルだったのはR32スカイラインGT-R。

KPGC10 箱スカR、KPGC110 ケンメリRの伝説は中坊の私もいろんな書物や口伝えで聞いていたし、R31 鉄火面RSや、不評だったR31 7thスカイラインのGTS-Rですら憧れであった当時の私は、オッサン達と同様に「勢いのあるニッサンによる、新プラットフォームでのGT-R復活」を夢見て待ち焦がれたもんだった。

で、R32スカイラインの登場後しばらくして、満を持してGT-R登場。


はっきり言って、美しいスタイリングとは言えないし、当時、徳大寺有恒が評してたように、私もスタイリング自体は4ドアモデルの方がまだマシだと思っていた。グローバルなデザインとはとてもじゃないけど言えない。
内装は独創的かつ硬派でカッコイイけどね。今でも通用すると思う。


でも、デザイン云々を超越して、やっぱりインパクト強かった。
FC、7th スカイライン GTS-R、70スープラ・・・・という国産スポーツカーのラインナップにドカンと登場ですから。

RB系エンジンはGT-Rの登場以前から人気で、実家のローレルもRB20DEだったのだが、RB系は名前がわかりやすい。
排気量と、DOHCを表す「D」と、ECUを表す「E」と、ターボを表す「T」。
RB20E、RB20DE、RB20DET・・・。
そこにきて、「RB26DETT」っすから。「26」な上に「T」が二つも並んでるんすから。
エンジンの型式名だけで盛り上がれるわかりやすさ。中坊にはたまらんわけである。

発売当時は、RB26DETTがチューン次第で800馬力とか捻出できてしまうとは夢にも思っていなかったが、当時は「280馬力」というカタログスペックでも十分にインパクトが強かった。

名古屋サカエチカ、クリスタル広場の日産ギャラリーまで実車を見に行った。
置いてあったのはガンメタではなく濃紺のR。これもまた盛り上がった。

割と高価なGT-R本も購入して、何度も読んだ記憶がある。
中学の「技術」の授業の冬休みかなんかの自由テーマのレポート作成では、アテーサET-Sについて書いた。

プラモデルも作ったなあ・・・・。


現在、新型GT-Rの登場で、賛成派もアンチ派も含めて、結局のところ日本中が「GT-R祭り」なわけであるが、R32の登場時も本当に「GT-R祭り」だったと思う。



・・・・・なんか、ここまで書いた原稿を読み返して、我ながら陳腐だなあ・・・と思ってしまった。
R32 GT-Rというわかり易過ぎるクルマがテーマなため、あまりにありきたりな内容な気が・・・



中坊だった私を熱くさせてくれたGT-Rだったが、当時の私は基本的にハイパワー車よりもライト・ウエイト・スポーツが好きだったこともあり、時とともに自分の中では風化されていった。
私の中で風化されている間も、絶版車となってからも、R32はずっとチューナーに支持されて、モンスター化されていたのだが・・・・。


一年ほど前に泉州に引っ越してきてから、やたらとBNR32を見かけるようになった。
フルチューンドな個体も見かけるのだが、「マフラー以外ノーマル」みたいな感じで大事に乗られているタマも結構見る。
20年の時を経て、最近見ると、「R32 GT-Rってこんなに小さかったんだ・・・・」といつも思う。発売当時はそんなイメージは全くなかったのだが・・・・。
そのアスリートとしてのコンパクトさ、凝縮感に、今さらながらに心打たれたりして。


R32 GT-Rは、「上がりのクルマ」の候補には上らない。
でも、死ぬまでに一度は運転してみたいクルマである。
どなたか、運転させてくださいm(u_u)m



・・・続く



ここまでの「上がりのクルマ候補」
Ferrari F40

「死ぬまでに一度は運転してみたいクルマ」
・Nissan Skyline GT-R (R32)





「上がりのクルマ」連載の目次はこちら
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Posted at 2008/02/27 16:51:23

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この記事へのコメント

2008年2月29日 4:16
自分の車歴で忘れないのは、やはりR32 GT-RとセリカXX GA60系です。R32が発売された時は、あれほど完成された車はないと思ったくらいですよ。しかし、mistbahnさんが中学生だった時には自分はもう。。。(^_^;)
コメントへの返答
2008年2月29日 7:44
おおお、R32 GT-Rオーナーだったんですか~!!!!!
いいなあ・・・・・・。乗せてもらえなくて残念です。

しかもセリカXXも!
XXはもう「よろしくメカドック」で読んでワクワクした世代です。-_-;)
確かに世代の差を感じますネ(^-^;)

私より更に10歳とか若い方も「みんカラ」友達にいらっしゃるので、世代間交流ができるのは「みんカラ」の良いトコですね。

プロフィール

「HAOC 鈴鹿ツイン。
ベストは1枠目の1分11秒141。

自己ベストはコンマ3秒更新できたケド、絶好のコンディションにも関わらず、目標の1分10秒を叩き出せず残念感炸裂😩

3枠目、4枠目と走りのアジャストは進むのにタイムは11秒5、11秒8とズルズル下がった😓」
何シテル?   11/24 17:43
ビート(PP1)、アコード・ユーロR(CL7)、三菱アイに乗っています。 ビートでのサーキット走行(タイムアタック)とチューニングを続けています。 鈴鹿...
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