2011年04月12日
余計な一言(住友化学社長、経団連会長の一言)
■発言の趣旨は別として、余計な一言とはこういうことを言うのだろう。
レベル7の話は知らされなかったのだろうか??
■経団連会長は当然世界に向けての日本の顔だ。
この方は住友化学社長で経団連会長の3代目だと言う。
■前年ながら今回の事故は、電源車のプラグが合わないと言う人災の面が強い。
お粗末ながら、津波高が、津波増幅によって福島第一原発が壊滅したことを教えてくれる。
■「世界に向けて何かあれば、日本国が賠償しますよー」と宣言したようなものだ。
「当事者は無罪(笑)レベル7だけれどね!!」
■仲間意識もあったのかもしれないし、(清水社長は副会長)
法律面を強調したかったのかもしれない。
しかしタイミングが悪すぎる。
■世界にこんなイメージが植えつけられるかもしれない。
「この期に及んで、電力会社無傷らしいよ。体質改善する気もないんだって」
政府の隠蔽と共に、
「きっとトヨタも本当は隠してるんでしょう」等と風評被害が始まる。
「日本製品は隠し事ばかりだよ」きっと日本以外の会社のセールスマンならそうささやく。
「政府を見れば一目瞭然!!」これからの合言葉にきっとなる。
■何より住友化学という住友グループ系のトップの人間が発してよかったのだろうか。
何より発言の主旨も微妙だが、そして私自身はそんな立場の人間では全くないが、
言葉を発する事の恐ろしさと、他山の石とすべきものだとふと思った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000609-san-bus_all
引用)
引用:産経新聞
経団連会長「原発賠償は国の責任」 東電国有化論は一蹴
日本経団連の米倉弘昌会長は11日の会見で、数兆円規模にのぼるとみられる福島第1原発の賠償責任について、「原子力損害賠償法には大規模な天災や内乱による事故は国が補償するとある。国が全面的に支援しなくてはいけないのは当然だ」と強調した。
米倉会長は原子力損賠法が想定した「大規模な天災」について「関東大震災の3倍規模」とした法律制定時の国会答弁を例示。そのうえで、「今回は30倍」であるとし、国の全面支援は当然との認識を示した。
東電の経営体制については、原子力の安定供給体制を維持するため「法律に基づき国は東電を民間事業者として全面支援すべきだ」と語り、政府内の一部で浮上している東京電力の国有化論を一蹴(いっしゅう)した。また、福島第1原発の損傷についても「原発は国によって安全基準が定められ、設計、建設されている」と指摘、国の安全基準が甘かったとの認識を示した。
一方、「政治家が国有化という言葉を使っただけで、どれだけ東電の株価が下落したか」と非難。海外にも広がっている放射能の風評被害についても、「もっと正しい情報を発信するとともに、場合によってはWTO(世界貿易機関)に提訴すべきだ」と語った。
引用終)
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Posted at
2011/04/12 20:38:40
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