■以前に、
平和だし当たり前だし、いいことではあるのだが
で、郡山の下水汚染の事をお話しました。
■順調に除染されているということでもあり
土中にしっかり浸み込んで、長い御付き合いになるということでもあり
ウラン238関係についてはあるんだかないんだか分からなくなる、という事でもあります。
■ホットスポット以外は割りと落ち着いているでしょう。
それがどこかが問題ですが・・・
実は江東区も怪しい場所のひとつです。江戸川、隅田川近辺にどうも
海風なのかどうか、風の流路があるようで、そこで多くの核物質や
ウラン238が落ちているものと思われます。
単にコンクリートジャングルなだけかもしれませんけどね。
■一つの目安はシリーズ3月15日で言及した
3月15日関東到達のプルームの交点。
■もう一つはタケダネットに出ていた汚染地図
柏、松戸、流山、三郷のホットスポット

詳しい説明と比較は下記のエントリーにあります。
たった一日で出来たホットスポット
■もう一つは下水道の汚泥です。
厳密にはコンクリートジャングルの東京と
農地豊かな田園地帯では、集まる水の量も処理量も違うわけで
目安ではありますけど、いつどんなものが来たか、ちょっと考える材料にはなります。
福島の汚泥から高濃度セシウム 郡山市の下水処理場
では
県によると、汚泥からセシウムを1キログラム当たり2万6400ベクレル、溶融スラグから同じく33万4千ベクレルを検出した。原発事故前の溶融スラグは同246ベクレルだった
■
汚泥焼却灰から放射性物質 都下水処理施設で3月採取
では3月下旬に17万ベクレルが出たそうです。
都下水道局によると、検出された施設は「東部スラッジプラント」(江東区)。同時期に大田区と板橋区の下水処理施設2カ所でも汚泥焼却灰から10万~14万ベクレルの放射性物質が検出された
1カ月後に再調査し、3施設の放射性物質は1万5千~2万4千ベクレルまで低下したことを確認。物質が放射性セシウムかどうか特定を進めている
宇都宮市によると、市の5施設で6日に採取した汚泥焼却灰や汚泥を検査。川田水再生センターの焼却灰から2万6千ベクレル、下河原水再生センターの汚泥から4300ベクレルを検出した。
前橋市によると、前橋水質浄化センターで9日に採取した汚泥焼却灰から4万1千ベクレルを検出。汚泥は1844ベクレル、高温処理した溶融スラグは1万7090ベクレルだった。
横浜市によると、南部下水道センター(金沢区)で6日に採取した汚泥焼却灰から約5千ベクレル、汚泥から約240ベクレルを検出。北部下水道センター(鶴見区)の汚泥は約千ベクレル
だそうです。
■まあ汚染予想通りの場所に、それなりの数字ですが、
日時をあわせないなんともいえません。
もちろんセシウムエコはセメントでリサイクルですよ^^
エコ最高!!
皮肉はさておいて
ただ、セシウムが残っている場所は、ウランも降っているはずです。
大方は流れるとは思いますが、身の回りはきれいにして
花粉が飛んでると言って、マスクをするだけで、体への悪影響の大半は
なくなると思います。
■ちなみに汚泥についてはもちろん福島にしか制限はありません。
隠してたんだもんね、タダチーニ。
高濃度放射性物質含む焼却灰は容器保管 政府方針
福島県の下水処理施設の汚泥から高濃度の放射性物質が検出された問題で、政府の原子力災害対策本部は、放射性物質の濃度が1キログラム当たり10万ベクレルを超える汚泥については可能な限り県内で焼却や溶融処理をし、焼却灰は容器に入れて保管すべきだとした取り扱い方針をまとめた。国土交通省などは12日、同県に方針を通知した。同県が安全な処理方法を示すよう国に要望していた。
方針によると、1キログラム当たり10万ベクレル超の汚泥は焼却や溶融処理した上で、焼却灰は飛散防止のためドラム缶などの容器で保管。それ以下のものは遮水シートなどで外部に漏れないようにした管理型処分場の埋め立て敷地内などに仮置きできる
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ウラン238飛散問題 | 日記
Posted at
2011/05/14 13:45:20