■核燃料サイクルというのは、資源の無い日本にとっては悲願でもありました。
石油や資源が足りなくなって、戦争に敗れた日本。
そして、戦後の復興の中で、猛烈な勢いでエネルギーに走り出します。
■その中で手をつけたのが「
原子力サイクル」と言う発想です。
どんな発想なのと言う事で、反対派さんの頁から絵を引っ張ってきます。
プルサーマル反対の人の頁です。
要するに、ウラン235を濃縮して、ペレット つまりは 核燃料棒を作りますが、
それを燃やしますと、こんな事がおきます。
核分裂するプルトニウム より
そうプルトニウムが湧いて、プルトニウムが燃えます。

で、燃料棒には、燃えカスと、燃え残りと、プルトニウムが溜まります。
同じく
核分裂するプルトニウム より

プルトニウムも使えるもの、使えない物があります。
■それを、いる物だけ取り出して、もう一度利用しよう。
プルトニウムを燃料として使えれば、ウランの有効利用になるよ。(MOX)
プルトニウムを装てんして、プルトニウムが増える原子炉を作ろう(高速増殖炉)
それが核燃料サイクルの「肝」です。

その為に軽水炉の、核燃料から、いろんな物を分離するのですが、これが骨が折れます。
ちなみに弘(2型)さんが心配していたプルトニウム240、こんなにいるんですね。
使用済み核燃料が安全なんて、とんでもないってことか・・・。
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原子力の闇、再処理 | 日記
Posted at
2011/05/29 18:31:58