
■気になることが二つあります。
もう触れてはいるんですが。
1)プルトニウム火薬庫、こと使用済燃料が
階上にあること
2,3,4はそれぞれ、1300~1500体位あるそうですが、
破壊力については3号機のあの爆発を見ると只者ではありません。
もちろん水素の力を借りてはいるんです。
でも空炊きになればプール単体で、ジルコニウムから水素を発生できますので、
巨大な爆弾みたいな物です。

ウラン本体がタチが悪いと言う恐ろしさ。

劣化ウランの害自体はフッ酸が紛れている可能性も高いですが、
ウラン鉱山の健康被害を考えると、アルファ線の害はあるんでしょうね。
あれ(燃料棒)をどうやって安全に下ろすのか、
未だに思案がつきません。
4号機の核燃料プールを陸上プールに下ろせれば、
この事故の1割くらいは、完全解決です。
今後の破壊的危険性の6割はこの4号機のプールですので。
一言で言えば、エンジンの真横にガソリンタンクがあるような物です。
言いすぎですね、使用済燃料ですから、軽油タンクですね。
弘(2型)さんが、やや危険視している、制御不能プルトニウム
プルトニウム240はこの燃料棒に多いんですよね・・・。
*******************************
2)建屋が傾いている事
あの建屋は結局どの方向に傾いているんでしょう。
映像を見ると、海(タービン建屋)なのか、南方向なのか、両方なのか
みた感じは南東で微妙に海方向な気はするんですけどね
何故1,2号機が傾かなくて、3,4が傾くのか
↑何度目かのガンダーセン教授の話。修正盤らしい。一応載せておきます
■実は気になっているのがそれ、そんな、さくっと傾くような代物じゃないんですよね。
原子力の基礎って、鬼のような分厚さのはずですが
そんなに簡単に割れたりするのでしょうか。
柏崎刈羽のように、(浜岡も実はそう)
活断層が真下に無い限りは割れないはずです。
あと、傾いているにしても、地盤の傾きなら、1,2号機が傾かないのが分からない。
地下水に既に流れができていて、表土をもぎ取りつつあるとする
と一番納得がいくのですが、どこに流れができているのか??
これって汚染水の処理と相まって結構難しい問題です。
崩壊熱もあるので、本当に温泉なんですよね・・・
建築時の地盤についてのアセスメントは無いんでしょうか??
地下水による地盤沈下と考えるのが自然ではあるのですが、
最初はそんな傾いていたわけではなく、地震由来と考えるにはそこが弱い。
(全体としての沈下は別ですが)
3号機、4号機の下には支持層が無い、なんて可能性も・・・無いですよね、
まさかね。
資料が不足しています。
ブログ一覧 |
原発情況 | 日記
Posted at
2011/05/31 19:45:02