2011年05月31日
【経済の話3】ユーロの出現と、エコ利権
■アメリカって凄い。一人だけ儲けやがって
この地位を乗っ取ろうと、
ユーロが作られたって訳。
ユーロは、東欧をその圏内に組み入れた。確かにリスクはあるが
世界の基軸通貨となれば、貿易赤字を恐れなくて良い。
アメリカに勝てなくとも少なくとも旧ソ連の位置は占められる。
第二軸を目指そうという動きだ。
■アメリカに無い魅力的なバブリングシステム(投機市場)を
確立しようと言う話になった。
普通に勝負したのではアメリカのほうが魅力的。
■そこで考え出されたのが、「エコ利権」
ユーロと順番が違うと言う人もいると思うが
基本的には同じパラダイムから成り立っている。
■具体的にはCO2を出す権利を、バブルしようと言う事。
経済にとっての呼吸にお金がかかる。
これは凄い発想だった。
息をするのにお金がかかるとしたら、みんな争って「息をする権利を買う」だろう
沢山息をする国は、簡単に我慢できる。
こうして、ソ連、ロシアから東欧を奪い取ろう。
これがEUの策略だった。
■あわよくば、アメリカを追い落として、ヨーロッパの復権もある。
東ヨーロッパの国々は、物凄く効率が悪かったから
現状維持で、後は効率を上げるだけで
いくらでもCO2を出す権利を作り出せるし、
それが富になるのだ。
■と言うわけで、先進国に経済の網をかけるべく
地球温暖化の原因をCO2にでっち上げ、
京都議定書が作られた。
日本は見事にはまった。
■アメリカはもっと賢かった。
京都議定書に参加するフリだけして、逃げたのだ。
入るときの現状維持なら、入るのが遅いほど有利だから。
中国も参加しなかった。一番後で入れば、これは儲かるぞ。
日本は罠にはまってしまった。(6%削減目標)
■そのこと自体がおろかだが、もっと凄いルーピーが現れるが
それは別の話。
■エコ市場と言う、バブルシステム
ユーロと言う世界通貨
ユーロに関しては成功した。
ドルが駄目な時の第二通貨として。
でもエコ市場は、中国、アメリカに逃げられた。
事実上、失敗したと言っていい。
■あの時中国が、カッコをつけてエコ市場に参入していれば、
歴史が変わったのかもしれない。
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Posted at
2011/05/31 20:54:18
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