■金属蛋白の話が多くて申し訳ないですが、
フェリチン仮説(鉄貯蔵蛋白系)の答え合わせのチャンスが巡ってきそうです。
28日の記事みたいですね。
ほほーなんてタイミングのよさ。
2011年06月28日 【フェリチン結合】プルトニウムと、被曝事故【キレート材】
で触れたばかりですね。
兼ねてより、
プルトニウムについてはトランスフェリンやフェリチンへの結合がかかれていましたので
それが実証されたのですね。
さあ、フェリチン系で気になるのはウランとセシウム。
ちょっとワクワクしていますが
フェリチン、トランスフェリン=鉄系
メタロチオネイン=亜鉛系
これらの金属蛋白には十分気をつけていく必要があります
元々放射性物質には、遷移金属が多いのです。
(放射線で水素と酸素が沸く過程でも役割を示していました。)
その辺りの経緯は偶然ではないのでしょう
金属イオンの取り込みと放射性物質との関り
更に、放射線を逆用してガンにホットスポットを当てて見せたり
そういった様々な研究が今後なされることを希望します。
プルトニウム:細胞の取り込み過程を解明
有毒な放射性物質プルトニウムが体の細胞に取り込まれる仕組みを、米アルゴンヌ国立研究所(イリノイ州)などのチームが解明した。プルトニウムは、福島第1原発事故に伴い、敷地の内外から検出されている。チームは、細胞への取り込みを減らす道を開くとしているが、同時に完全に除去することは困難として事故防止が必須と訴えている。米科学誌ネイチャー・ケミカルバイオロジーに掲載される。
今回の事故を踏まえ、特殊なエックス線などを使って調べた。その結果、プルトニウムは、2種類のたんぱく質が橋渡し役になって細胞内に入っていくことが分かった。
また、たんぱく質との結合を妨げる物質を開発すれば、プルトニウムによる被害を防ぐことになるが、生命活動に必要な鉄の取り込み経路と似ていることも判明した。
チームは「(鉄の取り込み影響も懸念され)完全に防ぐことは現実的でない」としている。
プルトニウムは口から体内に入っても水に溶けにくいため排出されやすいが、肺などにたまると長時間とどまり、がん発生が懸念されている。
通常、プルトニウムは原子炉に閉じ込められている。しかし、福島第1原発事故では、水素爆発で建屋外に放出され、敷地内で土壌1キロあたり最大0・54ベクレルが検出された。東電は「人体に影響のない水準」としている。【久野華代
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複合被曝【内部被曝メカニズム】 | 日記
Posted at
2011/06/30 01:38:58