
■ステップ1と引換えに、建屋の放射性物質を放出するわけですが、
さりげなく、最近の空間線量が不安定です。
これが福島起因なのかはちょっとよく分からないので、
3号機の窒素パージの影響を見守りたいと思います。
個人的には疑っています・・・
特に3号機は未だに温度も高めなので、ちょっと不安がないでもないです。
ちなみに6月28に窒素パージをした2号機の方が格納容器内の放射線量は高めです。
どうも窒素パージの悪い所もわかっているので、
被せ物をするのだと思います。
3つでは隠しようがなくなってくるでしょう。
怖いのは、
おコメの生産地のどこかが、これによりホットスポット化すること。
一つでも出れば疑心暗鬼となり23年度米が売れなくなり
22年度米を争う人が出るでしょう。
気象状況に左右され、しかもパージで飛び出した微粒子は軽く、
遠くまで届きますので、思わぬプチホットスポットができたとしても
スポットに住んでない限りは。
気象のせいだと思って笑って、見過ごして頂ければと思います。
それにしても隠すことが一杯です。
とりあえず、秋口までは、風向き的にも、天気的にも
作業条件的にも難しい状況が続きます。
いわば、常にギャンブル状態。
今年の夏休みは、子供が雨に濡れる事は避けたほうがいいかもしれません。
ウランやプルトニウムの微粒子は、
飛散したとしてもガイガーで見えるものですらないのですから・・・
怖がりすぎも馬鹿らしいのですが、プルームと違って予測しづらいので
お子様に関しては注意には注意を重ねて頂いたほうがいいでしょう。
窒素封入、3号機も14日夜に開始 福島第1原発
建屋カバーは17日から設置
東京電力は14日、福島第1原子力発電所の3号機への窒素封入を同日午後8時から開始すると発表した。経済産業省原子力安全・保安院が同日付で実施を了承した。窒素封入は1、2号機では実施済みで、3号機でも始まれば同原発での水素爆発の危険を回避できる。17日に期限を迎える事故収束に向けた工程表の「ステップ1」は、ほぼ達成できるメドがついた。
窒素封入は作業員の屋外作業がない夜に実施する。封入によって格納容器内の放射性物質が容器外に一部出る。その量は環境に影響のないレベルだが、作業員の被曝(ひばく)を避けるため夜間に実施する。
一方、13日午前に汚染水処理システムを洗浄や部品交換のため停止した後、仏アレバ装置で液漏れが見つかった問題で、東電は復旧作業に手間取っていることを14日、明らかにした。破損した配管が簡単に取り出せないほか、周辺の放射線量が毎時100~150ミリシーベルトと高いという。
14日中に修理を始める予定だが、作業終了の見通しは立っていない。ただ、処理後の浄化水は一定量を確保しており、循環注水冷却は続けられるという。
また、
東電は1号機で、原子炉建屋から放射性物質が飛散するのを防ぐカバーの設置工事を17日から始める。9月下旬の完成を目指す。1号機と同様に建屋が損傷している3、4号機にも設置する計画だ。
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原発情況 | 日記
Posted at
2011/07/14 13:40:53