要約はこちらのようになっているそうです↓(以下引用)
福島原発事故は何故起きたのか!?原子力規制委員会と原子力産業が知られたく無いこと 6/15ボストン公営図書館での"福島原発事故についての講演会"編集版。7/10, http://www.fairewinds.com/ のUP分より
Why Fukushima Can Happen HERE!! What the NRC and Nuclear Industry Dont Want You to Know.
1)David Lockbaum氏( Director of the nuclear safety project with the Union of Concerned Scientists)は、福島第一原子力発電所の事故発生から今までの状況を説明。
福島第一原子力発電所の燃料の損傷の程度は、チェルノブイリやスリーマイル、その他の事故全部を合わせても足らない位。
使用済み燃料プールの構造物と貯蔵量の問題は米国では深刻に懸念すべき問題で、米国内の原子力発電所のうちには、福島第一原子力発電所の10倍もの使用済み核燃料を貯蔵しているところもある。
2) ガンダーセン博士は、Mark1の原子炉の開発を、ウィンドウズのバージョンのグレードアップに例えて、設計上問題の多いGE製Mark1は、改良を加えて、今はMark4までできている。NRCは実は、Mark1原子炉に認可を与えたことを今は後悔している。
ガンダーセン博士は、原子力学者と福島第一原子力発電所の事故の起こる2週間前に、次に事故が起こるとしたらどこかという話をしていたが、「どこかはわからないけれども、Mark-1の原子炉で起こるのは確実だろう。」と語っていた。
福島第一原子力発電所はご存じのとおりGE製Mark1。NRCは、このMark1の原子炉について1972年にはすでに問題を認識していて、1989年に応急処置としてベントを付け加えた。「まるでバンドエイド修理した原子炉格納容器だ!」 緊急時の計画は、インフラが整って機能する、という前提で立てられているので、インフラが機能しなくなれば、計画通りに進まなくなってしまう。
災害はひとつとは限らないので、複数の災害の組み合わせも考慮せねばならない。今後は、福島の苦い教訓を生かさねばならない。