■セシウムの汚染は確かにひどい。
しかし絶望することはないと思う。
そんな方法もいずれちゃんと発掘される。
大事なのはセンシング技術(放射線量を感知する)
放射能を、よそに出さない、出したら洗い流す
一言で言えば・・・児玉教授が既に喋っている内容だ
今回取り上げるのは産業総合研究所(つくば)
早くから良質のデータを提供し続けてきた。
しかし、こういった研究施設は紛れもなく、仕分け対象であったと思う。
民主党の「足を食べて」技術は中国韓国に譲り渡し
楽しいたこ焼きライフを送ろう、という
そういう企みも今回の震災で大分回避された、と思う。
日本は2万人の死者、行方不明者
そして何十万人もの被爆者(広義には100万をゆうに越えるでしょう)
と引き換えに再生のチャンスを得たということは忘れてはいけないと思う。
チャンスを生かす前兆が全くないのが気にかかるけど^^;
2011年9月1日(木)
産総研、セシウム回収法開発 廃棄物150分の1に
低濃度の酸土壌を洗浄
福島第1原発事故で農地に降下した放射性物質の除染が大きな課題になる中、産業技術総合研究所(つくば市)は31日、ナノシステム研究部門グリーンテクノロジー研究グループの研究員らが土壌中のセシウムを低濃度の酸水溶液中に抽出することに成功し、ほぼ全量回収する技術を開発した、と発表した。簡易な方法で費用も比較的安価と考えられ、農地再生や放射性廃棄物の減量に大きく役立つ成果として期待されそうだ。
高濃度の酸を用いて土壌からセシウムを抽出する方法は既に知られていたが、容器の腐食など取り扱いが難しく、粘土自体も溶かしてしまうなどの課題があった。
今回の方法は、土壌を低濃度の硫酸や硝酸の水溶液で洗浄し、セシウムイオンを抽出。
さらに、同イオンを人工的に合成された青色顔料のプルシアンブルーをナノメートル単位に微粒子化して吸着させる。
土壌に対して酸水溶液の重量比を増やし、高温にすると抽出率が高くなる。高圧化し、処理温度を上げ200度にすると、ほぼ完全に同イオンを抽出できた。染色に使われるプルシアンブルーは、人体に無害とされ、セシウムだけを選択的に吸着させる。放射性廃棄物は、150分の1まで減らすことができるという。
処理後の土の酸化は、肥料などで改良できる範囲としている。
川本徹グリーンテクノロジー研究グループ長は「(PCB汚染などで)土壌洗浄で加熱する、酸を使うプラントは既に稼働している。(実用化は)個人的に、それほど遠くないと思っている」と話した。
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Posted at
2011/09/01 14:09:05