この記事は、
暫定規制値とかって、アレ、ひょっとすると、外国から依頼されてないか?(←日本製品に対する不利な取り扱いのための、通商法上措置の「具体的論拠」として)について書いています。
猛走峠さんが1ミリじゃなくて今後は2.4ミリになるのは、国際法上よくないと言っていますが。
そこには解釈の拡大があります。日本お得意の。
法律:1ミリ/年(外部のみ)
新基準2.4ミリ/年(内部被曝含む)
結果:2.4ミリ/年(外部のみ)
あれ、?あれれ??
どうしてこうなるの?
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理由を列記しましょう
1.人が測れるのは、ガンマ線が基本、ベータ線も「測れる」
2.内部被曝量は、結局ホールボディカウンタでもよく分からない。
そう、測れないものだらけなんです。
アルファ線も測れない、
アルファ線の内部被曝量なんてさっぱりわかんない。
量れるものは外部被曝量。
量れる=基準
2.4倍!!
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内部被爆の難しい所
1)内部被曝は、同じ被ばく線量で10倍危ない (目安)
2)高放射性ガスだと、外部被曝量の10倍を吸込む可能性がある。
(例:東電社員643ミリシーベルト内部被曝、外部被曝80ミリシーベルト)
3)それらをぼんやりと国が指標にしているのが、
等価線量と言う基準です。
こちらでは、外部線量の「等価線量」が10倍と予測されています。
つまり政府は「甘め」です。
追記:実際の内部被曝量は、情況により異なるので
全然被曝していない人もいれば、がっつり被曝する場合もあります。
15日の関東プルームをじかで吸込んだりすれば結構濃い目です。
(幸いに関東に来た時には大分薄まってましたが)
15日で、ひたちなかなどは、かなり濃い目でしたし、
通勤通学時間でした。
そういった影響がどうであったのか、そういったものも、体の変化
に聞く訳しかない訳で、そういった意味では誰が犠牲者としてピカ神様に選ばれるのか、
もっとも、誰も選ばれなきゃいいんですけどね。
追記終
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世に言う「低線量被曝」などある訳がありません。
「内部被曝が測れないだけ」
です、
そして国が見定めているのは、「プルトニウムとウラン」です。
もっとも、福島地区の大半は、セシウム汚染ですので、情況は想定よりはるかにましでしょう
(とは言え、福島中通は当初20マイクロもあり、ヨウ素汚染も深刻であったと考えられる)
問題は原発近隣区域(80マイクロの大熊町の一部とか)
今回はプルトニウムの放出も少なかったようですが
燃料棒の大半はウラン238で、46億年の半減期を持つα核種です。
見える放射線だけで話をすると落とし穴にはまっちゃうんですよね。
ヨウ素なんかは、一気に甲状腺に集まって、焼ききってガンを起こす訳だし
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そんなこんなで、
興味本位で原発の近くには行かない方がいいと思います。
作業員は20年後くらいにバッタンバッタン死ぬと思います。
ほぼ間違いなくね。
(20年後に10%死んでいたら結構バッタンバッタンのレベルと思って下さい)
ちなみに福島は20ミリシーベルトが基準です。
もう分かっていらっしゃると思いますけどね。
できれば10ミリシーベルトなら百歩譲って、
緊急時で仕方ないんですけどね><
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内部被曝 | 日記
Posted at
2011/09/06 09:52:14