ちょっと一息。
ガイガーを買って測定するのは大変だと思います。
遮蔽しないと条件は安定しませんし、
何より機械の癖や、校正代を考えるとげんなりします。
普通測定なんてお願いするとお金をたんまり取られます
ふと思ったのがウラン238の放射平衡
ウラン238自体はα崩壊ですが(46億年じゃなくて44億年ですね^^;)
ウラン238の、娘と孫は半減期が短いです。
で、ベータ線が出ます。
ウィキの放射平衡の記述をつれてきますが
精製後の放射能の増加 [編集]精製ウランの放射能は、時間とともに一定の強さにまで増加していく。これは、ウラン鉱石の精製の過程で除去された、ウラン系列、アクチニウム系列に属するウラン以外の核種が、順次壊変によって生成されるためである。ウラン238の場合、娘核種のトリウム234との半減期に、10^10オーダの差があるため、永続平衡が成立する。トリウム234と、ウラン238の孫核種、プロトアクチニウムとの間にも同様に永続平衡が成立する。よって、孫核種までの永続平衡によって放射能は単体の3倍となる。永続平衡成立には二番目に半減期が長い核種の10倍程度の時間がかかるため、200日程度で平衡に達する。 ウラン238とウラン234の間にも10^4オーダでの半減期の差があり、永続平衡は成立するが、成立には10^6年オーダの時間が必要である。よってこれ以降の壊変は、工学上考慮する意味がない。天然ウランのように、ウラン238の寄与分が1/14となるまでには、非常に長い時間が必要である。
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トリウムとプロトアクチニウムの崩壊はベータ崩壊なので、
ベータ線も一応出るんですよね。
親(ウラン238)

が崩壊すると、子と孫も崩壊する、という事で
この辺りが、殺人自動車の放射線源ではないかと言うのが、
今回気になる推定です。ベータ線も決して到達距離が
長い訳ではありませんので。
要するに直近まで近づけるとα線源がある場合は
一気に値が上がるという仕組ですね。
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追記:α線は内部被曝に準じる形で、1/10なのだと思います。
そうすると昨日武田教授で出た資料につじつまが合ってきます。
このように崩壊系列は、
裏を取るのが一苦労です^^;
ベクレル計算も途中で止めてますが、続けないと^^;
それにしても、弘(2型)さんのエントリーで拝見しましたが
シラードの時代は凄い・・・、時代ですよね
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数値計算資料関係 | 日記
Posted at
2011/10/12 18:00:00