2011年05月13日
事故発生当初の話【原発こそエコ電源を確保せよ】
内容的にはこちらの引用記事の焼き直しに近いのかも。
FUKUSHIMAの本質を問う【1】原発事故はなぜ起きた?
同志社大学ITEC副センター長・山口栄一教授に聞く
山口栄一教授(以下敬称略) 私は原発反対派でもなければ推進派でもないので、客観的に報道を見ていましたが、津波襲来とともに全電源を喪失して制御不能になったとの論調には違和感を覚えました。日本のエンジニアは所属する組織よりも、社会正義や倫理観で動く傾向が強い。「対策はこれで十分」と言われても、社会のために必要だと思えば“最後の砦”を用意するのがエンジニアです。そんな彼らが電源喪失と同時に制御不能に陥るような設計をするはずがないと思いました。その直感に従って調査を始めたところ、やはり“最後の砦”が見つかりました。
――それは何ですか?
山口 簡単に言えば、無電源でも一定時間原子炉を冷却できる仕組みがあったんです。1号機には炉の内側と外側の温度差で動く「隔離時復水器」が、2号機と3号機には隔離時復水器の進化版である「原子炉隔離時冷却系」がそれぞれ設置されていました。その結果、津波で電源を喪失した後も、1号機は約8時間、2号機は約63時間、3号機は約32時間、それぞれは冷却が続き、制御可能な状態だったと考えられます
ということでIC(1号機)の絵
■2P目、話があっちの方向に行ってしまいます。
海水注入は遅れたのではなくて、沸騰による内圧で、注入困難だった訳で
吉田所長は政府判断なんて完全無視してました^^;
この事故が防げた、というのはありえなくて
繰り返し言っているようにRCICが自立型で半永久じゃなきゃ、
今回の事故は防げなかったと思います。
でもこの表はわかりやすいですね^^
■3ペーシ目以降は更に読むに値しません^^;
FUKUSHIMAプロジェクトの宣伝文書です。
今後は、福島原発の事故が防げたか防げなかったかも問われますが
防げたという話は大抵デマだと思います。
詐欺的ゴールドブレンドで終わってしまったのがこの記事はちょっと残念。
でも立場的には仕方ないのかな・・・
私は福島原発の事故は
不可避であったと認めます。
但し、RCIC的な自立冷却、に加え
発電機構、が装備できるのであれば
今後類似事故は防げると思っています。
その経済的な判断はまた別の話
その対策無で、電力不足を補う為に
直近の夏冬に
部分可動する価値はあると思います。
燃料ももうあるし、採算があろうがあるまいが
発電所員も必要で、補助金も駄々漏れ
止めておくのはもったいない。
但し、そのときにまた、
大地震が起きるかどうか
と言うのはギャンブルなので、
(というか今までもずぅ-ーっと
ギャンブルだった^^;)
誰かが私が責任を取る
と言う必要はありますが、
その責任を誰も取らないから
原発は動かないし
節電は止まないし
結果総括方式で
電気代はあがる
。
短期戦略と長期戦略は、
相反しても問題はないはずです。
リスクなき選択はないわけですし
そのリスクを負うために「政治家」が
本来いるはずではあるのですから・・・^^;
【追記】原発の再稼動については、
人それぞれの意見でいいと思います。
ギャンブルするかしないかは人次第ですので、
賛成する必要もなければ、反対する人もいていいと思います。
現状認識に対する意見の違いはあっていいと思うんです^^
「もったいない」からずっと動かすのか。
「もったいない」から一部動かすのか
「もったいない」けど動かさないのか、
そもそもこの「もったいない」設備をどうしていくのか、
そこはやっぱり今後も大事な問題だと思いますからね^^
【追記終】
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福島第一事故における検証 | 日記
Posted at
2011/10/12 21:57:07