2011年11月29日
甘いかもしれないけれど、憎むべきはシステムエラー
>東電内部研究の
巨大津波の可能性を受け
社内で検討した際に
「可能性なし」と切り捨てた原子力設備部門の長が─
当時、吉田氏だったそうで…
■私は甘いのでしょうね。
所長である、と言う事は「そう言うこと」なのだと思います。
要は所長になる前にそう言う踏み絵を踏ませているのです。
「踏まなければ」より現場を分かっていない「所長」がいて
日本は住めなくなったと思います。
「上が責任を取らない会社」なのは会長を見れば分かります。
「可能性なし」は吉田が決めた、だから俺は無罪だ。
よーく考えてみれば分かります。
「お前が決めろ」って押し付けた事は。
■現場を知れば知るほど、
言うほど完璧なシステムはないことが分かります。
「結局は人」なんです
ずさんなシステムを「人が保ち」
責任を現場責任者が持ち、
上澄みをピンはねする。
まあ、これは小泉の遺産ですけど。
■業をしょってみせたんですね・・・
この国のおかしさは、責任が現場や部門の長にとどまって
経営者に届かない事です。
日本だけではありませんが、お隣の国なんてその典型ですし
「奴隷制」以外、誉める所を見つけるほうが難しい
でもそれは倫理的におかしいと言う事は理解すべきです。
■敢えて言えば、東電の問題、
と言うよりは院政ばかりがまかり通る電力会社の
体質の問題が浮き彫りになっただけだと思います。
■知り合いではないですが、
吉田所長をけなせば、今回の問題は永遠に解決しません。
「権限」が限られているのに「責任」は負わされている
この矛盾に気付くべきです。
「権限」があるはずの社長が、
病院に逃げ込み退職金を持って、退任する。
なぜか会長は居残っている。
政府はそれを問わない
天災を持って明らかとなった、システムエラー
それが今回のターゲットであって、
吉田所長が決断していても、
私にとっては、生意気に聞こえるかもしれませんが
「だからどうした」なんですよ。
責任を問われるために、
社長や会長がいるのです。
トップが責任を取らず、
(取る事を覚悟せず)
現場に押し付ける・・・所詮は
戦争から学べなかった愚かな国の末路でしょう。
「怨念」だけにはとりつかれてはいけません。
宗教者ではないですけど、
その事だけは、今凄く分かります。
結局トップが腐れば、会社は腐るっていうことです。
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Posted at
2011/11/29 09:09:00
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