2011年12月15日
ストレスに対するアポトーシスサインとしてのスーパーオキシド【メタロチオネイン絡み】
の続きです。
■それなりに長い道のりでしたが、
セシウムの害を推定するという賭けは、
何とか成立できたと思っています
2011年だからできることで
2005年ではデータが圧倒的に足りなかったと思います。
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■仮説は割りと綺麗にできました。
セシウムさん摂取
+ミトコンドリアセンサー異常値(+放射性セシウムβ線+→活性酸素)
+ホルモン異常(ANP、BNP、アルドステロイド大量放出)
(くも膜下)
+カリウム恒常性喪失
+ステロイド被害
+電解質異常
+低カリウム血症(ブラブラ、心筋壊死)
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■
塩化セシウムは猛毒なのですが、
今回の原発では、塩化セシウムの猛毒機序
+電解質異常
+低カリウム血症(ブラブラ、心臓壊死)
を発生するほどの摂取量は証明できませんでした。
(ごめんなさい><)
ただ、
奇しくも「出口」は一緒でした。
また、塩化セシウムの凝縮傾向は
今回の塩化セシウム134&137にも当てはまりますので
非常に役に立ちました。
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■ちなみに、原発主体のセシウム133&135は
量的にはそこまでの脅威を示しません、
という事で彼らは脱落と相成りました。
(予想はずれでごめんなさい)
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■政府や御用学者は、
ことさら、
セシウムはカリウムと一緒と安全を強調します。
そして
カリウムの集中を秘匿します。
塩化セシウムの猛毒を隠そうとします。
理由が良く分からなかったのですが、
凝縮機構=「入口」
被害=「出口」が一緒だから
かも知れませんね。
彼らが隠そうとすると言うことは、
意味があることなので、
こちらはちょっと楽ちんなのが皮肉です^^;
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■原発からは膨大な放射性物質が出てしまいましたので
他にも、プルトニウムのホットパーティクルとかもありますが
そこは未知の部分も多いです。
ただ、ホルモンを崩している状態で
呼吸器障害を出して、ステロイド処方をされるのは、
体にあまり良くないと思います
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■ただ、セシウムさんの害はおおよその目安がつきました。
信じるも信じないも自由ですけどね。
何故なら、自分自身が
その害を知りたかったから・・・それでいいのです。
放射能を叫びまわる人も
腹が立たなくなってきました。
害が、分からないから、
イラついて腹も立つのでしょうね。
もちろん、恐怖が和らいだり、
セシウムに気をつけようという人が
増えてくれれば、
それに越したことはありませんが
でも、押し付けても仕方ない事です。
結局は、掃除して、
水系汚染を防ぐしか道はありません。
■日本人は複合理論に弱くなっているのかもしれません。
すぐに結論だけをしろうとします。
ステレオタイプを信じ込み、
何か起きると「想定外だ」と騒ぎ
誰かが調べていれば
「想定内」の人災に格上げされます。
一つずつ原因を潰す、
国債の問題も、円高の問題も
社会保障の問題も同じではないでしょうか?
今ある理論を検証し、自分の物にしていく
それをしないと、
過去の理論は腐って有害な物になる
という事なのかもしれません。
過去の成功に過度に縛られないように
常に努力する必要を強く感じます。
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Posted at
2011/12/15 12:25:37