コメントで質問を頂きました。
いつもありがとうございます^^
質問①現地で何も対策せずに過ごした人は、もう体内に十分蓄積しているから、今更避難しようとするまいと、時限爆弾のスイッチは入ってしまったということですか?まるでアウシュビッツですね・・・。
回答:
体内への蓄積はもう十分した可能性があると思います。
事故から大体270日、対策をしたり、水を気をつけたり、
食べ物に気を払ったりした人は、ずいぶんとましです。
理由:
1)多分もう、恒常性機能の何かしらが破壊された=体調不良が出る
と言うことです。
2)残念ながら、事故直後は一日500bqとかを摂取するチャンスがありました。
今は、せいぜい、一日50ベクレル程度です。
その直後に気をつけないと、一日10ベクレルで150倍の蓄積があるわけで
直後に500bqとかから3日4日スタートして、その後、平均20bq/日でたまっていけば
人によっては5000bqの状態を2ヶ月なり3ヶ月なり続けた訳になります。
3)人の体のカリウム40(3000bq~4000bq)と比べても
倍の放射線があったということになります。
(カリウム40は細胞内、セシウムは細胞内外に溜まります)
4)ミトコンドリアを通じて、どうもストレス量に換算して、
細胞や心筋は放射線量を管理しているようなので
(おそらくカリウム量の管理です)
センサー機能に異常が生じていれば、
ホルモンを出す能力のある心臓が間違ったホルモンを放出するわけで
ホルモン異常はどうしようもありません。
(別の要因であっても、
症状的に、起きるのは内分泌/ホルモン異常であることは硬そうです。
それが悪い方向に進むと、低カリウム血症を起こすのでは
ないのかなと推測しています)
5)しかも、残念ながら排出は日に1%前後なので

福島近くだと、日々、数BQから数十bqの供給がありますので、
しばらくその異常は続くでしょうし、今から避難しても
一度狂った恒常性は、多分直すのはきわめて難しい。
6)仮に避難しても、恒常性の狂いを直すのには時間がかかりますし
(更年期の人もいわゆるホルモン異常と考えると分かりやすいかと)
一度壊れたものはなかなか元に戻らないのです。
(しかも心筋の変性が起きていればすでに不可逆)
7)恒常性が不安定になれば
尾翼の取れた日航機のように、まっすぐには飛べなくなります
体の舵が思うように動かない状態に陥った人が、一部に出ている
と言うことです。
現在そういった問題が起きているのは
1)食生活上で大量に日常的に放射性物質を取り込んだ
2)3月15日のプルーム来襲中に、通勤通学を行い、その後も通勤通学等で吸い込んだ人間
どうもこの2通りのような感じがあります。
どちらかと言えば汚染地域にもかかわらず、
「気にしなくていい」と普段どおりの生活をした人達です。
こんな喩えでどうでしょうか?
続けて瓦礫編に行きます。
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内分泌と神経 | 日記
Posted at
2011/12/22 23:32:31