■ゴミ問題にあんまり関る気はなかったんですけど、まだ続いています(汗)
何と言うのか、設備性能を考えてそれぞれ問題点が違うんですよね。
■東京都=ほぼOK、各設備洗煙設備あると思います
さすがPM対策先進です。
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/koujou/koujou.htm
■横浜市=乾式が標準です
http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-soshiki/kojo/
■鶴見・・・湿式
■金沢、旭、都築・・・乾式
ただ、しらみつぶすのも根気がいるのでとりあえず
こんな感じで、後は町田、立川辺りはチト気になるかな。
そういえば噂では旭区で突然死沸いてましたねえ。
関連があるの、かもね。横浜のゴミがきれいとは限らないしね。
一つ誤解してはいけないことは
栄清掃工場は汚染を残して解体されてます。
設備が知りたいんだけどね。
横浜南部地域を中心とした焼却炉等からの広域的・累積的な重金属汚染の実態把握
-原子吸光法とスプライン法による土壌中重金属濃度の解析-
ちなみにごみ減量によって廃止とされていますが
水銀問題の拡大をおそれたのが実情だと思います。
(別にそれを責める気はないです)
ただ、それだけの汚染を残した設備はやはり乾式だったのかどうか
この辺りは、重金属と放射性物質のコントロール上からは重要な問題で
恐らく福島県域の焼却物処理にも大きく関ってくる問題です、
(とりあえず乾式としか思えないんですけどね)
■あった、電気集塵機でした。

http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-soshiki/kojo/kaitai/sakae060810.pdf
電気集塵機は要注意と・・・実質95~98%くらいだろうからな・・・
■そういえば東北のゴミ電気集塵機でもいいって書いてありましたね。
スクラバの前は電気集塵設備も、立派な集塵設備でしたし、
今も使われている設備です。
・・・電気集塵機設備だと致命傷です・・・
福島の乾式はこいつだろうな・・・
よし、良く分かった・・・
注:最新の焼却炉が重金属漏洩炉、と言うのは、
ちょっとまだ言いすぎですね^^;
でも一歩前進ですか、旧型炉対策がより必要と言うことです。
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■誤解してはいけないのは
別に断罪がしたいわけでも
糾弾したいわけでもなくて、
ベラルーシやウクライナのゴミや何がしかを燃やす話には、
ヘタをするとそんな集塵設備すら不十分だったわけで
日本はゴミくずだ、でも
ベラルーシは立派だ、
とかウクライナはえらかったとか、仰る方は
どうぞ両国へ移住してください^^
そんなに日本が嫌いなら、ね。
■技術の発達と言うのは確実にある訳で、
日本は決してその営みを怠ってきたわけではありません。
放射性物質は、従来なら気にもされなかった微小な微粒子でも
放射線を出すので気づかれてしまう、
それだけなんです。
ただ、今回の件をきっかけに技術を上げて、
放射性物質に対する対策まで回るかどうかは分かりませんが
少なくとも大気に放散しないように配慮する。
実績もある訳で何も難しくない。
スクラバーじゃないと駄目だよとか、そういうルールを作って
できるだけ計測して配慮する。
老朽化した電気集塵機系は特に注意する。
そんなの調べりゃ分かる話で、当然環境省は知っているわけです。
なのに言わない。
厚労省の範囲だから?
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■一方の反対派も、スクラバーも信用できないから
どうのこうのどうのこうの。
99.9%にケチをつけるというかなんと言うか。
放射性物質はスクラバーに引っかからないかも知れないとか聞くと
もうつける薬がないというか、
脳内にはケシの花が咲き誇っているんだろうなと
ケチをつけることばかりで、
問題の本質を見抜こうとしない
カイゼンとは言っても結局はお金がつかないと
出来ない訳で、何と言うのか板ばさみの人をとにかく責める
苛め抜く。
ドラマ的「舅、姑」連合体になっている。
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■私としては99.9%でも0.1%は確実にでてしまうわけで
残りの99.9%は何かしら蓄積するわけで
そこを悩んでいるという原理です。
助け合う?大いに結構です。
でも果たしてゴミを貨物列車に乗せて
テストもしないで焼却炉で燃やしてみる。
焼却炉の方式すら問わない?
ゴミを混ぜれば濃度が下がる?
で、現地は何が残る?
ゴミを取るとトラウマが消えるの?
それは水増しならぬ、ゴミましなわけで
総量は何も変わっていないわけです。
■折角の機会だから、まじめに、
前向きにゴミ処理場のシステムやコストを考える。
将来の、日中韓、原子力爆発に備えて
対応設備を作る、
もちろんコストを考えて都市鉱山売却利益も確保する。
そういうことが必要なんだと思います。
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■逆に言えば1960年代は、電気集塵機すらなくて
野焼きしていたわけで、タバコももくもくだったし
工場なんか何これ状態。
過労死も当たり前。
放射性物質の二次飛散は今どころじゃなかったかもしれない。
でも、まあ、あの年代は年金減らすなって元気なわけ。
ミルクに砒素を混ぜた会社までいた!
油にPCBを混ぜた会社までいた・・・
悪いけどALWAYSの「時代」なんて勘弁です。
あんな臭いドラマは映画の見すぎ。
確かに何やってんの状態ですけど
まずは動かないとどうしようもないわけで
一つの価値観に囚われるなんてつまらないしもったいない。
バラ色に見えるのと、ばら色な状態は違いますし
絶望的だからといって絶望な訳でもない。
今後もそんなスタンスで情報を発信できればいいのかなと思います。
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瓦礫運搬問題 | 日記
Posted at
2012/02/01 12:34:04