<個人的な復習>瓦礫焼却を決断した大企業と、東京新聞が核瓦礫焼却の安全である根拠が薄弱であるとした記事が、非常に分かりやすい。
より、東京新聞の提灯記事の紹介です。(末尾に添付します)
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■さりげなく
瓦礫処理キャンペーンの一環です。
間違った煽りと誘導によって、
瓦礫処理を成功させた上で、
形だけの反対をしたという事で、
名誉を得ようと言う、
サヨク的発想に見えますよ。
はっきり言って
ペンを置いたほうが良いです。
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■一つずつ間違いを指摘したいと思います。
と言うより
巧妙なプロパガンダ
の良い例です。
こういう記事を
提灯記事といいます。
マスコミは何だかんだで、二重三重のスパイです。
一つずつ裏返していくと、
何を環境省が気にしているか
が浮かび上がります。
「分かりやすい」そりゃそうです、
内容的に環境省の肝いり記事ですから(苦笑)
こうやって騙されることで、
環境省はホクホクしています
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1)PM2.5の問題に環境省は気づいてる
PM2.5によるアレルギーが突然死を引き起こす事は
気づいていますね。
でも空気中のPM2.5が、ガス状のセシウムを取込んだ場合は?
つまり
PM2.5の除去率は
突然死に対する環境省の
アリバイ作りである。
更に恐ろしいことに
2)の論文のセシウムの最も多い粒径は
PM<1μmであって
PM2.5ではなくPM1が
そのメインターゲットである。
環境省データ
参照:
•ラジカル&PM、DEP複合カテゴリー ( 4 )
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2)放射性だろうがなかろうが原子の挙動はほぼ同じ。
放射性物質でなければ99.99%と言う誤解を与えることが目的。
さりげなく
スクラバーに視点が行かないようにしている。
もっと意地悪を言えば、
放射性じゃないセシウムやストロンチウムを
探られると本当の除去率がばれるから
絶対にそのことには触れられたくない、
この論文は環境省に都合が悪い。
PM1がセシウムの主成分なのは
絶対に隠したいはず。
2012年02月06日
【溶融炉+湿式スクラバ】ごみ焼却炉の将来はほぼ明らかだったりする件

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3)バグフィルターの99.9%は何に対しての99.9%か?
総量の方が大きいのは当たり前で
総量に対しての数値がないというのは
環境省へのただの助け舟です。
参考エントリー
2012年02月21日
【パチンコに喩えましょう】ごみ焼却の問題点を分かり易くまとめておきます。【単純化】
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4)微量であれば内部被曝は、放射線として関係ないはずです。
なのに二次被曝と騒ぐ。
思うに、それは被曝量は本当は問題ないからです。
・
・・といいたいのだがそれは次のエントリーで、
見たらぶったまげるよ!!
だって、
環境省のガイドラインでは、
一番甘いのが焼却場の周辺で550万bq/kgじゃないと
1msv汚染にならないとさ。
このように東京新聞の主張を真に受けると
環境省に都合の良いことが良く分かります
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「見切り発車」の災害がれき処理(東京新聞・こちら特報部 1月21日)
<左>
東京電力福島第一原発事故の放射能に汚染された東日本各地の焼却施設で連日、ごみが燃やされている。岩手、宮城両県の災害がれきは地元では処理しきれず、全国で受け入れる計画が進む。焼却施設から放射性物質がまき散らされ、住民が2次被ばくする恐れはないのか-。環境省は「安全」と言い張るが、その根拠は薄弱だ。同省は昨年6月、実際のデータがないまま、災害がれきの焼却処理方針を決めていた。(佐藤圭)
昨年6月19日、東京・霞が関の環境省第一会議室。非公開で開かれた有識者会議「災害廃棄物安全評価検討会」は、福島原発周辺の警戒区域・計画的避難区域を除く福島県内の災害がれきの処理方針を了承した。非公開の理由は「表に出せないデータがある」(同省廃棄物・リサイクル対策部)だった。
密室で決まったのは、大きく言って(1)木くずなどの可燃物は、新たに放射能対策を講じなくても、既存の焼却炉で焼却可能(2)放射性セシウム濃度が一キログラム当たり8000以下の不燃物や焼却灰は最終処分場に埋め立てが可能で、8000超については一時保管-の2つだ。
可燃物については「十分な能力を有する排ガス処理施設」との条件を付けた。「十分な能力」とは、ダイオキシン対策で整備された「ろ布式集じん機(バグフィルター)」と呼ばれる高性能の排ガス処理装置のこと。
ダイオキシン対策が放射能汚染に通用するとは、にわかに信じ難い。
この時点で、放射能汚染がれきを実際に焼却炉で燃やしたデータはなかった。環境省によれば、その主な根拠は、検討会委員の大迫政浩・国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター長が同会に提出した資料だった。
その一つが、同センター作成の「放射能を帯びた災害廃棄物の処理に関する検討」。
ぜんそくや肺がんを引き起こす可能性のある「PM2・5」という粒子状物質は、バグフィルターで「99・9%以上(除去できる)」。だから「(放射性セシウムなどの)元素も捕集される」と報告している。ただ、わずか四ページの資料だけでは、その理由はよく分からない。
【※1】唐突に何故PM2.5 を引きずり出すのか??
もう一つが
「一般廃棄物焼却施設の排ガス処理装置におけるセシウム、ストロンチウムの除去挙動」と題した論文だ。2009年秋、バグフィルターを備えた「A自治体」の焼却炉で測定したところ、セシウムの除去率は「99・99%」という。だが、ここに登場するのは放射能を持たない「安定セシウム」と「安定ストロンチウム」。そもそも放射性物質をテーマにした実験ではないのだ。
【※2】↑目的はスクラバ使用論文の否定と推察する。
放射能基地外はここで脱落する。めでたし!※
有識者のお墨付きを得た環境省は6月23日、この方針を正式決定した。後日公表された会議の議事録によれば、これらのデータについて「机上の仮定の数字が多い」(酒井伸一・京都大学環境科学センター長)と批判的な意見もあったが、環境省は黙殺した。
(中略)
<右>
(中略)
環境省も「放射性セシウムの除去率は実際に99・99%だった」と反論する。その根拠を尋ねると、同省が昨年11月末から12月中旬までの間、福島県内6カ所の焼却施設で測定した結果を示された。そこには
「除去率99・92~99・99%」とある。しかし、これは、バグフィルター付近の測定結果から算定したにすぎない。
投入したがれきに含まれていた放射性物質の総量は調べておらず、実際にどれくらい除去できていたのかは疑問が残る。(中略)
【※3】総量に対してバグフィルターの除去率は上がるに決まっている。
総量の一部がガスになるわけであって、これは大きな助け舟※
環境省は、広域処理の安全性を必死にアピールしている。そこで振りまいているのが「バグフィルター安全神話」だ。住民向けのパンフレットには、バグフィルターの図入りで「放射性セシウムをほぼ100%除去でき、大気中への放射性セシウムの放出を防ぎます」と強調している。受け入れに反対する住民は「無知」と言わんばかりだ。
※感情的にして信用を増そうという戦略。
環境省の意に沿って書いていないことのアリバイ↑※
ごみ問題に詳しい環境ジャーナリストの青木泰氏は講演会や著書などで、「バグフィルター安全神話」に疑問を投げかけている。
「バグフィルターではダイオキシンもすべて取り切れないのに、原子レベルの放射性物質が除去できるというのは、サッカーのゴールネットで野球のボールを捕獲できると言うに等しい暴論だ。焼却炉の煙突から放射性物質が放出されれば、その空気を吸った住民は内部被ばくする」(中略)
【※4】内部被曝は被曝量が問題、PMの話から話をそらすのに必死。※
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瓦礫焼却で隠したい事 | 日記
Posted at
2012/02/21 22:38:23