■ずーっと前に出した環境省の資料を通じて、
もう一度瓦礫処理問題についておさらいをします。
何度同じ話を堂々巡りする気なのか。自分でもうんざりします・・・
ちなみに一番深刻なのは汚染瓦礫が存在する福島県のゴミ処理場で
福島県中通地方のゴミは基本的に汚染瓦礫状態だという事
あそこバグがなくて電気集塵機のところもあるし・・・
ポイントは3点
1)焼却炉は核廃棄物を燃やす為の物じゃありません
2012年03月15日
【単純な事】焼却場は放射性物質を燃やす場所じゃない【人形レンガの裏話】
2)焼却炉でゴミを燃やすと、放射性物質の一定量が行方不明になります。
(洗煙装置あり2割~古い炉8割)
2012年03月04日
徐々にやっと出てきた行方不明セシウムと言う概念
3)ポイントは何度なんと言われようと湿式のスクラバー
2012年02月06日
【ぶっちゃけるとこういう事】排ガス処理をもう一度おさらい【複雑ですが】
4)どうすれば放射線が一番除去できるかはすでにあらかた目処が立ってる
2012年02月06日
【溶融炉+湿式スクラバ】ごみ焼却炉の将来はほぼ明らかだったりする件
■で、
環境省の資料
のおさらいと付足しですね。
まずは答えからいきましょう・・・。
とあるストーカー炉の結果ですけど(セシウム133)
1)セシウム:スクラバ後99.99%、バグフィルタ後(推定)99.87%
分りやすく言うと乾式は湿式に比べて、
13倍多くもれるんだけど、まあいいでしょ。
粒径の小さなPM2.5 とかPM1.0 が問題です。
2)ストロン:スクラバ99.98%、バグ(推定)99.88%
測定方法
カスケードインパクター
■結局測ってみないと分らないんですけど
大方この結果で間違いはそれほどないとは思います。
ただ、これもバグフィルターって一口に言うけれど、
ダイオキシン除去の薬剤は何だとか、バグフィルターの使用はどうなって
バグフィルターのろ布の温度は何度なんだとか、もちろん焼却場によってバラバラです。
少なくともいえるのは、
焼却場内部には何割か滞留するんじゃないかと言うこと
後、瓦礫が汚れているとか汚れてないかとかじゃなくて
日本には多かれ少なかれ降っているわけで、
受け入れるゴミよりも、
普通のゴミの方が汚染が濃いのかもしれない。
■そのあたりの意味は一人ひとりが考えるしかないんです。
国が意地でも(宮城岩手は)焼却するといっている以上
市や県を動かして、実際地元の焼却炉は
どれくらい取り除いてくれるのかを確認するしかないんですよね。
明らかに測らないことで、あるいはシンチーの棒を
当てるだけと言う意味のないことをする事で
風評被害を奏でているように見えるのですが、
きちんと測ればいいだけじゃんと思うんです。
これでじゃんじゃんもれている炉があれば、
ダイオキシンも他も重金属も
バンバン漏れているという事です。
言葉は悪いですが、心配であればこそ割切って、
地元の炉の性能と
現在の公害対策を見極めてください。
2012年02月05日
【PM未対策炉】瓦礫処理問題は公害問題である【簡単なまとめ】
■それこそエセ左翼は騒ぐことしか考えていないので、
そうじゃなくて全体のバランスとして、頑張る事を考えた方が
よほど有益だと思います。
ちなみに除去効率95%とかならえらいこっちゃです。
たまにあるのでご注意を。
■後放射性物質と、そうでない物質は普通の動きは同じのはずです。
安定体だから意味がないとか訳の分らない事をいわないように。
動きも性質も違う?そしたら違う元素でしょ?(苦笑)
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瓦礫運搬問題 | 日記
Posted at
2012/03/19 02:02:28