何気に凄いスクープですが…まあいいや。
2012年07月22日
NHKスペシャルから見える原発の問題点(本題の方)【3月14日18時のお話】
2012年01月15日
2号機で何があったかを読み進めてみよう。
に絡むお話。
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■この意味をどうとらえるか…
それは各自の判断に任せましょう。
なるほどね…予想の範囲内ではありますが、そう来ましたか…
1年越しの謎がだんだんと解けてきましたね。
■まずはNHKニュースから
炉圧下げるたび 放射性物質外に
7月24日 19時7分
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富江先生のグラフを使えば…

まあこのベントが一体何だったのかというお話。
Q:何でベントをしているのにはっきりしないんだろうというのが富江見解。
A:首都圏を直撃したから^^;
まあシンプルにいえばそういう事。
もう一つ言えば政府はプルームが来る事を知っていた。
これで外出禁止令説が強化されましたね。
2011年09月14日
計画停電の話(院長先生の計画停電の話で思い出した事)
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もう一つのポイントは官邸データ、とプルーム(自分で分析済)
14日の2号機データの推移(官邸データによる)
日付:時間:圧力容器:水位:格納容器
3/14:10:30/56.5気圧/3800/4.6気圧
3/14/12:30/61.9気圧/2950/4.65気圧
3/14/13:25/冷却機能喪失を発表(対政府)
3/14/16:34/海水注水開始
3/14/17:12/74気圧/不明/不明
3/14/18:06/逃し安全弁開放し、水位-1500からー1100に回復?
(意味不明、開放したら水位下がる、逃し弁は、圧力容器?格納容器?格納容器か?)
3/14/18:22/水位-3700(16分で-2600減った)、
圧力容器自体の損傷の恐れ
3/14/19:03/6.3気圧/水位?/4気圧
3/14/22:40/4.3/-700/4.3気圧
22:50格納容器、圧力異常上昇
3/14/23:54/6.5/??/7.5
【推論】
1)2号機は恐らく突沸、により一気に水位を失った
2)全炉心が露出、溶解(高圧水及び蒸気の為、もともとの温度が高かった)
3)一部は底にたまり、崩壊燃料大量かつ空焚きになった為再臨界始まる。
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■SR弁は空いたという事はエア配管の損傷は消えた。(NHK…)
つまりは圧力が高過ぎてSR弁は開かないという
弁の構造的問題が露見…
BWRはこの瞬間に、終了のコングが^^;(汗)
東通…終了ですな。(ありゃりゃ)
SR弁が開いた時、圧力容器自体に損傷の恐れがある事も自明
格納容器系は22:00前後に壊れてる、【漏れてる】
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もう一つ引用しましょう・
■福島の悲劇の原因です。悔しいけれど。
ベント部隊が安全弁を開いてベントに成功したとき、
ポンプ車の燃料が何と切れていたのです。
私の4月6日の分析では
圧力容器に穴が開いたのは16日です。今回のこの方の読みは正しいでしょう。
4)海水大量投入するも、再臨界止まらず(冷えるのは上部のみ、燃料塊の内部で再臨界)
5)圧力容器の底に穴が開く【16日1:00頃】(水が落ちていくので、結果的にマイナス圧になる)
6)3時間後、3センチ圧の格納容器金属部分に穴が開く
これはJCO型臨界が14日の21時~16日の午前まで続いたことを示します。
(以降はメルトスルーしたので格納容器内で行われます)
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■一言はっきり言ってしまうと、
再臨界の生ガスが、関東直撃したってことなんですよね^^;
そうすると、
2号機主原因説、を皮切りに
3号機混合説
4号機爆発説
色々唱えましたが
2号機の主原因説に見事に戻ってきたという事です。
(最初の説が正しかった可能性が高い?)…
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■政府側からすれば、福島第二とスピーディーで
プルームの強さは割れてたはず…
まあ、計画停電で足止めしていたからいい様な物の
3/15の生ガスはヤバかったという事で
その形跡は日本分析センターとか
CTBT(高崎)に残ってるんですよね…。
2011年06月09日
【シリーズ3月21日】まとめ1)プルームCVの形成と動き【画像諸共まとめよう】
2011年12月08日
【プルーム1,2】CTBT観測と、15日のプルーム時系列を整理【整理整頓?】
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もちろん時系列的には、3号や4号であっても問題はないんですけど…
2号機と15日のプルームに
1年以上ずっと注目してきた自分は
喜んでいいのか悪いのか・・・^^;
■今回のNHK の報道は、少なくとも民主党政府の
有罪と、再臨界?プルームの直撃を示す物で、
消された2号機ベントの謎と意味を解き明かす物でもあります。
■またメルトダウン燃料に塩水をぶっかけると
どうも部分的に再臨界する様で…
14日の中性子はほぼ2号機の再臨界と仮定できることとなります。
■同時に…2号機由来のガス(15~16日)
も非常に悪質であった事も推論できます。
この辺りは数年かけて少しずつ
パズルのピースとして発表されるのだと思います。
ただ、健康に害があったかなかったかは随分と時間がかかる話です。
引き続き注視だけは続けて行きたいかなと思います。
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【追記】これにプラスして菅直人の行動を見ると良く分かります(笑)
一言でいえば見解は正しいけど^^;
国民の事忘れてんだろ(笑)
何度も言ってますけど、日本は神の国だと思う。
奇跡ゴロゴロしてるもの。
日本は凄い、そして福一のスタッフも
ハイパーレスキュー+機動隊、自衛隊も
改めて拍手です。素晴らしい。
そして逃げるな菅直人(笑)首相だったのが運の尽き…
ハトや小沢じゃなくてそれは良かったけどね…
【死んだっていい 俺も行く】原発危機的状況に前首相 東電が発言詳細記録
水素爆発が相次ぎ福島第1原発事故が危機的状況に陥っていた昨年3月15日未明、菅直人首相(当時)が東京電力本店に乗り込んだ際の「60(歳)になる幹部連中は現地に行って死んだっていいんだ。俺も行く」などとの発言を、東電が詳細に記録していたことが15日、分かった。
菅氏の東電訪問は政府の事故調査・検証委員会の中間報告などでも触れられているが、記録からは、東電が第1原発から全面撤退すると考えた菅氏が、かなり強い口調でできる限りの取り組みと覚悟を迫っていたことがうかがえる。
記録によると、本店2階の緊急時対策本部に入った首相は、政府・東電の事故対策統合本部の設置を宣言。「このままでは日本国滅亡だ」「プラントを放棄した際は、原子炉や使用済み燃料が崩壊して放射能を発する物質が飛び散る。チェルノブイリの2倍3倍にもなり、どういうことになるのか皆さんもよく知っているはず」と強い危機感を示した。
さらに「撤退したら東電は百パーセントつぶれる。逃げてみたって逃げ切れないぞ」と迫った。
東電の事故対応について「目の前のことだけでなく、その先を見据えて当面の手を打て」「無駄になってもいい。金がいくらかかってもいい。必要なら自衛隊でも警察でも動かす」と、改善を求めた。
15日未明の段階では、2号機も水素爆発の恐れがあった。状況説明に対し、菅氏が「何気圧と聞いたって分からないじゃないか」といら立つ場面もあった。
菅氏は対策本部に大勢の東電社員がいるのを見て「大事なことは5、6人で決めるものだ。ふざけてるんじゃない。小部屋を用意しろ」と指示、勝俣恒久(かつまた・つねひさ)会長ら東電トップと対応を協議した。
菅氏が撤退を踏みとどまるよう求めた発言と、対策統合本部の設置について、福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)は「(危機対応として)一定の効果があった」と評価している。
今月14日の国会の事故調査委員会では、菅氏の東電訪問時の映像(音声なし)が残っていることが明らかになった。
▽菅氏の主な発言
東京電力が記録していた昨年3月15日未明の菅直人首相(当時)の主な発言は以下の通り。
・被害が甚大だ。このままでは日本国滅亡だ
・撤退などあり得ない。命懸けでやれ
・情報が遅い、不正確、誤っている
・撤退したら東電は百パーセントつぶれる。逃げてみたって逃げ切れないぞ
・60になる幹部連中は現地に行って死んだっていいんだ。俺も行く
・社長、会長も覚悟を決めてやれ
・なんでこんなに大勢いるんだ。大事なことは5、6人で決めるものだ。ふざけてるんじゃない
・原子炉のことを本当に分かっているのは誰だ。何でこんなことになるんだ。本当に分かっているのか
(共同通信)
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シリーズ3月15日 | 日記
Posted at
2012/07/24 21:28:40