■小又峡は一体何ぞや?
知らない人の方が多いですよね。
簡単に説明すると、尾去沢鉱山(鹿角市)の電源の為に
旧三菱鉱業が、秋田県と共同でダムを作って電気を引いた
多目的ダムの太平湖の奥にある峡谷、です。
(観光船のアナウンスによる)
具体的には森吉山塊に属します。
■いわゆる
マタギのテリトリーです
但し、この辺のクマは警戒心が強いので会う事は
あまりないと思います。
意外にも太平湖が「船でしか行けない」環境を作り出し
人の手は最小限に抑えられている、
と言う「奇跡の地」です。
このように産業と共に
電源開発が進んだ訳なのですが、そういうのは無視されてますよね?
自然を愛する、クライマーが山を破壊し
自然破壊の権化であるダムが、自然を身近にしつつ
何故か保護している。
これも
マスコミの伝えない「真実」だと思います。
■そう言えば実際家族との旅行はブログには載せてないんですよね。
載せているのは単独行ばかり、
一人旅は考え事が多いと言う事なんだと思います。
■では、朝6時半過ぎで家を出て
小又峡への道を走ります。
小又ダムは一度峠を越えなくてはいけません。
オーリスが現れたあの峠です。
■長い年月をかけてくりぬかれた峡谷が小又峡の正体です。
■この日は、霜が降りるほど冷え込みました。
その為雲海も発生していて、それらが日の光とともに
溶けていきます。
高みからダムを眺めた後
■峠道には小又峡を望むポイントがあります。
ズームしないとなんだこりゃなのですが
今日(土曜日)の目的がはっきり見えました。
■駐車場につくと、そこで舟券を買う事が出来ます。
注意すべきはカメムシ軍団。
越冬のために隙間に潜り込んできます。
ちなみにこの数が多いと雪が多いとか。
豪雪がうかがわれますね。
帰ってきたときには西日ぼっこで大変な事になってました^^;
■船は9時半発が始発…でも
団体の臨時便が9時に出るよと聞いて、8時50分頃降りて行ったのですが…
早めの出発で乗り過ごしてしまいました。(汗)
この事は行程に若干のずれをもたらすのですが、
仕方のない話でした。と言う事で、何枚か写真を撮って
船は降りやすい場所を確保する事に決めたのでした。
ブログ一覧 |
東北案内 | 日記
Posted at
2012/10/30 09:48:47