• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2012年12月04日

【だから破砕】破砕帯はガンガン動かない【笹子にある巨大な破砕帯】

■ボルトから来る外力の話
2012年12月03日
【ボルトが折れるのは危険なサイン】ボルトと設計思想のお話。


■相模トラフ系の断層の話
2012年12月03日
【断層危険地帯】実はとってもヤバい今回の崩落事故【相模トラフの危険上昇】


■耐震技術の発展と地震の巨大化の話
2012年12月03日
【揺れすぎって事】コンクリートが人に… ((((;゚Д゚))))【高耐震インフラの必要】


■そしてそれを支えるコストの話
2012年12月04日
トンネルの保証期間とインフラの外資化の恐怖


**************************
リスク管理はこれらの、
要素を勘案して決めるものと思います。
人情だけでもない、お金だけでもない
そして技術だけでもない、責任だけでもない


そこに賠償を入れるとすべてのバランスが崩れます。
だから出来るだけ変な賠償を入れない
「正統な賠償」のみを補償する、
ゴネ屋排斥の役割が
とっても大事になります。

*************************
■私も経験と既存の知識から語ることしかできません
だから、自分の知識や経験から推論した場合
検証の必要があります。^^

誰の為でもなく、自分がゴネ屋にならない為にね。
実はこの笹子トンネルは、飛島の施工です。

で、調べてみると…オースゲー
200mもある破砕帯、6トンの地下水


****************************
200mの破砕帯と言う事は、
逆にいえば破砕している=断層ではない
ので容易に滑ったりしないと言う事です。
綺麗な断層の方が地震は危ない
訳。

でも同時に破砕する位の力が
かかっていると言う事
でもあります。

■つまり破砕されて断層は無いけど
相模トラフ系の圧力はかかってる=
相模トラフ系の圧力が増している




******************************
■東日本大震災以降のエネルギーは確実に…
相模トラフ系にもかかってる。

この事故はその裏付けとなると思います。

■あとはアンカーが折れたのか抜けたのか
折れて抜けたのか・・・
です。

■そしてアンカーはなぜ抜けやすい直刺しだったのか??

************************

■恐らく、コンクリート養生時には、
地下水を止める為に
穴を出す事が出来なかったから、という答えが用意されるでしょうし
直刺しのアンカーを入れれば、そこはコンクリートが薄くなりますから
水漏れの影響を受けやすくなります。

多分、コンクリートの質が悪いんです。
水打たなくても6トンも来れば、水の中用のコンクリで
やるんでしょうが、シャブコン状態です、
ベストではない。

そして1枚で打たなければ、
コンクリの継ぎ目は圧倒的に弱い。
だからトンネルが数ミリ単位でずれる可能性もある

********************
■そこは設計だけじゃ絶対にカバーできないんです。
つまり「設計通り」なんてありえない
設計品質だけじゃなく、施工品質も
あらゆることを詰め込んでいる筈で
多分…もし非常通路が不完全とすれば
破砕帯のせいで
そんなもんできなかったが正解。
(当時はトンネルマシンもないしね)


■まあこの不景気、それもインフラ不景気で
もう、発破もセメント技術も継承が中途半端です。
見よう見まねの中国がこれ
(jawayさんの元ネタと推定)

*************************
■最終的にはアンカーの点検不足と
施工不良でごまかされると思いますが


ちょこば的には相模トラフがヌルヌルみしみし
力がかかって、破砕帯がゴリゴリ言ってる
ついでに地下水がドボドボ出てる
と考えると物凄く合点がいくかと思います。

**************************
■で、結果としてアンカーが
破壊されて今回の事故が起きた


つまり次の大震災の
エネルギー充電は続いている訳です。
それが相模トラフーフォッサマグナ系に
繋がっているとすれば

万が一を気にすべき原発はどこか?
私達は防災をもう忘れていいのか?

気をつけるべきは浜岡、
そして防災は忘れるべからず


**************************
■今は選挙ですので、
自分を含めてつい大きな話にしてしまいます。
自分の場合「ゴネ屋は逃げ遅れてタヒんじまえ」
と思っているんですけど…

民主党の嘘つきと非道を

自民の間抜けさに目を瞑って説く訳です。
前回の意趣返しみたいなもんですし、
マスコミ一体じゃないし、甘いと思いますよ。

冗談はさておいて…
**********************
自己責任と防災と、万が一の備えと、
そのバランスを考えると、
政治と言う大きな話じゃなしに
「大震災リスク」は
私たち一人一人に帰ってきます


みてると、今回独立で動いていた
「対策派」は多分迫害の中で
集団宗教化して、
次回は「一見さんお断り」です^^;


実際宗教化した所も多そうです^^;
************************
■だから個人が賢くなってリスクを回避できる
万が一の備えを楽しくする…のも当ブログの狙い。

備忘録かねてるし別について来なくてもいいし、
死にたい奴はしにゃあいい。
大体いつ起きるかも分からない、

それが山屋的感覚ですからね。

でもね、北海道南西、三陸はるか沖、阪神、東日本
を体験した経験から言えば、
また、体験できそうな気がする^^;

まあ中心地にいないんだから死ぬ事はないと思うけど
長い目で見て、如何にコストを落としつつ
備えをしていくか?

**********************
■インフラも皆が使うもの
・・・だけど、
同じ事が言えるんじゃないのかなあ


*********************
■何よりも、面白いのは
何故相模トラフ系の断層が途切れているのか
固くて割れなくて、砕いた破砕帯になって造山してるんですね。

で、別の部分が断層で動いている訳ですよ。




■凄いなあと思うと同時に、固いとこの近くには破砕帯がある訳で
原発と活断層と破砕帯を結び付けるのは無茶だなあ
と思います。

古くて固い地盤には破砕帯はほぼおまけですからね。
その証拠にゴネ屋が地震だと何百回叫んでも特大地震は来ません。
でも百万回に一回でも叫んでいれば伝説になれますから
狼少年は叫び続けます。

めんどくさ…
ブログ一覧 | 笹子トンネル事故話 | 日記
Posted at 2012/12/04 12:49:10

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

この記事へのトラックバック

■民事。賠償論:吊天井崩落事故@笹子ト ... From [ 道 ] 2012年12月10日 02:33
←またしても、弘(2型)さんのページより拝借した画像ですが・・・ 「自賠責保険」が想定してるのは、 ←こういう構図・・・だと思うんですよ。 何が言いたいのか?といいますと・・・ 笹子トンネルの崩 ...
テクニカルタームと宗教化傾向について。 From [ 道 ] 2013年1月12日 11:21
この記事は、 フィクションに近い性質のものですが、 【だから破砕】破砕帯はガンガン動かない【笹子にある巨大な破砕帯】 ■自己責任と防災と、万が一の備えと、 そのバランスを考えると、 政治と言 ...
ブログ人気記事

マンハッタンゴールド&CCウォータ ...
8JCCZFさん

次女(小学5年生)の夏休みの宿題!
京都 にぼっさんさん

アベイルでホンダグッズをまたまた買 ...
ウールさんさん

大倉山ジャンプ競技場からスゴいうど ...
エイジングさん

岩手マダムは優しかった
アーモンドカステラさん

2025.08.18 今日のポタ& ...
osatan2000さん

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「サイトカインによる死者続出とか結構共通点があるんだよね。GIGAZINE人類史上最悪の伝染病「1918年インフルエンザ」に関する10の誤解
https://gigazine.net/news/20200330-10-misconceptions-about-1918-flu/
何シテル?   04/01 12:44
chocovanilla改め「ちょこば」です。(短くしただけ) チョコラ+バニラの二匹が発祥だが彼らは登場しません。ドライブブログかなと思っていたのですが、原...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
1011 1213141516
17181920212223
24252627282930
31      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

ちょっと、お墓参りにいってくる 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/08/19 20:33:09
レッカー・・・orz 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/03/13 20:55:46
中東に悩む 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/02/02 08:15:15

愛車一覧

日産 ADバン 日産 ADバン
日産 ADエキスパートに乗っています。(単身往復マシン) 足回りカッチカチで楽しいです。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation