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ウイグルで行われた核実験にはどんな特徴があったのだろう。
その見解は
京都大学の論文に詳しい。
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■その回数は46回に及び、
中国に留まらずカザフスタンにまで
被害を及ぼした。
しかしながら、その被害が比較的に日本に
知られていないのは、マスコミのせい、と言う訳ではない。
実は
、「北京」が関係している。
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風向きにおいて北京を避けた為に、
日本にもおまけで放射能が届きにくかった、
と言う事だ。
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問題はその爆発方法であった。
その特徴は
地表核爆発の多さである。
■なおカザフのセミパラチンスクではたった4回の地表核実験が
85%の汚染を誘発した。
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■その理由の一つに、
微粒子と一緒になった
ダーティーボムがある。
■故に広島、長崎とは、比較にならないFPが発生した。
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■その健康リスクは明らかに上がった。

しかし、そのリスクは
46回の核実験を考えれば
当然の物と言える。
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■そこにはやはり北京を意識した
風向きが大きく影響している。
■ただ、ウイグルの場合は、線量も半端ないと言える。
カザフスタンの場合で500ミリシーベルト近くにも達する。
■しかし外部線量だけの考えに騙されてはいけない。
この地域特有の気候や、地形もまた健康被害に
大きく関係しているからであり、
これまで外部線量に比例していた為に、
線量による害で片づけられていたFPの被害は
チェルノブイリで予想以上の
健康被害が生じた、ミッシングリンクを埋めるものだからだ。
同時に1986年以降の影響の一部には、
チェルノブイリもあるのかもしれない。
正直がんは、カザフスタンにおいては
放射能との関連は薄いと思われる。
■一方でウイグルでは1.35倍程度に
がんの発生率が増えている。
■いずれにしても
FPの循環
と外部線量との相関には、意外な「からくり」がある。
それを次回で説明して行きたいと思う。
ただ、これは中国政府による、
明らかな国家犯罪であり
地震起責の震災とは
比較にならない
そして被ばく量は「全く」比較にならない。
そして彼らは奇形やがんに苦しみつつも
民族が滅びた訳ではない。
(続く)
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核拡散とテロと実被害 | 日記
Posted at
2013/01/24 22:23:24