■最近気候の変動が激しいですよね。
札幌の桜の開花は何と今年は史上最も遅く
東北も大幅に遅れました。
一方の東京は早くて温暖化ギャーのギャーの
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■でも寒いんだか暑いんだか気象が、ちょっとぶれ過ぎじゃないのか
と思う人が増えています。
実際はどうなんでしょうね?
実はこの手のエントリーは何度か特集していたりします。
2012年06月01日
【温度差】大事なのはΔt(デルタティ)【異常気象が今後頻発?】
2013年01月15日
地球の熱収支とエコの未来を考えて
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そもそも暖流と寒流は性質が違います。
寒流は密度依存(つまり真水が多いと表層をおおう)
暖流は温度依存(つまり温かいと軽くなって表層をおおう)
故に寒流は山の恵みを受けているケースが多い
=栄養が多い、と言う特徴があります。
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■ところが温排水と言う物が人間活動によって生まれてきました。
良く
反原発派が騒いでいる原発の温排水もそうですが
そもそも原発に限らずあらゆるものから湧いてます。
■問題は日本の場合は暖流に囲まれているので、
少々流そうが何だろうがいいのですが、問題は北の方です。
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■代表がアムール川の流量減少
そもそも上流は中国ですので、湯水のように水を使って温排水を流します。
つまりは「川の流量が減った挙句に温まる」んです。
長い目では海水温に異常が起きたり、流氷が減ったり
温水ですので水蒸気量が増えたり、等など色んな影響が出やすいんですが
もちろん
中国が原因なのでスルーです。
日本のマスコミはしばしば分かりやすいですからね…

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■問題はそうこうしている内に…
永久凍土が溶けてきた、と言う事です。
ついでに林が枯れつつある
永久凍土が溶け始めた
実はヤバい永久凍土 飯島慈裕さん(1
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■
林が枯れることで日射が届きやすくなります。
氷が解けることで海の色は濃いですから、吸熱します。
温暖化の問題点は温暖化を促進する、と言う事なんです。
つまりCO2はほとんど関係ない
だから人間がいてもいなくても気象変動は起こってきた
と言う訳です。
一方で真水は海を覆いますので
その部分では蒸発が減ります。海水の熱の対流を止めてしまいます。
(ヤンガードリアス期)
これは寒冷期要素ですがそのうち、熱循環をまとめてお返ししてくれますので
異常気象要素です。
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■要するに温水が無い所に温水ができて
冷水が無い所に冷水ができる。結果として
偏西風の蛇行が頻繁に起きて読みづらくなる
もう一つは
降水量の増加です。
氷を溶かすのには気温以上に日射と水が大事です。
春の雪解けは気温以上に雨でおきるのです。
そして水を吸った土地は、日射で温まりやすい、と。
そして凍土からはメタンがぐつぐつ湧きます。
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■つまり
温暖化が進むと、一部寒冷化しつつ全体としては温暖化に進む
と言う大変な事が起こります。
CO2がどうのこうので止められるわけがないんです^^;
中国の経済発展の方が
日本の努力(経済活動自粛&不景気)
の数十倍数百倍で吹き飛ばしていく訳ですから
全く意味が無い訳なんですよね。
ちなみにCO2は気象変動のおまけであって
CO2が気象変動を起こす訳ではなく
それはグラフにも表れています。
現代における温暖化には、CO2自体は
ぶっちゃけ関係ない事が分かりますね(苦笑)
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■ただ、CO2が出てるという事は一方で熱が出てるという事です。
空中に放出されるならともかく、
水を介して熱循環して行くと、
氷を溶かして温暖化を
「スタート」させてしまいます。
もうスタートとっくにしてますし
原因はよく分からないんですけど(苦笑)
温排水はどうも関っているのかなと思っていたりします。
その内水温と空気の差が広がって、蒸散と言う
物凄いパワーが湧いてしまうと…
大変な事が起きてしまいます。台風の巨大化も結局暖流経路だったりしますし
その裏には空気との温度差≒デルタtが大きな意味を占めます。
裏返せば、空気が温暖になっても、その分水を
あっためた方がバランスがいいのかもしれませんよ
■結局温暖化はより激しい温暖化を招くが何かをきっかけに
大量の水蒸気や雲が湧いて
日照が不足すると物凄い寒冷化を招く^^;
これが過去の歴史から学ぶ、気象変動、と言う訳です。

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…と言う訳で今後が、
どの程度まで温暖化が進んで
どこでガックーンと来るのかは分かりませんが
全体としては「温暖化」に向かっていますね。
それが人間の活動が原因なのかはよく分からないのですが
『温暖化の引き金の一つ』を人間の行動が一つであり
その熱循環は未だに地球規模では謎です。
2013年01月15日
地球の熱収支とエコの未来を考えて
過去には真っ白になった地球がスノーボールの様にあったという説もあります。
2011年09月22日
スノーボールアース?!!
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■つまりは○○すれば××するような単純な話じゃないという事です。
結局今言えるのは
CO2による温暖化は詐欺である。
ただCO2が湧くという事は熱量が湧いている訳で
その熱量が水に伝わると、温水膜ができるが
その影響はイマイチよく分かっていない、
しかし、普通に考えると
ΔTを増大させるため
地球の気象変動を起こす気象変動の
「きっかけになる」可能性は高いが
もう「きっかけ」は起きているので分からないが
とりあえず気流の影響≒対流の影響と考えると
影響があるのが自然の様だ。
今後どうなるかはさっぱり分からない…という結果でしょうね。
さあ、どうなるのでしょうか?
太陽がやる気が無いから寒冷化してくれるのか、
地球自身の温暖化の温暖化増進が勝るのか、
とりあえず出入りの激しい気候がしばらくは続くとは思います。
もう一つ言えば基本日本は、海に囲まれていますから影響が少ないです。
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■そして排出量を見ればじたばたしても意味が無いのもよく分かるかと思います。
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気象を科学しよう | 日記
Posted at
2013/06/07 20:07:52