■以前に泥封されるから、その有機物どもは
放射性物質共々出て来ないと書いた事があります。
数件ご質問を頂いて、そんな事は言ってもそれが食物連鎖になって
人が食べて、放射能で人が死ぬかも知れない系の
人も中にはいました。
(ほとんどは完全じゃ無いのに断言できるの?系でしたが)
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■泥は上から上から積っていきます。
そして雪と違って解ける事はないんです。
上から被さる事で押しつぶれて「どんどん固く薄くなって」行きます。
その圧力には水圧もある訳ですから
『圧力前提』の生き物たちしかそこには住めません。
■リュウグウノツカイが上がってきても死んでしまうように
大王イカの生きている姿が大スクープになった様に
深海には深海の姿があって、そこは人の世界とは違います。
水圧があるから浮きあがってもこれない
息を吐きだして沈んで遊んでいた、
という、困った潜水系ガキだった私にとっては
当り前の事だったりします。
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■さて、そこまでに
泥封の効果を叫ぶ私ですが
当然エビデンス、いわゆる証拠があります。
最初は一回言えばいいだろうって思っていたんですが
申し訳ないのですが何度も繰り返す事にしました。
前にも書いた通り、人は都合のいい情報しか見てくれません。
それはもう、人間の特性で、
騙されやすい人はだから何度でも騙されます。
詐欺師の情報が『都合がいい』からなんです。
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■お得で甘ったるくて不自然な情報が好きだから
そういう情報の人を求めます。
完璧を志向する人達は、大丈夫という話を信じません。
大丈夫はこの世に存在しませんからね^^;
副作用として…
不安を吹き込む反社会分子に取り込まれやすくなります。
もちろんそれは勝手な話ですが、下手をすると…
しかしそうなったのは説得に力を尽くさなかった人が悪い
とたまに隣国人の様な事を言う人間もいます。
なので繰り返しになる事はご容赦ください。
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■さて、このたび
三方五湖(福井県)の『年縞』が世界の標準時となりました、
どういう事かと言えば
蓄積し堆積した泥に
7万年分の情報がたまっており
それが世界的に『標準』だと認められたという事です。
【追記】た移籍になっていたのでさすがに直しました(汗)【追記終】
つまりレコードの溝の様に7万年分の情報が泥の中に蓄積されている
という訳で。『泥封』の基本が詰まっています。
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■逆を言えば泥というのは思った以上に安定している訳で
理由としては海底や湖底は大抵酸素が不足しているので
生き物はあまり生息できないんです。
もちろん、酸素以外の硫化水素を作る様な菌は生きていられますが
非常に能率が悪いから、その多くの有機物を生かすだけの
エネルギーを取り出す事は敵いません。
酸素の存在は大きいのです。
しかも日本には梅雨がありますから多数の泥が流れてきます。
春には黄砂もあります。

それこそ
ミルフィーユの様に歴史や気候が残っている訳です。
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■とは言え何故それが、三方五湖に7万年も残ったんでしょうね?
それは若狭湾が、沈降地形であるからです。
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■ちょっとずつ沈んでいくから、最終的に陸地になることなく
ずっとそれなりの深さであり続けた訳です。
そして、周りの陸地から常に泥が流れ続けてくる。
■そしてそれに使われる歴史の指標が
C14です。これって当然の放射性物質。
当然ではある訳ですがセシウムなんざより当然量は多いです。
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■逆を言えば
セシウムもマーカーには十分なりえる訳で
それが長崎の西山貯水池にもあった訳です。
気象や歴史話も一見原子力には関係ないように思えるかもしれませんが
真面目な学問の話であれば、十分に関連があるのは当然の事で
その意味で、
三方五湖(福井県)の『年縞』が世界の標準時
となった事はとても大事で凄い事なんです。
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■逆を言えば福島原発の記録は、水底の年輪にしっかり残る訳で
その辺りを見ればどれくらいの量が漏れて
何処に溜まったのかはまる分かりという訳です。
もっともそういう話をするとすぐに汚染だとか健康にとか
そういう話に変えてしまう人も出ますけど、
逆に放射性物質は、測れる訳ですから
そんなギャースカわめく価値はない筈、なんですけどね。
健康に及ぼす量を自分で飲み食いしない限りは大丈夫ですし
その量を飲み食いするのは、わざとじゃないと無理な訳です。
もっとも今回の事故当初はそんな事を言えない位
出てたわけで^^;ようやく下がってきたみたいですけれど
地中に死ぬほど、放射能があるのは当たり前で
それをくみ取るのは…無理にきまってます。
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■故、吉田所長が、とにかく海水注入をしたからこそ
地下に汚染が移ったのであって…
全部地上に出せば、満足するのかなあ??
海の底と地上とどっちが安全なんでしょう?
普通に考えればわかる筈ですけど
日本人に災いあれと言う人が
反原発派に多い以上、やっぱり地上で
汚染水をまき散らす方が、反原発派には
理想なのかもしれませんね^^;
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■ま、何度言っても、漏らすなんて許せないニダ
しか言わない訳で、その辺は韓国との連携もばっちり(笑)
でも花火でガソリン撒く方が死者がよほど多いのだよ。
東電幹部以上にマスコミ様が人権を守ろうとしているけどね…。
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■
汚染水危機も何もそんな事、最初っから分かってたわけで
だから最初っから流してしまえって吐き捨ててた訳で
もちろん流さないで済むならそれでいいんですけど
すむわけねーだろって話です。
そんな事は震災当初から分かっていた事で
今更なネタ、なんですよ。
2011年04月15日
汚染水をどのように退治するのか?疑問と希望
同時に割切って少しずつ漏らすしかないんです。
それは当たり前で、だからこそ、
沿岸漁業の再開に自分は反対しています。
毎回毎回風評被害が起きたらやってられませんからね。
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■ともかく
泥封や、放射性物質のマーカーとしての捉え方には
それなりの理由も根拠もあるんです。
いずれにしても
大丈夫でなければ何もできないのであれば
一生ニートで部屋からも出ない事をお勧めしたいです。
目と耳と口をふさいで、五感を絶って暗黒の中で暮らせば
きっとお花畑が見えてきますよ
かの偉大なルーピーの様にね^^;
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■いずれにしても忌々しいという感情と
実際にやるべき事や道は違います。
私達の住む陸上は除染し、海中、水中は泥封する
放射能に関してはこれは絶対の原則です
陸上の除染は無駄にだと言った人にはとくに、
そのクセ水中かよと言ってみたくなります。
。
戦時中の米軍が鬼畜だろうが、日本軍が立派だろうが
帰ってこない物は帰ってこないんです、
悼む事と返してくれとわめく事は違います。
勘違いして1千年怨む、馬鹿国民も何処かにいる様ですが
私達はそこの見極めや弁えが出来る国民が多い筈です。
法的に正当な領土は一応返って来るべき物ではあって
返って来るべきものを返らなくていいとカッコをつけ
返らない物を、返してくれとわめきまくらない様に
近隣の国々にはいい反面教師がいるのかもしれません。